峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

15の春

2008年03月12日 | 私塾
月曜日、高2の拓海くんから「今日来ていいですか?」とのメールがあった。
彼が来訪するのは、いつも定期テストのときだ。だが、学年末テストがついこの前行われ、修学旅行のお土産を持って来訪してくればかりだった。今日は何だったのかと聞くと、高校入試を控え学校は立ち入り禁止になっているのだとか。高校生にも入試の影響は及ぶのだ。

明日から公立高校入試が始まるというその夜、受験生も、すでに推薦で合格している者も、私立の合格者も、そして高校生もみな淡々と学習を進めた。

日曜日の雨の後、朝夕の冷え込みがずいぶんと和らいできている。
昨日から始まった公立高校入試、昨日は国語・英語・理科の3教科の試験が行われた。夜、やって来た受験生たちに出来を尋ねると異口同音に難しかったと言う。
大丈夫、あなたが難しいと感じたのならば、みんなも難しかったと思っている等となぐさめ、励ます。

やがて午後10時、学習を済ませ、いつものように「有難うございました」と互いに挨拶を交わし、教室を出て行く受験生たち1人ひとりに「頑張れよ!」と声をかけ見送った。

くるみさんの話によると、不登校だった子供たちも、みな受験したという。それぞれの子供たちがさまざまな思いを心に抱き今、試験問題に向かい合っている。
幸いにも昨日・今日と穏やかないい日和だ。それが嬉しい。
有紀さんも、小論文に取り組んでいる頃だろう。

さぁ、私は確定申告の書類の仕上げに取り掛かかなければならない。午後からは民生児童委員協議会の定例会も控えている。
裏庭からウグイスの鳴き声が聞こえる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする