その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

究極のナンバー^^;

2024-07-21 06:16:39 | 巡礼

「新日本製パン(山形市)」のメロンパン^^;

 野菜を直売所に納品したら、見知らぬお姉さんがパンを移動販売していた。「どちらのパン屋さんですか?(やだねぇ、スケベ心で会話のきっかけを^^;)」「本社は山形市内ですが、工場は山辺町にある新日本製パンと言います。」…声を掛けた以上、買わない訳にもいかないので、長男『ポン太郎くん』も大好きなメロンパンを2個(というより2個入り)…2個で500円だから、決してお安くはないパンである。通常はクッキー生地が乗せられて焼かれているのだけれど、こちらは「もち米粉」のようであり、文字通り「モチモチ食感」…ん~微妙(好きずきだけれど^^;)「メロンクリーム」の入った菓子パンだから、疲れた身体には優しいけれど、晩酌にはねぇ(笑)
 今日はかつての同僚女子に依頼された「ホワイトコーン」のお届けの日…彼女の娘さんも帰郷するらしく、実の張りを一本々々手で探りながら、稔実具合のよろしいトウモロコシを準備いたしましたよ。そして、何とか間に合った小玉スイカ(「まなむすめ」という商標)、我が農園の最上ASクラスのキュウリ(夏もよう)を5本ほど袋詰めしてみた。(直売所では売れないなぁ…だって、今の時期のキュウリは貰えるものだもの^^;)いずれも市場価格だからお安いはずなのだけれど、直売所に納品するのとは違って緊張する。…直売所に出品する品物に手を抜いているという訳ではございません。直売所は出品者と購入者の『暗黙の合意』で商いが成り立つと思うのだけれど、信頼されて、商品を指定されて依頼されると、下手なモノは出せないなぁという思いなんですけれどね。珍しく緊張しましたよ(笑)


タコメーターの「タコ」はギリシャ語が語源^^;

 さて、先月契約した軽ワゴンが納車となりましたよ。恐らく我が生涯で最後の車(新車)になるに違いない。調子に乗って、ハイルーフにキャリアを付けて、『かっちょいい』アルミホイールを履かせて…借りている作業小屋の天井が低くて入らなかった。(これを我が在所では『ほいど(おバカ)馬買った』という^^;)急遽、トラクターと入れ替えて我が家の車庫に入れることにしましたが、まぁ、新車として特別な扱いを受けるのはいつまででしょうかねぇ(笑)
 はてさて、気になる車のナンバーは「〇✕・44」…ちょっと微妙^^; 納車時の走行距離は「4km」…何とまぁ「死(4)」を連想させる数字の羅列。初走りでは、ブレーキとアクセルの感覚が今までと違って踏み間違えそうになる。(危ないあぶない…)まぁねぇ「〇✕・44」は「〇✕・4(よ)4(し)」と読めばヨシ。どうせ、これからの人生は、「死(4)出の旅路」への入り口に向かう旅だから、それもヨシ。業務用、キャンピングカーとして、アチコチと旅をさせていただきますよ。後部座席を倒して、荷台にマットレスを敷けば快適なベッドに早変わりだもの^^;
 「タコメーター」の「タコ」ってギリシャ語の「τάχος」が語源なんだって、「イカ」じゃだめなんだって…雨除けハウスの堆肥搬入作業は、大汗かいて遂に1棟を終わらせましたよ。どうも『膝のタコメーター』が『過回転』の警報を発し始めているようだけれど、あと半分…昨年とは違って順調に進んでおりますよ。『おもちゃ(車)』で遊ぶ前に、ちゃんと働かないとねぇ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「雨二モマケズ…」

