その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

誘惑

2015-08-22 13:35:00 | 暮らし

マタタビ科の「サルナシ」の果実です。

今は亡き我が家の古老が植えた「サルナシ」が繁茂し、茶の間の日除けとなっておりましたが、フタモンアシナガバチの格好の営巣場所となり、オッカーが剪定…バッチリ根元から切ってしまいました^^; しかし、敵も然る(猿)者引っ掻く者…根元から1本蔓を伸ばし、数個ではありますが実を着けました。見た目は無毛のキウイ。それもそのはず、同じマタタビ科のシナサルナシを品種改良したものが「キウイフルーツ」なのですから…味は?完熟した実は、確かに酸味もありますがキウイそのものであります。(小さくて手間ですけれど^^;)
強烈な「金縛り」に遭った翌日、お酒の飲み過ぎによる体内イオンバランスの崩れと軽い疲労が原因と勝手に自己診断し、朝仕事は軽めの調整。けれども、ナスやトマトの果菜類は、人を待たずに過熟してしまいますので、コツコツ収穫してやらなきゃねぇ。


pikoさま♪李音さま♪これが薄皮丸茄子の瓶漬けです^^;

朝夕は涼しく(時には肌寒く)なりました。ナスも気温のせいか結実が悪くなり、瓶の中身がスカスカですが「丸茄子の瓶漬け」であります。新たな商品開発を目指し、長ナス(中ナス)を「若もぎ小茄子の置き漬け(塩蔵)」しているので、瓶の中身はさらに寂しい。レシピが無いので、勘と経験で新たな漬けだれを考案しリリースする。出稼ぎ先の若い衆がモニター(実験材料)になる予定ですが、被害者を出さないように手だけは一応洗うことにしてります^^;
完熟したトマトだけを収穫しておりますが(本日はこれで3分の1)さすがに、自宅だけでは消費仕切れませんので、これまた出稼ぎ先に…美容と健康のために婦女子にはウケる逸品であります。9月になれば、一段と甘みが増すはずです。(正直なところ、8月の水っぽいトマトは提供し、糖度10度を超えたころから売り出そうなどと、密かな野心を抱いておりますが…)
白い花を咲かせる「サルナシ」の花言葉は「誘惑」なんですと…甘酸っぱい香りを漂わせるサルナシの実が、ツキノワグマやニホンザルを誘惑するのでしょうが、サルより毛が三本ほど多い『夢屋国王』は、甘いトマトで婦女子を誘惑(甘い幻想であります^^;)

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金縛り

2015-08-21 13:51:51 | 暮らし

オオバギボウシの花言葉は「静かな人」

「深紅の大優勝旗」は、今年も白河の関を越えることが出来ませんでした。(航空機で北海道に行ったことはあるけれど^^;)第51回の松山商VS三沢の延長18回引き分け再試合が記憶に残り、今年も東海大相模VS仙台育英は、6回に同点に追いつくも残念、9回に逆転弾を浴びて準優勝に終わってしまいました。既に他の後輩球児たちは、来春の選抜に向けて練習を開始しているのでしょうか?
「白河以北ひと山百文」…不毛の土地として揶揄された東北地方も着実に全国で戦えるチーム作りが出来るようになっただけでも喜ばしいことなのですが(傭兵も多いですけど…。)


ダンゴムシは「節足動物門軟甲綱」…昆虫ではありません。

残念な思いを引き摺りながら、ネギや里芋に土寄せし、夕刻秋野菜を植える場所を耕起しました。ブログネタに困りながら、こんな時は眠るに限ると布団に入ったものの、身体が動かない…背後から誰かに羽交い締めにされた気分。オッカーが部屋に洗濯物を持って来てくれたのでありますが、助けを呼ぶ声が出ないのであります。ようやく背後から締め付ける相手の指が一本見えたので噛み付きました。それこそ指が食い千切れるほどに…そして、解放されました。何と「金縛り」…すべて夢であります。ハハハ、管理機に引き摺られて、肘とふくら脛に疲れが溜まっちゃいましたかね^^;
子どもの頃、内気だった長女の『有季菜先生』は、石の陰に隠れたダンゴムシを握りしめて「おと~しゃ~ん!ダンゴムシ~!」と良く見せてくれたものであります。危険を察知すると丸まって災難をやり過ごすダンゴムシであります。節足動物ではありますが、軟甲綱に分類されるため、昆虫綱とはちと違う。大型のものは「深海の掃除屋」ダイオウグソクムシもワラジムシ目で同じ仲間…決して、金縛りに合って丸くなっている訳ではないのでありますよ^^;

