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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

朝の青空の中に浮かんだ月

2021-01-07 23:14:05 | 惑星・天体ニュース

   昨夜は、結局なんやかや月の出る時間まで起きてしまっていましたが、雲がいっぱいなのか月影もみえず・・・朝、寝ぼけ眼で南空を見上げると、「相変わらずの寝坊助だねぇ」と晴れやかに笑っているお月様がこんなに小さく空の中に見えていました。

     

   ちょっと雲があったので、雲に隠れている時はなかなか見つけるのが難しい朝のお月様。それでも、今日はちょうど雲から出て来た時に会えました。

   日本は緊急事態宣言が出されましたが、去年12月の下旬には感染が拡大しつつ厳しい状況と言い、「GoToトラベル」の全国一時停止を表明した14日夜に、国民には「マスク会食」を薦めておきながら、自分はステーキ店で二階幹事長を囲む8人の会食に参加していた(政府は「5人以上」の会食には注意を促していた)。そして、今回の「緊急事態宣言」はマスクを取って会食するのが感染拡大には危険な行為としながら、飲食店の夜間営業時間の制限を20時とし、他のデパートなどの営業にも時短を求めた。何だか、さっぱリと飲み込めないような緊急事態宣言。 さあ、どうなるのか。

   アメリカではトランプ派の集会に集まった人たちが議会を暴力で一時支配するという前代未聞の事が起こり、死者も出たという。民主主義国のお手本だった米国もここまで来たかと呆れ返った。だが、その後警察が暴徒を鎮圧して議会が再開され、良識が勝ってバイデン氏がアメリカの大統領として正式に決まった。やっと、当たり前のことが進められたというべきか。大変だったが、それでもアメリカには希望が見えてきたと思いたい。

   さあ、そして日本も「嘘」「誤魔化し」「不公平」がまかり通る今の政治と今年こそ決別しよう!

   政治家まかせにせずに国民ひとりひとりが社会の一員として、これまで間違って引かれてきた道を正しい道へと修正していく力になっていこう。

  SDGsの推進。核兵器禁止条約の署名・批准の実現。自国の軍備強化ではなく、世界の平和を構築する手助けを中心となって担う日本へ。

  原発の再稼働をやめ、廃炉技術を磨いて世界に貢献しながら「再生可能エネルギー」で脱炭素社会を実現する「誇りある日本」へ。

  お月様、見守って下さいね。

コメント (2)
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IBM浅川智恵子さんが変えた世界

2021-01-07 00:13:12 | 日記

  偶然見たテレビのニュースで、IBMの浅川智恵子さんがAI搭載のスーツケースで視覚障害者が自由に買い物ができたりできるような技術を誕生させた話をしているのを見た。14歳で起きたプール事故で目が見えなくなったという浅川さん。2009年から最高技術職であるIBMフェローになっているのも凄い。でも、その話を調べて行くと、さらに彼女の凄さが胸に迫ってきた。

  まずは、TEDで話している彼女自身の話から、彼女のことを知ってみよう(ココからでも、下の画像をクリックしてもいい)。

    

   「電話は、耳の不自由な人のためのコミュニケーションを作り出す中で生まれました」「ある種のキーボードも元は障がい者のために作られた」と説明しながら、盲目である彼女が自分の不自由さを逆に新しいイノベーションのバネにすることで、同じ問題をもつ障がい者のために技術を革新して新しい世界を切り開いてきたことが理解できた。ユーモアもあり、実に素敵なスピーチです。是非多くの人が見て、彼女から多くのことを学んでほしい。

   テレビでは、入社した当初はIBMの優れた仲間達の中で気後れしたことを語りながら、(君だからこそできることがあるはずだ)と励まされて今の道を切り開くようになり歩んできたと言っていた。 Webページを音声で読み上げる世界初の音声ブラウザソフトウェア「ホームページリーダー」は、彼女がIBMで開発したのだそうだ。凄く革新的な技術だったと改めて思った。

