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陰影をあいして

2024-07-18 21:51:09 | 日記

各地で梅雨明けのようです。近畿は梅雨開けではありませんが、今日は34度くらいになりました。雨が降った後なのでムシムシしています。スクールガードから帰ってくると7時45分ごろです。一息ついて8時。朝ドラの時間です。今は、幸せな気持ちで1日が始まる感じです。「いいおとこを見るのか、心の栄養ですね」などと言っています。よく、だれだれの美人妻などと言われると、妻は美人でないといけないのか!だから妻になれないのだろう。などとひがんでおります。そういいながら、いい男は・・・なんて。不器用ないい男というのはさらに心惹かれます。朝ドラに岡田将生がでています。「昭和元禄落語心中」から特に魅せられました。(演技のうまさですが)目がきれいですね。

なんとなく今映像を見ると薄暗いと感じる昭和の時代。蛍光灯ではない電灯と障子の陰影がある住まいのように思うのです。今の我が家は、夜、2階から降りてくると昭和の板ガラスが入った戸があります。その戸からもれてくる仏壇に飾った灯篭の光があります。ある夜、消し忘れたらぼんやりとしたその明かりがきれいで、それからつけています。和紙と裸電球のあかるさに癒されます。

私が特に京のお寺をあいしたのはその暗い空間で味わう陰影の美しさ故でした。思い出すのは、たしか源光庵「悟りの窓」と「迷いの窓」です。はっきりいつ行ったのかは思い出せません。「迷いの窓」は四角の窓で「悟りの窓」は丸い窓です。畳と障子、そして外に見える庭の景色・・・。

そして、比叡山の根本中堂。まだ改修工事中ですが、不滅の法灯を眺めている時間が大好きでした。

紙と木の文化。光が織りなすうつくしい陰影の世界。静かな世界にまた出かけたいですね。

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