峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

勝つもよし 負けるもよし

2008年03月10日 | 父親と子
対九大戦,チーム有紀は敗れた。
一昨日正午過ぎ,九大のHPでそれを知った。直後,有紀さんに心境を尋ねると浪人を考えてみようかなと言う。それは,私にとって意外な言葉だった。なぜなら,この大学でなければならないというようなこだわりなど有紀さんにはないと思っていたからだ。後期の出願は九大ではなかった。もちろん,前期で通るつもりだったということもあるが,何が何でも九大ということではなかったからだ。

卒業式の日にいただいた有紀さんの通知表の評定の合計は4,9,地理B以外はすべて5という素晴らしい成績だった。
「3年間,学習に対し,とても真摯に取り組んだと思います。そしてその結果が3年生の学年成績でトップになったのだと思います。高校を卒業し,4月からはいよいよ新生活が始まります。新しい環境においても高校のときと同様に誠実さを忘れずに物事に対し,一生懸命に取り組んでほしいと思います」との担任の言葉があった。

有紀さんの言葉を借りれば,これでいいのかなという程度の頑張りだったかもしれない。しかし,どんなに小さな学校でも一番になるというのは大変なことだ。それなりの努力を重ねてきたはずに違いない。また,学校の代表選手としてのプライドもあっただろう。何より,彼女は幼い頃からこれまで大きくつまずいたことがなかった。それらがない交ぜとなって「浪人」という思いが湧いてきたのだ。
浪人の問題を含め家族でいろいろと話し合った。そしてとりあえずは後期受験に臨むということで有紀さんの気持ちは固まった。

その後,有紀さんはいつものように読書にふけっていたが,夕方からは中学時代の友人が車で迎えに来,同窓会に出かけ,そのまま中学時代からの親友宅にお世話になったようだった。
私の方も、土曜日曜は私立や推薦で合格が決まっている以外の高校受験生が朝から弁当持参で来ていたり、その合間を縫って町内会の19年度の会計監査を受けたりと相変わらずばたばたしていた。

翌朝,有紀さんは福岡に帰るという友人の車で研二くん・絵理子さんのところへ向けて発った。
チーム有紀の今期,最終戦は12日,対福岡教育大学戦である。
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