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恋の心変わり

2015-08-20 20:02:38 | 暮らし

朝咲き 夕は消ぬる 月草の 消ぬべき恋も 吾はするかも

夕方には萎んでしまう「ツユクサ」の儚さと報われない恋…私の場合は「変な恋心」でありますけれど^^;
10年来、同じ職場で働いた同僚の父親が亡くなりました。約40年ベッドから離れられない療養生活ではあったけれども、家族の支えとしての大きな役割にひと区切りを付けられたようであります。また、約1年半クライアントとして相談を続けてきた方も突然亡くなられました。つい10日程前に相談事に耳を傾けたばかりだと言うのに…。彼もまた良く働き、福島原発事故の見えない風評被害に沈んだ方でもあります。その長短は別にして、過ぎてしまえば人生は「ツユクサ」の花のごとく儚いものであります。しかし、ツユクサの植物体自体は、茎にある節から根を出し繁茂する、精力旺盛な草でもあります。生き抜いた姿勢は、家族が生きている限り、その心の中に生き続けると思う『夢屋国王』でもあります。


タネツケバナの花蕾を這う『一丁前太郎君』です^^;

体長5mmほどのマイマイ(でんでん虫)であります。彼♂(いや彼女♀)…雌雄両方の生殖器を持つから、彼♂と呼ぶべきか彼女♀と呼ぶべきか悩むところでありますが、命名『一丁前太郎君』ですから、今のところ彼♂と呼ぶことにしましょう。(現実に、♂の生殖器の方が先に成熟するらしいので^^;)朝露に濡れたタネツケバナに着いた藻類を舐めているのでしょうか?歩みは鈍いのでありますけれど、乾燥すると貝殻の入口に粘液で薄い膜を張って乾燥(悪条件)をやり過ごします。陸上に住む腹足類なので、肺呼吸が出来るんです。
暑い日中はビールを飲んでやり過ごし、日が暮れ始めた頃に起き出して、ネギと里芋に耕運機で土寄せ作業。夏草が繁茂した畑の草を刈り、トラクターで耕耘し久し振りに土が顔を見せると、また秋野菜作りの意欲が湧くというものでありますよ^^;
「ツユクサ」の花言葉は、「恋いの心変わり」「わずかな楽しみ」なんですと…お祭りの賄いに夏野菜を提供しましたが、本日、心ばかりの謝礼を素直に頂戴しました。秋野菜の種代程でありますが、「心変わり」しない内に遣わせていただくことにします。

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友達のよしみ

2015-08-19 11:15:30 | 暮らし

朝顔、昼顔、夕顔、夜顔…まさか、深夜顔

ヒルガオは、地下茎で繁殖し、しかも根が深いので、一旦畑に出始めると厄介な草であります。(薄いピンクの花の色は、オジさん決して嫌いじゃないのですが…あるアンケート調査によると女子の「勝負下着」の色、第1位はパステルピンク28%なんだそうです^^;)
草を刈っても、一般的な除草剤を散布しても一向に絶える気配がありません。アスパラ畑などは、今年も草に負けてしまいました。A区画の作物に力を入れればB区画が、B区画に力を入れればC区画が草で覆われてしまうという繰り返しであります。出稼ぎの合間の朝夕に気なりに進める一人作業では限界というものであります。そして梅雨…畝間を拡げて管理機が入れるようにして…結局、畑の土がぬかるんで機械が入れない。梅雨明けの頃には手に負えない状態になってしまうのでありますよ^^;


キリギリス科の「クサキリ」でしょうか?

