猛暑が続きます。この夏、身体がもつのだろうか、という感じですね。パリオリンピックも始まりましたが、今回は7時間の時差に逆らうことなく(無理なく)映像をみております。早く平和な世界になるようにと祈りながら。
咳の風邪をひいたのかここ1週間は苦しんでいます。熱が出るわけはないのですが、咳が出だすと苦しいほど止まりません。かかりつけ医に薬を処方してもらいましたが、飲むほど咳と痰がでる感じで、外に出ることもできず静かに本などを読んでおります。女性の地位というものは、なんとも不安定ではかないものと平安時代の文学は、語っています。まずは、美貌や教養があること、それ以上に親の地位がいかに高いかでその一生が決まってしまいます。たとえ、それを得たとしても、何かが崩れれば(後ろ盾がなくなる)生きていくすべがなくなります。私など一生不遇なままこの世を去る気がします。
まだまだ、現在でも離婚して、子育てをしながら生活していくには実家の援助などがある、なしではかなり違うように思います。まぁ、実家に戻れるだけでも進歩?したと言えるかもしれませんが。仕事の面における女性の地位は、世界を見渡せば、本当に低い気がします。
ただ、この頃思うことは、自由だ、平等だといっても、この国は自ら勝ち取っていったものではないのではないか、ということです。第2次世界大戦後でも、敗戦国は女性の力が必要でした。ですから、社会制度も女性が働く環境を整えることから始まったと聞いています。
長浜の黒壁のお祭りが終わりました。夕方、買い物から帰ると「祭りの後」の静けさとわびしさが漂っていました。大通寺さんの裏庭では、セミが夏の終わりかのように鳴いていました。7月末なのに・・・。「空蝉」「かげろう」なんとも儚いものですね。平均寿命が延びたと喜べないこの頃です。