今月の惑星を1月1日書いた時、水星のことを
>水星:下旬になると日没後の西空低くに見える可能性があります。肉眼ではややみつけにくいかもしれません。去年どんどん近づいて互いの衛星が重なって見えるのではとまで感じさせるほどに近づいた土星・木星ペア達のそばにいる1月9日頃から、双眼鏡を持って探してみるのも良さそうです。14日・15日には、そこに細い細いお月様も加わりますので、一挙にお月見+3惑星を楽しめるかもしれません。西の地平線が見える場所を今から探して置きましょう。
と書いていました。
そして、昨夕、「銀河鉄道の月」のブドリさんが日月火水木金土の惑星!を全てアップしていたブログを見て、5時15分位なら~のさらなるアドバイスを頂き、今日も、いざ、西に開けた駐車場へ。
雲がない、最高のコンディション。でも、木星がまだみえていない?どこだろう。
結局、昨日と同じ場所に行けばいいと、昨夕と同じ場所に自転車を止めて双眼鏡で覗くと、すぐに木星の位置がわかり、その下の地平に近いところを探ると、なんと水星と土星が見つかりました。ただ、双眼鏡では見つかりましたが、なかなか写真にはうまく写りませんでした。飛行機も通過するので、見間違えないように確認しながら、どんどん沈んで行く惑星たちと競争です。まずは、水星が木に隠れる前につかまえられました。
そして、余裕でまだ上で輝く木星と、木の中に隠れてしまった水星と、やっと最後に土星が見つかって三角形を作っているのを撮ったのが下の写真です。
土星よりも、左の木の中に隠れながらも光っている水星の方が写真では目立って見えますね。水星と土星だけ撮った写真だと土星が17:25の5の上の方に見えやすいので、それを参考に最初の写真をみると、土星がいるのが最初の写真でも分かって頂けると思います。
土星と入れ替わるようにこれからは、夕方の空の惑星は木星と水星が私たちを楽しませてくれますよ。この水星は24日に向けて高度を上げて徐々に見やすくなってきます。つまり残ってくれる時間長くなる。そして、14日、15日頃には夕方に見えるようになる細い細い月がこの惑星たちの中に加わります。
かなり、低い地平線での天体ショー、しかも日没がこれから徐々に遅くなるので、私の見る場所でどんな風に見えるのか、木の中にならないように、本当はもっと地平線に木がない場所を見つけたいところですが・・・でも、お月様がいると俄然惑星たちの場所は分かりやすくなるはずです。
水星がどんどん木星に近づいて、木星が沈む時間が早くなって場所を交代していく様子が楽しめるはず。あなたも、どこか西の地平線が見やすい場所をみつけてみませんか?