2024-07-20 05:43:57 | 巡礼

気持ちはあるんですけれどねぇ…

 表題「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治の遺作となった有名な「メモ書き」である。メモの冒頭に「11.3」と書き込みがあることから、1931年11月3日に書き残されたものらしい。死後に発見されたことから、記述内容の解釈巡って、色々な論争があったらしいことを改めて知りました。
 そして、『おやじぃ』は考える。「雨ニモマケズ」…雨除けハウスだから、雨なんてへっちゃらだよ。「風ニモマケズ」…今年は春先の強風で、三度天幕が飛ばされかけたけれど、何とか難を逃れましたよ。「雪ニモ」…そうそう、雪が降れば長男『ポン太郎くん』が雪かきをして、何とか5年間潰されずに過ごしてきた。「夏ノアツサニモマケヌ」…これだけはどうにもならない^^; もう直ぐ、抑制キュウリの苗が届くというのに、毎年、ハウス内の暑さに喘いで作業から逃げている。今年は、ご丁寧に遮光ネットを張って暑さ対策をしたのだけれど、それでも蒸しかえるような暑さに辟易しております。結果、堆肥搬入もまだ8分の1を終えたところ…元肥を施して、耕運して、畝立し、マルチを張って…キュウリ苗を迎える準備が進んでおりません^^; 宮沢賢治は「夏ノアツサニモマケヌ」「丈夫ナカラダヲモチ」と願望を語るのだけれど、虚弱体質のお百姓さんにはマネできない。ましてや「欲ハナク」…とんでもない!「欲の塊」のお百姓さんでありますよ(笑)


ざる蕎麦だけでは身体が持ちません^^;

 さて、昨年は体調不良で、体重が過去最高記録を達成し、作業ズボンの腹回りがパツパツだったのだけれど、この春からの『強制(矯正)労働』で体重が5kgほど減少し、元の体重に戻ってしまいました。結果、作業ズボンはベルトをしないとずり落ちる『ざんま(様)』であります^^; そうそう『〇✕式ダイエット』なんてお金を掛けていないで、我が農園に来て見なはれ、『強制(矯正)労働』で入会金、月会費の必要もなく、場合によっては最低賃金を与えられてダイエットに成功するに違いない(笑)
 はてさて、昨日は『ネッキアテ(中干作業)』で田んぼの中を『こざき(雪やぬかるみを歩く)』回って、太ももの辺りがパンパンに張っております。「去年からすれば体力も回復しているはずなのに脚が張る。親父は70後半まで田んぼ作業していたんだからなぁ~。」などと、応えることのないオッカーに向かって語り掛けている。オラもあと10年お百姓さんできるのだろうか?雨にも風にも負けないけれど、夏の暑さだけには負けている…『賢治先生!』そうして無理を重ねるから短命に終わるのよ。細く長く、ウダウダと…何とか延命策を模索する『おやじぃ』でありましたとさ…朝仕事にすれば良いでしょう?そうなんです、今朝はボランティアで河川敷の草刈りなんです。こうして暑い盛りに堆肥を運ぶ日々なんですなぁ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドックとメンテで長持ち…

2024-07-19 05:54:40 | 巡礼

3年ぶりに格納庫から引っ張り出して…

 「土用干し」…蔵書や梅干しでも行いますが、田んぼの場合は「中干」とも言う。一旦、水田の水を抜いて溝を切る…水生雑草を抑えたり、無効な分げつを抑制したり、イネの根張りを良くしたりと良いことづくめなのであるけれど、これが重労働。(今じゃ、原付バイクのような溝切機もあるけれど…)一昨年は雨が降らなかったんだっけぇ?昨年は、体調不良でパス。(8月に雨が降ってくれたお陰で事なきを得た^^;)…何だ、溝切なんぞしなくても大丈夫じゃないかと怠け心が頭を持ち上げるところですが、今年の冬は少雪で既にダムの給水制限が始まっていて、8月に雨が降らないと干上がってしまう。さらに梅雨の時期に雨が降り続き、まだ田面が緩いetc.と嫌な予感がするのでね、給水用の溝だけは切って置いた方が得策と機械を引っ張り出したのでありますが…
 あれ?燃料タンクにまだ混合油が残っていた。そして、オイルが劣化してどろどろ…まずは捨てて、新しい混合油で洗い流してみたものの、十分な混合油が上がってこない?あらまぁ、ストレーナーがオイルで目詰まりしているじゃないか。目詰まりを取ってやろうとゴム管ごと引っ張り出したら、給油用のゴム管も劣化していてボロボロ。ついでにエアフィルターを確認したら、どこかに吹っ飛んでいた。(これは前所有者の仕業です^^;)ストレーナーを外したまま、キャブレターが詰まっていないことを願いながらリコイルスターターを引いたら掛かった…1年に1回、若い頃なら2~3時間で終わってしまう作業だから、機械メンテもいい加減。とは言え、買い替えれば高いし、長持ちさせるためにも、終わったらメンテナンスしておかないとねぇ(笑)


