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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

生徒と教師

2017年12月05日 | 子育て日記

絵理子さんの教育実習も残すところ今日1日となった
昨日の帰宅は夜の9:10頃だった

塾で絵理子さんのクラスの子に「どう このところの絵理子先生は」と尋ねてみた
「今日ですね 担任の先生から どうして教師を目指すようになったかみんなに話してくれって言われて いろいろ話されました」と 絵理子さんが中学の時 数学が嫌いであまり勉強にも身が入らなかったこと テニスに没頭していたこと 中学校の先生にだけはなるまいと思っていたことなど 生徒に語ったことを聞かせてくれた。

「それでみんなの反応は?」
「みんな聞いていました 特に普通 授業中ほとんど眠っている○○君が聞いてたのでビックリしました」 

絵理子さんの帰宅後 そのことを話すと
「いきなりで困ったけれど まあ何とか話した」
「あと1日になったけど どう? 感想は?」
「最初は3年生だし うまく打ち解け合えるかなと思っていたけど みんな慕ってきてくれてね 特に 担任の先生に反抗しているような子が『授業の時 先生の緊張してるのが伝わってきたけん 手を挙げて答えようと思ったばってん分からんやった ごめんねえ』と言って来てくれたときには涙がポロポロ  
他の子にも『先生 ここにずっとおって どこにも行かんで』と言われて涙がポロポロやったあ」
心の真直ぐな生徒とたちとめぐり会えて絵理子先生は何と幸せだ

絵理子さんは「先生」になることを決意して 今回この実習に臨んだわけではなかった しかし 私はこの話を聞いて 彼女は教職の道を選ぶことになるのだろうなと思った

絵理子さんのクラスの子に「お別れ会とかするの?」と尋ねると
「はい でも峰野先生には内緒ですから 言わないで下さい」
「わかってるよ 俺は大丈夫だよ くるみさんが心配だけどな」
その時くるみさんもいたのだ

「私も大丈夫です」
「イヤ~ くるみさん 何でもしゃべっちゃうからな~」
「大丈夫です 最近 私 口かたくなりました 友達に聞いてみてください」
そんなこと言われても 友達ここにいないしぃー 
「わかった 信用する 絶対言うなよ」ということで今日 どんなことが学校で展開されているのだろう

              2003613日(金)
     ___________________

生徒は教師から学び、また、教師は生徒から学ぶ。
子は親から学び、また、親は子から学ぶ。

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