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タクシーで帰ってきた携帯

2020-08-24 18:30:10 | 日記

昨日の暑さのなかと長時間の冷房の効いた新幹線の移動でさすがに体がだるい。ホテルは空調はいいが、布団が暑かった。家に戻っても寝苦しい夜だった。つらい2晩だった。

ご招待いただいた料亭は竹の障子だった。竹が新しいうちは風が通らないので使用せず、少し経ってから入れたというぜいたくなものだった。目の涼しさも大事だろうと、やはり暖簾をかけてみることにした。日本家屋はのきがある分涼しいようだ。真四角の家では味わえない。昔の家には「縁側」もあった。「縁側」は家の中に入るほどでもなく、外での立ち話では失礼というときの場所でもあるという。

ちょっといいお話があった。楽しいお招きの時間も終わり、タクシーでホテルまでお送りいただいた。無事ついたというメールを打とうとガラ携を探した。ない!タブレットにはアドレスがほとんどないので、電話もできない。ああ、料亭に忘れたのだ。さて、料亭の電話番号は?幸いタブレットで検索ができた。おそらく、パンツの後ろのポケットに入れておいたのが落ちて座布団の下あたりに入ってしまったのだろう。「すみません、こちらが気が付きませんで。ご心配でしたでしょう。今からタクシーを呼んでお届けしますので、10分くらいお待ちください」というお返事。また、余分なミスをしてしまった。落ち込んでホテルの玄関でタクシーを待った。

大事なガラ携はタクシーに乗って帰ってきた。運転手さんに大体の往復分の料金をお支払いしようとすると、「もう、あちらで頂きましたので」と言われてしまった・・・。料亭の女将の娘さんの計らいだ。部屋でもなかなかのおもてなしをしてくださった。チャーミングなお嬢さんだった。

急いで部屋に戻り届いた旨のお礼の電話をした。こちらが気が付きませんで としか言わない。学ぶことがたくさんあったご招待だった。また、あの風情のあるお部屋でこんどは鍋でも囲めればいいなぁ と思った。

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