摘果したメロンを「コカマキリ♀」が死守^^;

 さて、機械が動けば、後はチョイチョイチョイ^^; 勤め人の頃は、時間が無くて暑い日盛りに溝切作業を行って、軽い熱中症状が出た苦い経験があるので、お歳を召した今は、3日に分けて朝仕事で終わらせるつもり…子どもの頃は、後ろ向きに踵で踏みつけながら大まかな溝をつくり、手でかいて溝を作った経験もある。踵や土踏まずが痙攣するような痛みを感じた作業でありましたけれど、今は機械があるから楽っちゃ~楽^^; それでも日中は大汗かきながらの作業であるから「田の草取り」に負けない位の重労働だったに違いない。
 はてさて、機械のメンテナンスは重要…稼働時間の短い機械だからこそ長く使わないとねぇ^^; そうそう、オッカーが申込を忘れた『おやじぃ』の人間ドックは、健診センターに追加申込することで、6日後に受けられることになりましたよ。(良かったよかった^^;)『おやじぃ』も医者嫌いで、少々のことは我慢してしまうのだけれど、人間ドックは30歳から欠かさず受けているのよ。つまり~、怪しいお医者さんの診断より、自分でデータを見ながら治療を要するのかどうかは判断しているつもり。先に予約して検査した友人『ノロ社長』は…引っ掛かった。(少々、不安を抱えているようである。)それでも「肺がん」の兆候はないとタバコは吸い続けております。まぁ『おやじぃ』も歳を重ねて、要検査項目がポツポツと出始めておりますよ。機械も人間もメンテナンスで丈夫で長持ち…気付いたときには「手遅れ」になっていなければ良いのだが、今回もドックを受けるだけで再検査には行かないだろうなぁ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓖麻(ひま)と暇(ひま)

2024-07-18 06:30:14 | 巡礼

ヤツデの葉に似た植物の正体は「トウゴマ」…

 お隣の畑…栽培者に聞いてようやく「トウゴマ」という植物だと分かりましたが、別名「蓖麻(ひま)」とも言う…種子からは「蓖麻子油(ひましゆ)」が取れるということで納得した次第であります^^;
 「ひまし油」ならば、下剤に使われる程度の知識はあったのだけれど、「トウゴマ」の種子には、「リシン(Ricin)」というたんぱく質毒が含まれ、体内でのタンパク質合成を阻害するらしい。同じカタカナ表記で必須アミノ酸である「リシン(Lysine)」があるから紛らわしいわねぇ…『ゥリシン』と『リシン』の発音で聞き分けるなんざぁ『おやじぃ』には無理ですわ。観葉植物としても植栽されているとのことですが、自ら「リシン」を抽出して自殺を図ったとか、エアロゾル化して化学兵器として使ったなどという記述もあるから物騒な植物種子であるに違いない。人通りの少ない畑に一面に植えられているのだけれど、何を目的に植えたのかが定かではないのよ。まぁまぁ、「蓖麻(ひま)」だけに「暇」を持て余して植えちゃったのかも知れない。赤くて『イガイガ虫』のような形をした実だから、よもや食べようと思う人はいないとは思うけれど危険だわねぇ。『おやじぃ』は、子どもの頃から「赤い実」=「熟した実」というイメージで口に入れてきたから、こういう人物は危険だわ(笑)


こちらの場合は「暇(ひま)」^^;