          実は、偶然にも最近私が嵌まっていることがあり、このブログにも書こうとずっと思っていたことがあった。音声を拾って文字にするテクノロジーの凄さだ。今、声をかけて機械を操作することができるのには気づいてはいたが、自分が普段使っているスマホで何気なくマイクマークの音声入力機能を使ってみて、その速さと正確さ、便利さに舌を巻いた。

   例えば、LINEで文字を入力しようと思ってコメントを入れるところをクリックすると、入力のためのひらがなとかが下にでてくる。この画面でコメントの1番右にあるチューリップのような「マイク」マークをクリックすると、「何か話してみて下さい」とメッセージが出る。このワンクリックで、もう音声入力の準備は完了してしまっているのだ! 言われるままに、送りたい言葉を声に出して話し「タップして一時停止」と自然に画面が変って教えていたので、その通りにタップすると・・・何と、もう文字がちゃんと読めるように入力されていた!!! 何という簡単さ、何という速さ!!!

  もっと書きたければ、また同じ動作を繰り返して書き加えていき、後は通常のように「送信」すればいいだけだ。驚くのが、その反応の速さ。自分がもたもた漢字変換などをしながら書いているより、よほど速い。

  

  このやり方は、もちろんLINEでなくても、検索サイトでも使える。

    

    Google検索も右のマイクマークを押せば、「認識しています」とすぐに表示が出て、いつでも私が声を発すれば読み取って文字に書き換えてくれる。電車の中や、周囲の誰かに聞かれたくないことを入力することは出来ないが、実に便利で迅速に、サクサク文字に変換されていく。

    浅川さんの「ホームページリーダー」は、1997年販売開始だったという。文字を読む、読んだ声を文字にするという技術は、目の見えない人の強い思いから開発が進み、今は私たちにとっても便利な機能に開発が進んだものだろうと思われた。確か、この音声⇔文字の技術は30年前頃からとTEDのところで彼女が説明していた。確かに、この技術は30年かけて磨き上げられて来ただけある、非常に完成度の高い技術だ。今は自動翻訳機とかもかなり実用化されてきているが、これもこの音声技術が活かされて実現したのではないか。

    *すいません、素人なので確かな情報ではないので、ご存知の方はコメントに間違っていたら残して教えてください。

    これは、だいぶ前なのですが、にシャンプーに視覚障害者のために付けられている印が、シャンプーで目が開けられない時には普通の人にもとても便利だという話をこのブログのココに書いたことがある。ハンディキャップを持つ人々をその不便さから解放するための技術が、ネットや文字のデジタル化と相互作用で人々の生活を変え、他の人々の日常生活にも役立つ技術に花開いたことが、今日の浅川智恵子さんの話から、強く実感できた。

    弱い人たちを「助けてあげる」というのでなく、弱い人たちと共に考え開発していく先に世界の進歩や前進が生まれる。

    何だか、未来を明るく感じられる力を浅川さんのメッセージから今日はもらえた。そして、彼女がやってきたことをこれまで知らなかったことをどうして自分は知らなかったのだろう。もっともっとニュースで広めてくれていたらよかったのに、と思った。

    あなたも、もし私のようにこのことをこれまでご存知なかったのだとしたら、浅川智恵子さんのTEDを見たりして是非今度は、それを拡散していってほしい。 そして、スマホにある音声機能も是非試してもらいたい。

    PCにもあるだろう音声入力機能を、今度は私は確かめてみよう!

追伸)2024/06/06  アクセス解析で、どなたかが私のこの記事を読んで下さったようで、懐かしく読み直してみて、ふと、「電話は、耳の不自由な人のためのコミュニケーションを作り出す中で生まれました」というのが、(電話機なら耳の聞こえない方ではなくて、視覚障害の方のために発明された~の間違い?)と思い、最初英語の動画しか気づけず自分の英語の聞き違いをそのまま書いてしまったかとドッキリ。 でも、確認して聴き直すとやはり「耳の不自由な人のため~」と言っていました。調べても、このままでいいのか、言い違いかの判断が調べても分からなかったので、とりあえず、文章はそのままにし、現在は日本語訳が付いている動画が見つかったので、日本語訳がついているサイトにリンクを変更だけしました。 電話の発明が誰のためにはじまったかご存知の方は、コメントでお伝えくださると有り難いです。

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