オープン2シーターのルノーウインドを手放したのは移住が決まったことからだった。
移住する直前まで保有していた車はアルファロメオ159、女房どののアルファロメオミトイモラ、そしてルノーウインドの3台。
長崎から岡山まで連れていけるのはせいぜい2台まで。やむなくウインドを手放したのだった。
岡山に移り住んで間もなく、軽トラを求めることにした。
年に3度ほど、地区の県道沿いや公園の草刈りを地区の男性陣総出で行う。その際、各人がそれぞれの軽トラに、めいめいの刈払機を積んで集合する。刈る場所を変える時も各々の軽トラで移動する。
刈払機はもちろんのこと、軽トラは里山暮らしに必須の相棒なのだ。
ネットで探して巡り合ったのが、軽トラのカスタムを手掛ける佐賀の「オートセレクション プログレス」さんにあった漆黒のボディーの軽トラだった。
スズキ・キャリーをベースに、荷台にアルミボックス、ロールバーが着装され、アルミホイルを履いている。世界に1台しかない軽トラだ。
ラインでやりとりし、最終的に佐賀から陸送していただいた。
我が家に来た軽トラは、私だけの相棒ではなく、「ぽつんと一軒家」の養鶏場に卵を買いに行くときなど、時として女房どのの相棒にもなっている。