 さて、夜中に『夜遊び』に出掛けるから、この有様であります。『おやじぃ』も夜中に起き出して、経理をしたり、下らないブログを書いているのだから他人(ネコ)のことを言える立場ではない^^; 今日も一緒にソファーベッドで一緒に昼寝でありますよ。この愛人(ネコ)、『日陰の女(ネコ)』はなく、他人には懐かないくせに、夜な夜な『おやじぃ』を自宅まで迎えに来るようになってしまいました。まぁ『待つ身の女(ネコ)』であることに違いはないかぁ…同居犬『さくらさん♀』が居ても構ったものじゃない…当の『さくらさん♀』も、食事と散歩以外は、ほとんど寝ている毎日だから影響はない…もう役に立たない番犬でありますよ(笑)
 はてさて、「蓖麻」と「暇」…『おやじぃ』も「暇を持て余し」ブログネタに詰まってしまって今朝も言葉遊び。実は農水省の「水田多面的機能活用事業」の事業説明会が昨夜ありましてね、都市下水の雨水排水対策も進んでいないというのに、『田んぼダム』で集中豪雨(線状降水帯被害)に備えましょうなんて補助事業なんですなぁ…人(官僚)は「暇」だと色々仕事を考えだすものだと思った次第…そもそも、川上(山間地)の転作(デントコーンの飼料作物畑地化)によって、水田の湛水機能が損なわれているのが一因となっているはずなのに。「暇」と「金(予算)」を与えると人(官僚)は、次なるお金の使い方を考えてくれる。根本的な解決策になっていないと思うんですけれどね(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腰痛治療…

2024-07-17 06:45:56 | 巡礼

こりゃ~和製「アヒージョ」だべさ^^;

 人間が二足歩行をするようになって、両手が解放され『仕事』が出来るようになったのだけれど、それと引き換えに「腰痛」というものも獲得してしまったようである。それりゃ~春先から連日、休み無しで働き続けて来たから疲れは溜まっておりますが、順調な収穫(売上)が疲れを緩和してくれる^^; がしか~し、労働者諸君からすると、疲れが溜まり、その結果が『腰』に来てしまったようである。春から気になっていたのだけれど、長男『ポン太郎くん』の歩き格好が変である。60代半ばになろうとする『おやじぃ』ならまだしも、30代のくせに前屈みであり、手はアヒルが水をかくかのような動かし方…「腰が痛いのか?」と聞いたら、今日は素直に「ええ。」と応えましたよ。いかんなぁいかん…中腰姿勢で重量物を運ぶ作業だから、疲れが溜まっているに違いない。きゅうりに負けそうな日々であり、摘葉作業を進めたいのだけれど、『おやじぃ』は出荷後、半日の休みを決めましたよ。「温泉治療に行きます!」(実際には、沸かし湯のスーパー銭湯ではあるけれど、ジェットバス等が備えてあるから、マッサージ効果を期待して、仮眠室で休めば少しは楽になるかも知れない。)実際には『おやじぃ』自身も膝の痛みや肩こりを覚え始めているから、昼飯も兼ねて出掛けることにしましたよ。(マッサージもありますが、お金が掛かるので、それは止めておこう^^;)


ハンドルキーパーがいるからビールも^^;

 さて、農業従事者の『腰痛』は、いわば職業病かも知れない。重いモノを持ち上げたり(今じゃ、フォークリフトが力仕事をこなしてくれるけれど^^;)無理な中腰姿勢の連続である。諸先輩たちも70歳を迎え始め、歩く姿の悪いこと。歳を重ねて「背筋」が衰えるとともに、歩く姿が悪くなり、膝を悪くして『びっこ(差別用語なんだって…)』を引く方が増えている。若い頃からの『無理』がたたっていると言えなくもない。我が家の『ポン太郎くん』の場合は、運動不足と夜更かしが原因だと思うんですけれどねぇ…痩せすぎだもの^^;
 はてさて、仮眠所で爆睡し、再度、温泉マッサージで休憩…しかし、夕刻にはまた収穫作業であります。これじゃ~治るものも治らない。『命取りますか?お金取りますか?』と揶揄される一因でもありますよ。しかし、今が最盛期なのだから休んでばかりもいられない。今朝も小雨の中を収穫作業でありますよ。丁度、スーパー銭湯の回数券を野菜のお礼にいただいたところだから、少し治療に通わせますかねぇ…。あと、2週間の辛抱と『おやじぃ』は見込みを立てているのでありますが、その次は「抑制きゅうり」が追い掛けてくるのよ。『きゅうり』のお化けからは逃れられないのよねぇ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『何(菜煮)』は菜っ葉の煮たものよ…

2024-07-16 06:43:01 | 巡礼

この料理の正式な「名前」は何でしょう?

