結局、昨夜はブログを書いたり、年賀状を書いたりして紅白のドラマ「エール」に纏わる主題歌を歌った人とかのところを見たりして過し、料理を何も作れなかった。そこで、朝になってバタバタ煮物作り。材料も今年は少量にして作ったのだけれど、煮〆となればつい種類もあって、結構たくさん作れてしまった。
(元気がでたら、もう数品作って娘達の家にお年玉と一緒に持ってちょっと顔合わせて渡すだけで帰ってこようか~)など思ったりもしたが、でもこんな時期に車で行って往復バタバタ行って疲れて事故でも起こしたら、病院に迷惑になるし・・・ほんのちょっと会うのでは気休めにも逆にならないかも。と、グダグダ考えていたら、煮〆が思ったような味にならず、ため息ひとつ。
やはり子ども達が誰もいないと、料理を作っても張り合いがない。食欲もあまりないといい、お雑煮ではなく焼き餅がいいという夫の声に、自分の分だけのお雑煮を作る気も失せた。去年は、正月に息子夫妻がいて賑やかだったのになぁ~。
何とも、気の抜けた正月。届いた友人や親戚の年賀状に心慰められ、元旦の分厚い新聞の記事の中にいい記事をいくつか見つけて付箋を付けながら勇気をもらったりもしたが、それでも、また今日はどうもブルーな気分に戻ってしまう。
新年だけれど、コロナ禍が年末から重く新年にまでのしかかってきた今年の正月。
静かだ。自分から誰かに電話する気にもなれず、夕方になったら、長女が皆でZoomで正月の顔合わせをしようと提案してきてくれた。インストールしなくても、Cromeのウェブから参加できるというので、開始時間にまだ30分ほどあるというので、youtube で方法を誰かが解説してくれてないか調べ、お勉強。意外と簡単そうで、娘から招待メールが来て、クリックしたら、説明通りの展開になり、ウェブで参加を選択し、マイクと動画を許可すると、娘家族が登場! 次々に長男や次女家族も加わって、全員が顔を会わせられた。皆が元気な顔をみて電話よりやはり安心もし、急な提案でボサボサ髪だったりする様子を面白がったりした。
でも、終わってしまうと、何か話したりなかったような、自分がしゃべり過ぎたような・・・やっぱりいつもの正月とは違う。寂しいなぁ。子ども達が元気でいて、それぞれに善き伴侶がいて、娘達には子どもがいる。それだけでも、今の世の中では「有難い(あることが難しい)幸せ」そう、これで不満を言うのは贅沢というものだ~自分に言い聞かす。
人間は、欲が深くて贅沢な生きもののようだ。
夕飯前にはメールが分かっている友人たちや親戚に年賀状替わりの年賀メールを出した。
そして、今夜も、夕飯後ひと休みしてから外に月に会いにでた。人知れず静かに月が、ちょっと北寄りの東空低くの高圧電線の間に浮かんで待っていてくれました。満月から2日目。さすがにもう欠けているのがしっかり分かる。
「あけましておめでとう! 今朝はちょっと寝坊して会いそこなっちゃった、ごめんね。昨日は何だかいろいろ考えてしまう夜で、寝られなくなっちゃったの」「時にはそういう時間も必要だよ」「そうみたい」
「皆の我慢と努力が積み重なって、コロナ禍をうまく乗り越えられますように!!!」「皆をどうか見守って下さい!!!」と、お月様にお願いした。
そして、今日も無事に1日が過ごせたことに感謝した。明日もいい1日になりますように!