田んぼは最後の追い込み…とは言え、草刈りもなく今は水の確認と捕虫網を振り回すだけ^^;
殺虫剤を散布して5日め、「アカスジカスミカメ」が1匹、2匹とネットに掛かりますが、散布前よりは生息密度は低くなっているようであります。畦道から捕虫網を30回ほど振り回し、採れる虫の数で防除適期を探る…しかし、米の品質が格落ちしないギリギリの適正な生息密度とは、一体どの程度なのだろうか?無差別大量殺戮を繰り返せば済むことかも知れませんが、余計な殺生もしたくはない。今年はイナゴの数も気のせいか少ないような感じさえします。草むらで「クサキリ」らしいバッタ♂を見つけ、カメラ撮影NGの彼を追いかけて、ようやく遠目から撮影させていただきました。ギャラを含めて出演交渉をしないと、昆虫たちは、のろまな『夢屋国王』のカメラに収まってくれないのでありますよ。
ヒルガオの花言葉は「友達のよしみ」…おフランスでは「人妻の昼の情事」を意味する言葉もあるとか…カトリーヌ・ドヌーブ主演の「昼顔」と題された映画もあったとか。アタシャもう面倒臭いことが嫌いなので、「友達のよしみ」で薬剤散布控えるからさぁ…カメムシちゃんも吸汁控えてくれないかねぇ^^;

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つつましい幸福

2015-08-18 12:18:06 | 暮らし

山形県置賜地方特産の「薄皮丸ナス」なんですが…

本日の『夢屋国王』は、出稼ぎ先の部下たちの出勤状況を見ながら、午後「夏休み」を頂戴しました。久し振りにシトシトとそぼ降る雨、秋野菜の植え床も作らなければならないし、運良く(?)オッカーも実家へお盆礼に行っていて不在^^; 伸びた草を刈ってはひと缶、耕うんしてはひと缶と美味しくビールも頂戴しました。
第97回全国高校野球選手権大会も佳境に入り、ベスト4が出揃いました。花巻東、秋田商を仙台育英が二日続けて下し、同じ東北勢の星のつぶし合いに、少々残念な感はありますが、関東勢3校東北勢1校が残り、明後日は準決勝…こりゃ~同じ東北人として仙台育英を応援せざるを得ませんて^^;


「E3系」…私は「撮り鉄」ではありません^^;

突然ですが、「山形新幹線」は、このように在来線の軌道(広軌)を走るのであります。関根駅(在来線停車駅)から羽前中山駅(在来線停車駅)の間は、ほぼ単線路線であるため、新幹線車両が駅で待ち合わせをすることも^^; 人身事故や踏切事故も起こってしまいます。「山形新幹線」開業早々、米沢-高畠駅間で踏切事故発生…トラクターが踏切を渡ろうとして、ローターで遮断機を引っ掛けてしまったらしい…「あ~あ、やっちまったかぁ~!」こんなのどかな「新幹線直行特急」なのであります^^;
ええ、実は「高倉健さん」追悼DVD「海峡」も休みを利用して鑑賞しちゃいました。『昭和三大バカ査定』と揶揄された「青函トンネル」先進導坑貫通までの映画であります。1964年鉄建公団設立から1988年の供用開始まで24年間。巨費と土木技術の粋を結集して建設されましたけれど…2016年3月に新青森-新函館北斗間が開業する予定であります。スピードを競う一方で東北新幹線の新青森駅延伸によって、赤字在来線は地元負担に押し付けられ、交通弱者はさらに不便を余儀なくされておりますが…。のどかな山形新幹線は、在来線も同じ軌道を走ることから、まだJRさんの直轄で運行されております。(まぁ、地元にとってはコチラの方がよろしいかと^^;)
九州地方では、巻頭画像の「丸ナス(小茄子)」は珍しいのでは?結構皮が硬いのですが、最近は、特製の漬けダレで瓶漬けがご家庭漬けの主流であります。夏場はこれで、ご飯がススムくんでありますが、高血圧症には気をつけましょう^^;
お気づきのこととは思いますが、ナスの花言葉は「つつましい幸福」「希望」なんですと…整備新幹線は、地方にとっては「希望」なんでしょうけど…。
 

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忘れられない想い

2015-08-17 20:33:46 | 暮らし

野紺菊?柚香菊?野菊と呼ばれる種は多くて^^;