 子どもの頃、祖母は「ユウガオ」を煮たり、巨大化した「きゅうり」を煮たり…これまた郷土料理(お袋の味)なんでしょうなぁ、一番下の叔父貴の好物であります。雨が続いて、加工用に栽培した「地這いきゅうり」畑はズブズブ、生っていることは分かっているけれど、中に入るには少々勇気が必要である。昨日は朝から雨…どうせ合羽を着ての収穫作業だから、意を決して畑の中に足を踏み入れてみた。案の定、「地這いきゅうり」は、通常の長さの3倍、重量で10倍はあるような『お化けきゅうり』に化けておりましたよ^^; さぁて困った…いや困らない。20本ほど一輪車に積み込んで「〇✕さ~ん!きゅうり煮でかねがぁ?(煮て食べないかぁ?)」と行商するのでありますよ。大体ねぇ、「節成きゅうり」は自宅の畑で作っても、「地這いきゅうり(老人たちは柔らかいという)」なんぞ今時作らないから、ウレるウレる(喜んで貰ってくれる)…ついでに、素性姿の良いモノは、直売所にも「たまには、きゅうり煮でかしぇろ~!(食べさせろ)」なんてカードに書いて、2本100円で出してみた。(洒落である。)これまた売れるに違いない^^;
 悔しいから『おやじぃ』も煮てみた…先日、太めのきゅうりをオッカーが煮てくれたのだけれど美味しくない。だって、油で炒めてザワザワと強火で煮るんだもの。煮物はねぇ、弱火でコトコト煮るのがコツ…水無しで美味しく出来上がりましたよ。でもね、これをオッカーに言ってはいけない。もう二度と煮てくれなくなるから…聞かれたら教えるけれど(笑)


ズッキーニの花言葉は「ほのかな恋」ですと^^;

 さて、出来損ないの「きゅうり」か「かぼちゃ」か定かでない「ズッキーニ」…ウリ科カボチャ属である。山形の姪(長女)が一人で「丸ナスの瓶漬け」を取りに来たので、家族は誰も食べないという「ズッキーニ」を無理やり土産に押し込んだ^^; 秘伝の漬けだれを教えたのだけれど、上手く漬けられないんだって…お母さん(他界した実姉)もそうだったと言っている。それで『ひさかっちゃん』が漬ける茄子漬が美味しいんだって…「君らはねぇ、愛がないのよ。誰かに食べさせたいという愛情が不足しているのよ。」なんて毒を吐きながら、内心喜んでいる叔父さんである^^;
 はてさて、直売所で高値で売れるし、生りもわずかだから、ようやく姪っ子に渡せた「茄子漬け」…晩酌用の『叔父さん』用の小瓶まで渡してしまいましてね、また、お口に入らなかった^^; 姪っ子たち用に、小玉スイカも収穫していたのだけれど渡すのを忘れた。というか、初成りだから、味を確認したくて取っておいたんですけれどね。同居犬の『さくらさん♀』もシャクシャクと音を立てて食べていたから合格のようである。(何せ、この犬、一日置いたシナシナきゅうりはペッと吐き出す犬だから^^;)さぁ、これからが夏野菜本番…本業のきゅうりは、今のところ順調で投下費用を確実に回収してくれておりますよ。「何~!西側のきゅうりに褐斑病が出始めているじゃないかぁ!今日は休みだけれど、休日返上で葉欠き作業開始!」何(菜煮)は、菜っ葉の煮たものよぉ~。まだまだ、きゅうりに負けている。我が農園の『生命線』なのでね、何とか死守せねば。やるのは長男『ポン太郎くん』ですけれどね^^; 『おやじぃ』だって、秋の抑制きゅうりの圃場を準備してますからぁ~飲んだくれている訳ではない。やってますよ、やってます(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝相が悪いと…

2024-07-15 06:27:40 | 巡礼

なんちゅう『寝姿』なんじゃ^^;

