「月がなわ跳び」のタイトルで、一体月がどんなことをしたと想像しますか?
今日はテレビを見ていたら、「月がもう出ています」と綺麗な映像がでたので、早めに月を見に外に出ました。すると、月は確かに出ていたのですが、木に引っかかってこんな風だったり・・・
はたまた、うまくいったかと思うと、電線が・・・
月を削ってしまったり。
すぐに撮れるかと思ったら、あっちこっち場所を変えてみたものの、なかなか邪魔が入ってうまく撮れませんでした。ところが、ふと気づくと、もう電線からでたかな?と思って戻ってみると次の電線が入っていたり・・・あれっ?月ってそんなに早いスピードで電線の間を動いているの?
そこで、動くのを止めて、手すりの上にカメラを置くようにして、動画で様子を撮ってみることにしました。すると、予想を上回るスピードで月が電線の上に昇って行く様子が撮れました。ココか、下の写真をクリックするとyoutubeに飛んで動画がみられますよ。
うまく見られましたか? 手すりの上に置いたのですが、手ぶれが出てしまい見づらかったかもしれませんが、何と月が1本目の電線を「なわ跳び」のように跳び越えて上にでるかと思いきや、次の「なわ」ならぬ太めの電線が登場して、もう1度越えてるのが見られました。しかも、撮影時間は4分も経っていません。驚きの速さに感じませんでしたか?
昔の人は天動説をとっていました。地動説に対して、(地面がそんなに速く1日で1周してしまうなんて馬鹿げている。地球がそんな凄いスピードで回っていたら、私たちはとっくに地球から吹き飛ばされてしまっている)と考えた人もあったようです。でも、この月の動きを見ていたら、確かにそう思えるほど凄いスピードたなぁ~と思いませんか?
「お月様、お月様の『なわ跳び』すごかったぁ~」と声をかけると、「こんなに今日もなわを跳び越えたのよ」といって、跳び越えたなわならぬ電線を見せてくれました。
そして、今日の最後は、全ての電線から解放された、きれいなお月様の姿です。
今は、さらにさらに高い空で、のびのびと皆を照らしながら移動していますよ。明朝7:58まで、まだまだ沈まないお月様です。あなたも見つけて、挨拶をしてみて下さいね。