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土用丑の日は「うどん」

2020-07-21 20:52:51 | 日記

夕飯を食べていると、激しい雨音がし出した。夕方から空模様がおかしかった。これで涼しくなるといいが。蒸し暑い日だった。2階と1階の布団を入れ替えて、それから買い物に出かけた。ホームセンターへ庭木と水藻を見に行った。家の中のことをしているのが一番落ち着く。

今日は土用の丑の日。今年は8月2日もそうだという。近くのスーパーの琵琶湖の淡水魚屋さんには夕方ウナギを求める人が30人くらい並んでいる。いつもの4倍くらいの従業員の人がウナギを焼いている。TVではStay Home なのでウナギア売れているという。外食できないのでせめて自宅で「うなぎ」になるのか。そのようなことに関係なくここではウナギが売れているようだ。小鮎もキロ単位で売れるし、要するに豊かな土地で(経済的にということではなく)この店の魚がおいしいからだろう。大きいウナギが3500円くらいだ。

我が家は「う」の付くものを食べればいいというので、仙台から届いた「うどん」だ。のど越しがよくて、いまはまっている。大きなウナギは食べきれないし高い。あとおかずは地物の野菜だ。これも道の駅で安くて新鮮なものを買ってくる。茄子などとろけるように甘い。調味料もなしでそのものの味を味わうことができる。なんともケチな生活だ。

庭木と水藻などでかかった費用は「うなぎ」よりも高い。ちょっと考えるが、そうしているのが一番心安らぐから仕方ない。藻を入れた鉢は、子供のころから家にあったものだ。なぜか持ち歩いていた。おそらく祖父が骨董屋で求めたものだろう。お金のあったうちではないと思うが、祖父母はわりと恵まれた家で育ったので、無形のものへの価値観をのこしてくれたようだ。3文安いジジババ子でよかったことかもしれない。

 

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