峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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きみは 極楽浄土【ごくらくじょうど】を見たことがあるかい

2007年02月21日 | 暮らし
昨日、こちら佐々町は初夏を思わせるような好天でした。
きょうは全国的にいいお天気のようですね。佐々町も、朝から雲一つなく晴れ渡っています。洗濯物がよく乾くだろうなと思うだけで、なんだか嬉しくなっちゃいます

昨日、町内会の防犯灯助成金申請の書類を提出しに役場を訪れた際、「佐々町さくらウォーキングマップ」のパンフレットが目に留まりました。
私が暮らす佐々町は「佐々千年さくらの里」作りという事業を行なっています。佐々の町を千年に渡って桜の花の咲き乱れる里にしようという試みです。すでに、これまで約120品種・1,500本の珍しい桜が町内全域に植樹されています。
ウォーキングマップは、そのいくつかの名所を町内の見所と結び、美しい桜の花の咲く頃、風流に巡り歩いてもらおうということで作られたようです(いいアイデアなのに宣伝が足りないなぁ)。
全部で5コース設定されています。片道1,5kmから3,5km程度で、川沿いのコースあり、山岳のコースあり、街を縦断するコースありで、けっこう楽しめそうです。

我が家の裏庭にも桜の木が1本あります。私たちが、ここに家を建てる前からあったもので、そこそこの樹齢だと思われます。
四季折々、いろいろな花の美しさに心を奪われますが、それでも、やはり桜の花に対する思いは特別なものがあります。

こう、記していて、数十年前に亡くなった伯父【おじ】の告別式の日のことが思い出されました。
式は、伯父の自宅で営まれました。この日、屋内に入りきれないほどの参列者の数で、私は庭にいました。
導師さまの低く流れる読経【どきょう】を聞きながら、私は在りし日の伯父や従姉【いとこ】たちとのことを思い出していました。
すると、サァ~ッと風が吹き渡ったかと思いきや、次の瞬間、桜の花びらが頭上からハラハラと舞い降りてきたのでした。
その瞬間、私は、何とも言えない幸せな気分になりました。
今思うと、楽園とか極楽浄土【ごくらくじょうど】とかというものは、きっとこのような光景で、このような気分でいられるにところに違いないと思われるのです。
私は、しばし、うっとりとして、散る桜の花びらに包まれていたのでした。

さて、一汗かいた後は、福祉センター内にある大浴場で汗を流されてはいかがでしょう。毎日10:00~16:00まで(火曜日は掃除のため14:00まで)開いています。町外の方もOKで、料金は150円です。お近くの方は、ぜひお出かけ下さいませ。

見ごろは、例年3月下旬から4月上旬あたりですが、今季の暖冬の影響でどうなるのか気になるところです。
コメント (4)
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