峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

親子を楽しむ

2012年02月14日 | 父親と子
今回、有紀さんの帰省には、卒業式の後の謝恩会で着用するドレスを求める目的があった。

波佐見からの帰り、女房どの行き付けの「玉屋」へ寄る。真っ直ぐ3階の婦人服売り場へと向かう。さあ、長丁場の始まりだ。

女房どの主導で売り場を廻る。女房どのと店員さんが相談し、有紀さんはマネキンのように着せ替えられる。その有紀さんの姿を見て、店員さんと女房どのと私とが似合うだの似合わないだのと勝手なことを言い合う。
美しく育った我が子を眺めるのは嬉しく楽しい。

そもそも有紀さんは、端から何でもいいよと言っていた。だが、両親が嬉々として品選びをしている様子に、こちらの思いを汲んでか文句一つ言わず付き合ってくれた。
ドレスを決めた後はバッグ、その後にハイヒール、スプリングコートと品選びは続いた。

大学の入学式・卒業式に親が出席することを批判する向きがある。同様の観点から、二十歳を過ぎた子供の服を買いに両親揃ってと眉をひそめる方もおられるだろう。

それを踏まえた上で、私は、子育てに悩んでおられるお母さん方にも、こう申し上げる。
「せっかく親子の縁をいただいたのだから、親子であることを楽しみましょう」と。

私は、我が家の3人の子供の保育園の卒園式から小中高校の入学式・卒業式、大学の入学式・卒業式まで全て出席してきた。これからもまだまだ続く。
それだけではない。保育園時代のお遊戯会・お誕生日会・運動会、小学生の頃は授業参観・学習発表会・運動会、中学生になっても授業参観に体育大会・文化祭・中体連、高校生になってからは、三者面談・体育祭とすべて出席してきた。
こう記していると、あの時の子供たちのそれぞれの生き生きとした顔と仕草と声までもが鮮明によみがえってくる。

子供たちとの日々は実に面白かった。実に楽しかった。そしてそれは今も続いている。
子供たちの成長を間近でつぶさに見てこられたことを幸せに思うと共に改めて女房どのに感謝したい。
コメント
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