「送り盆」…のんびりしたい日曜日ではありますが、朝から盆踊りの食材調達係であります。長男『ポン太郎君』まで動員して枝豆を取って水洗い。友人『ノロ社長』のトウモロコシまで盗んで?食材調達終了であります。後は『賄いバァさん』にバトンタッチ…彼女の料理教室の弟子たち(職場の女の子たち)は十数人…若い、実に若い…ということは、私も引退の日が近付いているということにほかならないのであります^^;
町内で唯一の親戚宅で線香をあげ、叔父叔母とお茶飲み話。我が家の古老が亡くなってからは、私の恒例行事となりました。お年寄りの文句を聞きながら、置き漬けの要領や畑作業のコツを教えて頂き、ちゃっかり次の展開を考える『夢屋国王』であります。


山形新幹線なのに「こまち」が…

帰省客を乗せて「こまち」が走る。山形新幹線は当初、銀色にグリーンのラインが入った400系車両「つばさ」が走り、『翼のない航空機』と呼ばれたのでありますが、今ではE3系車両…「こまち」が使い回されております。福島駅以北は、在来線(標準軌)を走行するものだから、こうして高畠駅でスレ違う車両を踏み切りから撮影することができるのであります^^;
故郷のお土産を携えて、さぁ今日からまたお仕事、お仕事…立身出世なんかしなくたって、元気でさえあれば親は安心するもの。いくつになっても盆正月くらいは顔を見せて欲しいものであります。そう言えば、北海道に住んでいる『え"つ"こ"』がお盆に帰って来ました。彼女の両親も実家も既になくなっているのでありますが、何年かに一度、同級生の顔を見にやって来るのであります。オヤジを一人北海道に残しての帰省…往復の旅費は3万9千円ですと^^; 地元に残る同級生が急遽集まり昔話に話が弾む…これもまたお盆の恒例行事でありますけれど…。
一般に『野菊』と呼ばれる花は色々ありまして、カントウヨメナ、ノコンギク、ユウガギクetc.…巻頭画像は、柚の香りがするという「柚香菊」ではないのですが、久し振りに元気な顔を見せてくれた『えつこ』に敬意を表して、ユウガギクの花言葉『忘れられない想い』を差し上げましょう^^;

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ほのかな想い

2015-08-16 13:12:41 | 暮らし

アゼナの花言葉は…┗(;´Д`)┛超おもてぇ

試験農場のつもりなのに、『夢屋農園』に大量注文が…薄皮丸ナスの漬物10瓶、長ナス100個、キュウリ50本、トウモロコシ30本、ゴーヤ2本、枝豆100人分(適宜)、ミニトマト適量…お祭りの賄いですと…しかもタダで^^;
確かに自宅で消費するには手に余るほどの量はありますが、これだけ一度にというと、終わりかけのキュウリとナスが心もとない。「アルよ!」と安請け合いしてしまったツケと言いますか、こんな時はご近所のバアさんたちに声を掛けて何とか分量は確保できました。(まぁ、日頃の行いが生きてきます^^;)
丸ナスの漬物は前日から仕込まなければいけないので、朝から漬けダレを調整し、300個ほどヘタを取って瓶詰めし冷蔵庫へ…「夢屋さんちの丸ナス漬けは、色も味も良いですねぇ。」なんて煽てられ、半日頑張りましたよ。「食中毒なんか起こす訳にもいかないから、手にタッペ(唾)付けつけ、漬け込みました。題して『夢屋のたっぺ漬け』」…ネーミングは完璧、都会の人は「たっぺ(唾)」の意味を知らないから、笑いのネタには成るでしょう^^;