 子どもをはさんで「川の字」になって眠る…微笑ましい光景ではあるけれど、夜中にお腹を蹴られて目を覚ますなどという経験の持ち主が多数いらっしゃるに違いない。同居猫『シロ♀』の寝相もご覧の通り、『うらめしや~』のポーズ…お前さんは幽霊かい^^;
 最近では、枕やマットレスなど良質の睡眠を求めて、それなりに高額な寝具が販売されているようですが、果たしてどれ程の効果があるんでしょうなぁ…使ったことが無いから分からない。『おやじぃ』の場合はソファーベッドでごろ寝、時として、コタツでごろ寝だもの(笑)  肉食獣であるネコ科のライオンも寝相が悪いとのことであるが、それは安心して(強いから外敵に襲われる心配がない)眠れている証拠であるという説を唱える方もいらっしゃる。『シロ♀』の場合は、『おやじぃ』のお股の間で安心して眠り、一方の『おやじぃ』は脚で踏みつけないか心配しながら浅い睡眠で過ごしている。信頼されていると思えばありがたいけれど、せいぜいが2時間程度で目が覚めてしまう。我が親父も祖母も「夜眠れない。」とこぼしていたけれど、その実は日中にいびきをかいて眠っていた。眠くなれば眠る。(拷問でも受けない限り、寝させないなどということはないのである。)眠くなければ起きている…どこかで差し引きゼロになる睡眠時間を取っているはずである。ましてや、眠りたくなくても、もう少しすれば二度と目が覚めない深い眠りを経験するに違いないのだから(笑)


夏の定番「山形のだし」でありますが…

 さて、夏野菜を細かく刻んで出汁醤油をかけるだけ…お好みでトウモロコシや枝豆で甘さを引き立てたり、大葉やミョウガを入れて風味を楽しむのも良し。暑さで食欲が落ちるこの節の『栄養補助食品』でありますよ。しかし、よくよく考えてみると、これって老人施設や病院で提供される老人向け(嚥下障害)の「きざみ食」でもあるわなぁ…そんな見方をすると、ウッと詰まってしまう。これがさらに進むと「ミキサー食」かね。ふと、自分の老いた姿を想像すると嫌になる。まぁ、歯があって、噛んで食べられるということに感謝しなければねぇ^^;
 はてさて、「寝相が悪い」のは、眠りが浅く、また、五感が働いていて無意識の中でも環境に反応しているという説を唱える方もいらっしゃる。そうねぇ、動けなくなれば、介助がないと寝返りさえ打てなくなってしまうのだから。何とまぁ、今朝は自分の老化ばかりを考えている。眠りが浅かろうが、まだまだ動ける証拠と考えれば気持ちも楽になる。ん~最近、何をやっても上手くいかず、総スカンを食らっているどこぞの国の首相もいらっしゃいますが…彼には、下手に動いていただかない方が国民にとっては得策なのかも知れない。と、他人のことなら何でも言える『おやじぃ』でありましたとさ(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祭りばやしが聞こえる

2024-07-14 06:13:14 | 巡礼

難しい話はいらないなぁ^^;

 1977年(昭和52年)10月から日テレ系で放送されたドラマ「祭りばやしが聞こえる」…内容はよく憶えていないのだけれど、YouTubeにUpされていた方がいた。そうだよそうだよ、ショーケン(萩原健一)が主演だった。的屋を手伝いながら落車事故で負傷した競輪選手が復帰を目指すドラマだった。いしだあゆみさんも出ていたなぁ…なんて懐かしくサワリを拝見しましたよ。
 そうそう、コロナ禍で自粛してきた村祭り…派手なお囃子などないけれど、5年ぶりで復活いたしました。舞台なし、カラオケもなし。旗竿さえも揚げない。すべて、役員や若者たちに負担をかけず、いかにしてイベント(集落の交流の場)として継続していくかを考えた結果であります。子どもたちを巻き込む…若いお父さん、お母さんたちが参加してくれる。そして、孫につられ、また孫のいない人(老人)も子どもたちの歓声を楽しみに参加してくれる。(あとは、飲んでるだけだけれど^^;)育成会会長のリーダーシップも頼もしかった。これで友人『ノロ区長』も鼻高々に違いない。(実施前は、かなり及び腰だったのだけれど、久しぶりの人出を喜んでおりましたよ^^;)


雨の晴れ間をぬって除草作業^^;

