今日も穏やかに明けた。お正月らしく街も静かだ。今日からお仕事 と思ったいたが、箱根駅伝がある。ランナーが通る一号線が近いこともあって興味がある。前に住んでいた大磯は住まいから1分ぐらいのところを選手が通った。でも、TVで見るよりも恐ろしく速い。あっという間の出来事なので、平塚に来てからは見に行かなくなった。TVを見ながらの仕事になるので、まずベランダの植木の整理をした。水はあげていたが手入れはしてなかった。引越しになるので、悲しいが処分しなくてはならないものもある。枯れたような姫しゃがを抜くと、新しい芽が根にもぐってでていた。植物はたくましい。
お正月はお雑煮だけは作ろうと 準備はしていたが、お雑煮だけではさびしい食卓になることに気がついた。さて、大変と簡単な煮物と卵焼きなどを作った。改めて、おせち料理の意味を知った感じだ。お友だちが食べたいと言っていたお豆も煮ようと、昨夜から水につけておいた。どうせ煮るのならおいしくと、豆屋さんのレシピを使った。3時間の長丁場、駅伝を見ながら煮るにはぴったりだった。しかし、昔は小さな一口のガスコンロくらいしかないのに、よくいろいろおせちを作っていた。12/25くらいから始めていたのだろうか。ガスコンロのほかに、ガスストーブや七輪も使っていた。
何時間もかけておせちを準備するのは、お正月は台所仕事から主婦が解放されるためだと言われていた。祖母や母のそばでおせち料理ができるのを楽しみにしていた。祖父が押入れからお重やお屠蘇のセットを出してきたりしていた。大掃除にしてもお餅を切るにしても、暮れの風景はまだ心に残っている。時のながれがゆったりとうつくしい。
白花豆は憎いくらいしわもなく、美しく仕上がった。嬉しかった。マラソンを見ながら、伝票整理をしながら、それでも豆は炊き上がった。来年はいろいろおせち料理を作ろう。(私一人のためだが)おせち料理の思い出を(心を)残してくれた祖母や母に見せてあげよう。
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