アリかなぁ~見てそのまま「アリグモ」の類のようです。

午後は、地元産品の詰め合わせを買い求め、お盆礼に叔父のところへ…2年ほど前から膝痛を訴える彼は、膝の骨頭がすり減り、「人工骨頭置換術」を受けるらしい。周囲から色々な雑音(入れ知恵)を聞かされて、少々気落ちしている様子であります。確かに色々なリスクはありますが、痛みから解放されるのであれば…余計なことは言わず、また日立の温泉に行こうやと甥っ子は近頃老いが目立つ叔父を気遣うのであります。
言葉が出て来ない、口が回らない、年齢の割に腹囲が出てきた、膝の痛みを訴える…男性の平均寿命年齢を迎えようとしている叔父は、これからの人生は貰い物のようなもの。我が家の古老(兄)の年齢をひとつの目標にしているフシもある。「アチコチ痛いのは生きている証拠」とうそぶいていた古老も、最後は痛み止めに頼り、心配していた通り胃を壊してしまった。こればかりは自分もその年齢になってみないと分からないことであります…トレース紙にロットリングペンが乗らないと嘆いていた末の叔父を笑い飛ばしていた私自身が、老眼鏡(いや、シニアグラスです^^;)を掛けないと字が書けない状態なのだから^^;
衰えを嘆いていても仕様がない。アゼナの花言葉は「ほのかな思い」なんですが、最近、除草剤に抵抗力を示すアゼナも出てるんですと…結構、頑丈なヤツかも^^;

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口がすべる

2015-08-15 12:04:34 | 暮らし

サルスベリの花言葉は「雄弁」なんですと

昨日の夕方、『オジSUNず』の3人は、テレビに釘付けとなりました。酒飲みオヤジのバカ話が主で、政治の話などすることはほとんど無い『オジSUNず』でありますが、「安倍首相談話」は気にかかる。「侵略」「お詫び」という文言を官邸付きの官僚は、どう盛り込むのかに興味が集まります。首相の言葉よりも先にテロップが流れる…記者クラブには事前に談話内容が配信されていたようでありますが、某民放テレビ局は談話の最中にCMを入れるという英断を行いました。地方はのどかであります。首相の談話が終わるや否や地方局の地元番組に切り替わる。まぁ、そのお陰で「今の談話をどう思う?」とさり気なくオジさんたちの勝手な解釈が始まったのでありますが^^;

「私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。」…ふ~ん、だからTPPは強力に推進するんだね!
「私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。…積極的平和主義の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。」…ふ~ん、だからアメリカを中心とする世界の秩序に挑戦する者たちには、後方支援を行わなければいけないんだ。


「恨めしやぁ~晋三どの~。」四谷怪談ではありません!

「長鞭馬腹に及ばず。」とか…数の力を背景に強気になっても、このところの支持率の低下と諸外国の懸念(アメリカのアドバイスが効いているかも^^;)言葉を重ねても、決して謝罪なんかしていない。意外に自己主張をオブラートに包んだ上手な談話に仕上がっている。やっぱり官邸付きの官僚の作文力は素晴らしい。
無責任なオジさんたちは、こんな調子で盛り上がるのであります。土豪の中で泣き叫ぶ赤子の口を乳房に押し付けて殺さなければいけなかった母親の心情にどう応えるのですか?肉体的にも精神的にも苦痛と恐怖を味わった女性を理解出来ているのでしょうか?
作られた文面を読み上げ、人の謝罪の言葉を借りてお茶を濁す。「永劫の哀悼の誠」とは口先から出る誠なのか?
今は亡き我が家の古老が庭に植えたサルスベリは、毎年雪で枝折れし大きくなりません。しかし、毎年花を咲かせてくれます。「平和への誓い」とは一人ひとりの心の中に、小さくても良いから持ち続けるべきものと考えます。アイスクリーム闘争と揶揄されたとしても、原爆投下の日と終戦記念日だけは、平和を考える日本人で有り続けたい。
サルスベリには「雄弁」という花言葉もありますが、もうひとつ「不用意」という花言葉もあります。くれぐれも安倍さん、周囲の仲間が滑らないように用心くださいませ。

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中年のハイレグ…

2015-08-14 19:48:21 | 暮らし

稲穂に止まるアカスジカスミカメ…こんな大きさ^^;

今朝も『夢屋国王』は捕虫網を振る。「何採ってだなやぁ~?」畑仕事中の『ユリ子バアさん』が聞いてくるから「カメムシだごでぇ!ほら、見だごどあっかぁ~?」と国王。
「オラのまなぐではめね!(私の目では見えない!)」
何十年と農家を続けて来てもこの調子であります。慣行防除(この時期にはこの薬剤を散布する。)の徹底で、虫や病気を見ない(知らない)防除が続いてきた結果でもあります。


これまた、網目から虫の大きさを想像ください^^;

