峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

希望の光は、どこにある

2005年10月29日 | 中学生
昨夜、塾で、教室に一番最後まで残った中3の女の子がおもむろに「先生」と声をかけてきました。
普段【ふだん】、自ら話しかけてくるような子供ではなく、いかにも唐突【とうとつ】だったので、何事かと少し驚きながら「何?」と答えました。

話は深刻なものでした。
その日の放課後、友人と2人、帰ろうと玄関までやってくると、靴箱の中の友人の靴がハサミでズタズタに切り裂かれていたというのです。

友人のこと、最近のクラス・学校のことなどをひととおり聞き、私なりの思いを話しているうちに、帰りの時刻を10分ほど過ぎてしまいました。迎に来ていただいているお母さまを待たせては気の毒です。
今回のことについて、直接、私が何をどうできるものではないが、彼女の話を聞いて、たいへん心を痛めたということ。そして、このような悲しいことが起こらない社会の実現のために、私なりに精一杯努力することを約束し、また、話をしようと、この夜は帰しました。

恐れていることが佐々中学校で起きています。本来、学校の教師によって回復させられるべき子供たちの魂が、こともあろうか、学校によって傷つけられている疑いがあります。
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