まだタバコ止めてないのかい?
いつでも止められるという根拠のない自信から、まだタバコを吸い続けています。
我がお袋は、東京に向かう息子に「人殺しと泥棒以外は何でもやって来い。」と送り出してくれたけれど、「吸わないで済むならタバコは吸わない方が良い。」とも言っていたが、『おやじぃ』は、その頃既に親父の「わかば」でタバコの味を知っていた。子どもの頃、我が祖母は「キツネに化かされそうになったら、タバコに火を灯せば良い。」と教えてくれた。この世の中、古狸や狐のように人をだます輩が多過ぎるから『おやじぃ』は今でもタバコを手放せないのかも知れない^^;
雨が降り続いた昨日、コンビニでいつもの「メビウス」を買い求めようとしたら、カウンターに『ショッポ(ショートホープ)』が置いてあった。学生時代に『ショッポ』を愛用する先輩がいたなぁ…そんな懐かしい思いが湧き上がり、思わずひと箱手にしてしまいましたよ。「ブンタ(セブンスター)」から「チャイルド(マイルドセブン)」に、そして、いつの間にやら「メビウスワン」に…家族も出来て、若い頃からすればニコチン・タール量の少ないタバコに代えて来てはいるけれど、健康に悪い事は分かっている。分かっているけれど、高い税金を払い、吸い続けている。キツネの話ではないけれど、イラついたり、考え事をするときは手放せない品となってしまいました。タバコのニコチン・タール量は薄くなり、ブラックコーヒーはカフェオレで薄くなり、「現代農業」はページ数が減って薄くなり、頭髪は歳を重ねて…薄くなってはおらんゾイ(笑)
いや~、用足ししたら昼ご飯は3時だった^^;
さて、きゅうりは長男『ポン太郎くん』に任せたとは言え、ここのところの収穫量が例年を遥かに上回っているので、収穫作業を少しだけ手伝っております。まだ、目立った病気は出ていない…甘いあまい、モザイクウイルス病の株を何株か見つけましたよ。虫媒(アブラムシ)、ハサミ等による樹液からの伝搬etc.…初めは、ハサミの使い分けを指示したのだけれど、まだまだ、一本一本の草勢が強い状態なので、罹患株を除去するように指示し直しました。ウイルス病に対する『特効薬』などないから、『外科手術』でいう「切断術」を実行させるのでありますよ。罹患株でも収穫できない訳ではないけれど、収量は落ちる。目先の利益に囚われて、園地全体を壊滅させることの方が怖いのであります…少々、もったいない気がしますけれど、今なら勢いのある子蔓、孫蔓がカバーしてくれるはずでありますから。
はてさて、遅い昼ご飯を食べてお昼寝(夕方寝だわねぇ^^;)…『ショッポ』を手にしながら考えた。「ホープ」とは、「希望」であり「有望な新人」を指す。さしずめ、老い先短い、期待の新規老人のことを『しょっぽ』とでも呼ぶことにしようか。薄くなった「現代農業」は放っぽって、気持ちは10月の『山陰の旅』に向いている。二度とない人生なのだから、短い時間を満喫しなければねぇ。作業者兼キャンピングカーとなるはずの軽ワゴン車は、今月末に納車予定とのことである。今のところの小さな「希望」でありますけれどね(笑)