 はてさて、梅雨時だから仕方がないのだけれど、畑はぬかるみ雑草が目立ってまいりましたよ。そうして草に負けてしまう。試しに高畝の草むしりをしてみたら、上の部分の土は手頃な塩梅…「時は今!」畝間はドロドロだから鍬なんぞ使ったらエライことになってしまうので、『手鍬』で土寄せをしてみました。「ダメだこりゃ。」なんて言わないで、やってみるもんだわねぇ^^;
 さて、この時期には疲れ果ててダウンしてしまう『おやじぃ』でありますが、今年は覚醒したのでありましょうか、雨にも草にも負けずに頑張っている…昼食後のお昼寝が効果を上げているのかも知れない。小さな農園で「お金」を稼がなければと焦れば焦るほど、つまずいてしまっていたのだけれど、ちょっとした工夫が効果を上げているようです。そして、今年もまた色々な発見をさせていただいている。そうそう、昨日の祭りで提供されたピーターコーンの稔りは素晴らしい出来栄えでした。『おやじぃ』の生産物なんてまだまだだね…そんな思いが湧き上がるから、またやる気を出している。案ずるより産むがやすしと言うではないかいな…『祭りばやしが聞こえる』暮らしに深い感慨を覚えながら、これからまた野良に出ます(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いっぽんでもニンジン^^;

2024-07-13 05:48:02 | 巡礼

一般的な害虫は「アワノメイガ」ですが…

 親子三代に渡って農業を営んできた友人『トシパン』が酒を飲みながら言い放った「どうして普及所の職員はモノを知らないんだ!」…「オラだって、東京都の農業改良普及員の資格だけは持っているけれど…(こころの小声^^;)」つまり~彼が作物の病変葉を普及所に持ち込んだとき、教科書を引っ張り出しても明確な病名が分からなかったということを言いたかったらしい。「あのさぁ、大学で学ぶ害虫や植物の病気なんて、教科書によるものであり、実際には見たことがないことがほとんどなのよ。オラだって、キャベツにつくコナガという小さな青虫を卒論のテーマにしただけだから…。」とまぁ、普及所職員の擁護はしてあげたけれど、あとは実地でどれだけ勉強するかが資質に関わってくると思うのでありますよ。
 で、今朝は『おやじぃ』自慢のホワイトコーン…教科書どおりに「デナポン」を雄花に散布したものの、教科書じゃ雄花は摘み取れとある。しかしねぇ、ホワイトコーンを近くで作っている人がいないから受粉しないし、第一、黄色いコーンの花粉が着いたら斑模様の商品価値のないトウモロコシになっちゃうのよねぇ…結果、今年の第一弾は、見事に「虫歯」のようなホワイトコーンの出来上がり。あ"あ"あ"あ"あ…追加で殺虫剤散布しないとダメだわねぇという結末であります^^;
 しかし、一般的な先端の「アワノメイガ」の被害に対して、実の中央部にハエと思われる蛹が…『ミバエ』の食害にも思えるのだけれど、『ミバエ害』を『おやじぃ』は聞いたことがないのである。早速、埼玉県の『師匠』にお伺いを立ててみることにいたしましょう(笑)


『おやじぃ』の手にかかれば…

 さて、今年は根菜類にも挑戦してみよう。第一弾のニンジンを蒔いて、第二弾のニンジンは『雪下ニンジン』として冬場の出荷品目に加えてみたい。(非常に甘くなるのですが、ニンジンは生育途中の土壌水分の影響を受けやすく実割れしてしまうことシバシバ^^;)何だかんだと工夫を重ね、雪に覆われてしまう東北地方での冬場の稼ぎを考えている。第一、この時期は雑草がねぇ…ニンジンが発芽する前に、アカザ?アメリカセンダン?見分けがつかない草の方が早く芽生えてしまっている。ジッと二日ほど我慢して、ニンジンの双葉に紛れ込んだ雑草を指で摘まんでおりますよ。こんなことをして、3本100円ならば買った方が安いに決まっている(笑)
 はてさて、ようやくJA初出荷したきゅうりの代金が入金されましたよ。ここからは入って来る一方通行^^;…待てまて、苗代を稼ぎ切るまで、このお金には手を付けちゃいけないなぁ。(苗代は収穫終了後の決済だから気を付けないと通帳が真っ赤っかになってしまうのよ^^;)それでも、ようやく出ていくばかりの経費が、回収モードに入ったことだけは確かである。それでなくとも「モザイク病(ウイルス病)」の兆候が出ているのだから…いっぽんでもニンジン、にそくでもサンダル♪順調に進んでいると思えた『お金数え歌』も、必ずどこかでつまずいてしまうのよねぇ。これもまた、農業経営の教科書には出て来ないのよねぇ。今日は、集落の神社の「例大祭」であります。「育成会」も協力してくれて、久しぶりに活気ある祭りができそうでありますよ。子どもたちの声がしないお祭りは寂しい限りだったから。そして、また飲める(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『おやじぃ』のおもてなし^^;

