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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

がさつな女を卒業できるか

2020-08-14 18:09:43 | 日記

長浜の町は家族連れで賑わっている。やはりお盆なのだなぁ と思う。この町には懐かしいものが売られいる。金物屋さんの店先には、火鉢用のごとくや火ばしなど、庭帚やたわしなど、そして、買い物用の竹の籠もある。ちょっと持って出かけたいなぁ と思う籠があった。都会で求めれば、この倍はするだろう。レジ袋が有料になった。でも、同じようなポリ袋を買ってきている。それよりも、プラごみの多さのほうが問題の気もする。昔は(年寄臭いが いや年寄りだ)佃煮などは量り売りで竹のきょうぎに包んでくれた。紙の袋がほとんどだったし、お豆腐は鍋とかボールを持って買いにいった。無事持ち帰るのは、子供にはけっこう大変だった。そんな時代を思い出した。

暑いのでそうめんでなく、懐かしい冷や麦を食べたくなった。赤とグリーンの麺が2本ぐらい入っていて、弟と取り合いになった。(もちろん負けた)祖母がガラスの器にミカンなどを乗せて出してくれた。この町に来て、子供のころを思い出すことが多い。

今日は暑い時間帯に陶芸教室へ。陶灯の作成だ。毎回、先生には叱られる。作り方よりも、台をきれいにしなさい、もっと丁寧に扱いなさい、ゴミを集めるので散らかすのではない 等々昔、祖父といる頃のようだ。でも、こんなこと今頃叱ってくれる人はいない。だいたい、私はがさつなのだ。忙しく働いてきたせいか?いや、子供のころから戸や障子の開け閉めなどは祖父に注意された。陶芸は一つ一つの作業に細かい神経がいる。(ほかのこともそうかもしれないが)気を許すとすぐに失敗する。だから、愛情をこめて作品に触れるようになった。人生の最後の時期に、いい修行だと思う。少し、がさつさが直るといい と思う。

ちょっと大変だったが、作品はいい形になった。ものに対する愛情とは何か 改めて考えさせられた。

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