峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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うねり

2009年08月02日 | 将棋
週末の30・31日に行われていた王位戦七番勝負の第3局、それまで2連敗と不本意な流れにあった我らが深浦王位だが、ここ1・2年の間に徐々に頭角を現してきた挑戦者・木村八段の勢いを止めることができずに敗戦、ついに角番に追い込まれてしまった。

その第4局目は4日・5日と深浦王位の出身地の佐世保市で行われる。前夜祭は明日・3日だ。
地元ファンの1人としては、前夜祭に駆けつけ、大いに盛り上げ、直接、激励の言葉もかけ、大盤解説会の手伝いもしたいところなのだが、今回だけは色々と仕事が重なり、前夜祭にも大盤解説会にも出かけられない。残念というより、申し訳なく感じている。
それに、木村八段ともお話しさせていただきたかった。

深浦さんは故郷を大切に思う棋士の中の1人だ。熱烈な地元ファンも多い。今シリーズ、ここまで苦境に立たされているが、必ずや佐世保で勝利を収めてくれるに違いない。
ガンバレ、深浦王位!

31日には注目のB級1組順位戦も行われた。
今期のB級1組は、2つの昇級枠をめぐり熾烈【しれつ】を極めること必至だ。それだけにファンにとっては大変興味深く、悩ましくもある。

私個人的には深浦王位に上がってもらいたいのはもちろんだが、渡辺竜王と山崎七段の同時昇級も見てみたい。
あぁ、悩ましい。

きょう2日は、やはり注目の大和証券杯最強戦の決勝、木村八段対山崎七段戦が行われた。
今、最も勢いのある棋士のうちの2人の、決勝での戦いは大いに興味のあるところだったが、深浦王位とのタイトル戦で3連勝と勢いづく木村八段を、つい先日、王座戦の挑戦権を勝ち取ったばかりの山崎八段が降した。
初のタイトル挑戦権を得た山崎七段、一皮も二皮もむけたか。羽生王座とのタイトル戦が、ますます楽しみになってきた。
コメント
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