2024-07-12 06:09:44 | 巡礼

『夢屋農園』の産品を取り揃えてみました^^;

 「夢じぃ! 横浜から〇✕ちゃんが来るんだけれど、ホワイトコーン5、6本ちょ~だ~い。あと野菜を何か見繕って…」 はて、「〇✕ちゃん」って彼女の義妹だったかなぁ?(同級生サッちゃんの姉のはずだけれど、彼女の親戚までは知らない^^;)勝手に妄想して、オラだったら都会から久しぶりに帰郷する人に何を「ごっつぉ(ごちそう)」するかを考える。子どもの頃に食べた故郷の味…薄皮丸ナスの瓶漬けは外せない。それに、この季節なら「山形のダシ」だべなぁ。そして「オカヒジキ」も悪くないんじゃないかい。生のグリンピースで豆ご飯もよろしい^^; とまぁ、自分が料理することを考えながら『夢屋農園』からの「ふるさと便」を仕立ててみましたよ。(これで、1,500円なら安いでしょう?かなりサービスしているけれど^^;)彼女自体が調理師だから、きっと『おやじぃ』よりも凝った料理でもてなすに違いない。
 まったく手前味噌のお話ではありますが、『おやじぃ』のような多品目少量栽培をしている小さな農園主は、自分自身も料理することをお勧めする。今の季節感に合った野菜というより、料理は何かを考える。お年寄りならどんな料理をし、お母さんたちはどんな食べ方をするのかを考える。(『おやじぃ』のテーマは、「年寄り・女・子ども」だもの^^;)事実、直売所でどう料理するのかを度々聞かれることもあるし、昨日なんか「ヤングコーン」になぜヒゲ(めしべ)を付けたまま出荷しているのかを直売所の女の子に講釈してあげましたよ。(エヘン!)


今夜のおつまみは「カルボナーラ」^^;

 さて、このところ友人『ノロ社長』の蕎麦が続いたので(というか、お昼にオッカーも蕎麦を用意してくれたので、『おやじぃ』は3食連続の蕎麦だった^^;)今夜は『もしも、お百姓さんが炭焼き職人の料理を真似たなら…』をテーマに「カルボナーラ」を作ってみましたよ。アハハ、カルボナーラなのに、タマネギ、長ナス、ホウレンソウも入っている^^;(だって、お百姓さんだもの、お野菜をたくさん摂っていただかないとねぇ。)一人前のパスタは、この前の反省を踏まえ75g…それでも乳製品をふんだんに使ったパスタは、お年寄りは口飽きしてしまいますなぁ(笑)
 はてさて、野菜を作って、料理をして…『おやじぃ』が思うに、どちらも「繊細さ」が必要な業であると思っているんですよ。(これまた手前味噌^^;)大型機械を駆使して、生産性の高い米づくりも良いでしょう…けれど、我が在所で農家のご婦人たちが、裏の畑でコツコツと地道にやってきた野菜作り。そこにも、男どもには出来ない「繊細さ」「優しさ」があるような気がするんですなぁ。(と言いつつ、自身は規格品に追われる「きゅうり」栽培が収入のメインですけれど^^;)久しぶりに実家に帰ってくる子どもたちに、今は何もないけれどなどと言いながら、子どもの頃から慣れ親しんだ「郷土料理(お袋の味)」を出してくれるお袋たち…「何もない」んじゃなくて、それが子どもたちにとっては、最高の『ごっつぉ』…「おもてなし」だと思えるんですけれどねぇ(笑)
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする