峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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非常識な野菜作り

2021年11月27日 | 移住
移住を機に野菜作りを始めました。
といっても本腰を入れてやろうというのではなく、気の向くままにです。

我が家の食卓に上る野菜は、基本的に無農薬栽培によるものです。
直接口から身体に取り込む食べ物に関して、女房どのはなるべく自然なものをと、無添加の食品を、野菜に関しては無農薬栽培のものを求めています。

そんなことから家で作る野菜は、当然のように無農薬でということになります。その上に無肥料でのトライです。
無農薬、無肥料、加えて野菜作りの知識も無いというのですから無謀な試みにも程があるという話でしょうか。
実際、農業を営んでおられる地区の方からは鼻で笑われています。

しかし、昨年末に植えたタマネギ100本の苗は、そこそこ成長して収穫することが出来ました。
それを吊るして保存し、長い期間に渡り、いただくことが出来ました。

また、春に植えたキュウリとトマトもそこそこ実を付けてくれました。特にトマトは、未だに実をつけています。
その少し後に植えたオクラとピーマンは、驚く程の出来でした。
ただし、白菜・キャベツなどの葉物は青虫にやられ、全くダメでした。

そのような経験から、葉物は諦めようと思っていたのですが、たまたま寄った種苗店のご主人に不織布で覆ったらよいとの助言をいただきました。

お話を伺い、なるほどと思い、早速、キャベツと白菜の苗を5本ずつ求め、助言通りに植付けました。
さらにその後、水菜の苗を10本植え付けました。

植え付けてしばらくすると不織布の上からもはっきり分かるほど育ってきました。
そこで、不織布を開けて中を確認してみると、なんと、葉っぱの上に青虫が‥。

隙間なく不織布を施したつもりでしたが、どこからかチョウ、あるいはガが侵入して、葉っぱに卵を産み付けたのでしょう。
青虫を駆除し、再び不織布をかけ直しておきましたが、やはりだめかという思いに支配されていました。

ところが、白菜が日に日にぐんぐん大きくなっているのが不織布の上からもはっきり分かるようになってきたのです。

昨日、再び、不織布をめくってみると、外側の葉はともかく、中の葉は、虫食いの跡が見られません。結球も始まっています。

そういえば、気温が下がってきたのと同時にチョウやガの姿が見られなくなりました。そのことが幸いしているのでしょうか。
もう少し様子を見てみなければ安心できませんが、なんとかいけそうな感じです。

ミズナも順調に生育しています。
昨日の夕食は、水炊きだというので一束を水炊き用に。もう一束はサラダ用に収穫しました。

農薬を使用せず、化学肥料はもちろん、敢えて有機肥料さえも施さない野菜作りに挑戦して(大袈裟でスミマセン)2年目、なんだか、にわかに自信と勇気が湧いてきています。
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