峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

春雷【しゅんらい】

2008年03月01日 | 夫婦
今朝、「夜中、すごい雷だったね!」とくるみさんが居間に下りてきた。
「すごかったね!」と私、女房どのはぐっすり眠っていて全く気付かなかったという。有紀さんの受験の付き添い、絵理子さんの結納についてあれこれ、昨日の有紀さんの卒業式に関してのいろいろ、それに自身の学校の年度末に伴う仕事と、眠れない夜を過ごしているようだ。私がノー天気だからその分、連れ合いは大変だ。申し訳ない。
「春雷だよ。春を告げる雷さ」と私。

昨日、学び舎を巣立ち行く若者の声を多く聞いた。彼らの前途は、ただ漠【ばく】として広がっているだけだ。不安であろう。たじろぎもしよう。しかし、彼らは明るい未来を信じている。
誰もが学校と恩師への感謝の言葉を口にし、同時に彼ら自身の未来を創り上げていくための一歩を踏み出す決意を語った。

  春風や 闘志いだきて 丘に立つ

ああ、爽やかな春風が吹き渡っていく。春風にいっそうかきたてられる闘志を胸に秘め、今、私は丘に立っている。
高浜虚子の句だ。昨日の卒業式の中で大村市長が祝辞の冒頭、この句を引いた。

春雷の後一夜明け、今朝は青空が広がっている。
年度末を向かえ、新年度の町内会の各種補助金等の申請に関する書類の提出に追われながら、町内会総会のための資料作成、個人的には確定申告の書類作成等、片付けなければならない問題が山積している。

 春風や 闘志いだきて 丘に立つ

私の心境でもある。
コメント (2)
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