触覚が朝露で貼り付いてますが「アカヒゲホソミドリカスミカメ」です。お盆ですから…お経と挨拶は長いほど有難い(実は迷惑ですけど^^;)と言いますが、実に長い戒名であります。ただし、見た目そのままの命名ではありますけれど。


アブ(ハエ目)の類ですが、顔を洗っているだけです。

畦際の稲穂を30回ほど捕虫網でなでるだけ…黄色のゴミは、受粉後のイネのおしべです。
「夢屋く~ん!トマトに病気が出て、トマトが取れないんだけれど何かなぁ~?」お隣りの『ケンちゃん』が聞いてくる。茨城県に住む孫が、トマト好きで食べさせたいのだそうだが、収穫する前に枯れてしまうらしい。連作障害・フザリウム菌による「萎ちょう病」が一般的なのですが、病変から「茎えそ細菌病」が疑われるけど…残念!登録防除薬は無いようです。芽欠きの時は気をつけましょう。


ササグモの類だと思いますけど…

こうしてみると『夢屋国王』の栽培技術も少しは進歩したようであります。タイトル「中年のハイレグ」はどうなったのか?ブログネタに困って、ネットサーフィンしていたら、電子復刻版の「フジ三太郎」が…ええ、ササグモの腹部と長い脚を見ていたら、吹き出してしまいました。お盆ですし、無益な殺生は避けたいのでありますが、二日掛けた調査結果から得られた結論は、カメムシの生息密度が上がっているので防除はすべきかと…捕虫網に引っかかって無心に顔を前脚で拭いているアブを見るにつけても心が痛むのでありますけれど…。

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「泣いた赤鬼」

2015-08-13 12:09:46 | 暮らし

お仕事で地元の「浜田広介記念館」を訪れました。

我が在所、山形県高畠町出身の「浜田広介(1893-1973)」は、その生涯で約1,000編の童話を創作したと言われております。記念館では現在、代表作である「泣いた赤鬼」の挿絵展が企画展示されておりますが、「YAWARA!」や「20世紀少年」といった代表作のある漫画家「浦沢直樹氏」の挿絵も展示されており、その絵本は、浜田文学の新たな読み物としての世界を創り上げております。
「泣いた赤鬼」というお話自体が、木訥とした語り口調で綴られ、子どもから大人まで楽しめる作品であります。単純に友情をテーマとした童話と紹介されることもありますが、果たして本当の主人公は誰なのか?その後の赤鬼と青鬼はどうなったのかetc.…今の自分が持っていない物をひとつ手に入れるためには、今持っている自分の大切なものをひとつ手放さなければいけない…などと想像力をかき立てる作品でもあります。駆け足で回れば30分。館長の解説をお聞きしながら作品に触れれば、2時間3時間と時間を過ごせる場所でもあります。


イネの葉には水滴と小さなハエが…

「浜田広介」のお伽話懸賞作品が「黄金の稲束」…心優しいお百姓さんと年老いた馬のお話であります。余り優しくないお百姓さんの『夢屋国王』は、今朝も田んぼで捕虫網を振るう。1回目…良しよし、ハエ・クモの類のみ。心配な荒地との境で2回目…昨年は、主流の「アカスジカスミカメ」の被害に遭いましたが、今年は「アカヒゲホソミドリカスミカメ」が5匹ほど…5mm程度の小さなカメムシですが、もう一度だけ殺虫剤を散布する必要があるようです。ひと握りの米(1,000粒)に2粒の斑点米(吸汁痕)が混入すると2等米に格落ちし、1俵当たり500円ほど価格が安くなってしまいます。7粒以上混入すれば規格外として5,000円落ち…安心を売りにするか見た目を売りにするかの違いでありますが、価格低迷の折に5,000円も値段が下がったのでは、もう目も当てられないのでありますよ^^;
「安倍さんは、2020年東京オリンピックまで居座るつもりなのだろうか?」とブログに書いていたら、地元山口県入りした総理大臣は、2018年(明治維新後150年目の節目の首相)まで意欲があるのだとか…悪名であっても歴史に名を残したい?一般の人はこれを破廉恥というのだと思うのですが、政治屋さんはそうではないらしい。若者のデモ行進など、ハエの羽音位にしか聞こえないのでしょう^^;

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