峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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平安が堕落【だらく】を生み 不安が昇華【しょうか】を促【うなが】す 人間とは厄介【やっかい】な存在だ

2006年08月11日 | 学校教育
野球観戦で売り子女性の胸触る、中学教諭を逮捕 (読売新聞) - goo ニュース
カラスの鳴かない日があっても教員の不祥事のない日はありません。

8月5日の長崎新聞によると、新任教諭らを対象にした長崎県教委の初任者研修が今年度から様変わりしているといいます。わいせつ事案・飲酒運転・体罰などの相次ぐ不祥事を背景に「飲酒運転はいけない」と当たり前のことを教えなければ教壇に立つのに相応しくない人たちが教員になっているというのです。

記事は「県教委に危機感」という見出しを付けていますが、果たしてそれは真実なのでしょうか。やっかいなのは、教職員採用に当たる人たちにこそ問題があり、初任者研修に当たっている人たちほど問題があるという点です。
6月定例県議会で自民党の佐藤議員が「問題教師の表面化は氷山の一角。相変わらず出てくる」と指摘したといいます。しかし、町会議員から国会議員に至るまで、その人間性に問題を抱える人が多い中、どうして真っ当な教員が育つというのでしょう。そして、わいせつ教員・暴力教員は増産され続けています。
暗澹【あんたんたる】たる思いです。
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