峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

有り難きかな「父の日」

2010年06月21日 | 父親と子
昨日は「父の日」、「母の日」は在って当然だと思うが「父の日」などというのは恐れ多い話だ、と個人的には考えている。

有り難いことに私のようなつまらない者でも女房どのと子供たちのおかげで父親として在る。
そのことで、これまでどれほど心躍る日々を過ごすことができただろう。それだけで十分だ。

恐れ多いその「父の日」に、真っ先に贈り物を渡してくれたのは女房どのだった。
女房どのは前日に続き、この日も県立大学での研修を受講するため出かけることになっていた。その朝、プリンターの上に赤いリボンのついた黄色い紙袋がさりげなく置いてある。ありがとう、と女房どのに声をかけながら紙袋を覗くと私好みのハンカチが入っていた。
贈り物をするのが好きな女房どのならではの「夫の日」ならず「父の日」ではある。

昼になり、女房どのが用意してくれていた昼食を1人で食べているところへ絵理子さんから宅配便が届く。桐の下駄【げた】だった。
私は普段下駄を愛用している。現在履いている下駄も、ある方からプレゼントされたものだが、ちょうど歯が磨り減ってしまっているところだった。
絵理子さん研二くん夫婦は、折に触れて私たち夫婦だけでなく有紀さん・くるみさんにも贈り物をしてくれる。その心遣いが嬉しい。

午後、くるみさんから「推薦やめようかと思ってるんだけどどう思う?」とメールが入った。担任から意向を打診され、このところ心が揺れていた。
メールではなく電話をかけていろいろ話した。
話の途中で「きょうは父の日だけど」と水を向けると「ええ~、そうやったぁ?おめでとう」「おめでとうじゃないでしょう」と笑い合った。
くるみさんは、この土曜日曜も模試を受けていた。父の日どころではない。

有紀さんからは夜、メールが入っていたのに今朝になって気付いた。
近況報告と共に、いかにも有紀さんらしい感謝と激励の言葉が綴られてあった。
有紀さんは、きょうから教育実習が始まっている。

コメント
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