冬に逆戻りしたような天気。春はなにか飲み会が入る。ふと酒の肴で別れた夫を思い出す。毎晩、ビール、ウイスキー、日本酒、ワインと飲むことは大好きだった。だから酒の肴もいろいろ作った。それと同じ料理を食べながら「もと夫がこれ好きだったんですよ」と言ってしまう。そんな風に別れた夫のことを話すのに抵抗がなくなった。ネギの嫌いな夫だったので、すきやきはネギなしで玉ねぎ。薬味のネギもなし。料理はほとんどしなかったけれど、そばの上に乗せるのりを上手にハサミで切ってくれた。納豆をよ~くかき混ぜてくれた。そんなことを思いだす。ねぎと豆腐の味噌汁とネギ入りのすきやきを食べた時、「ああ、別れたんだなぁ」と思った。いつも一緒で仲が良すぎた。なにをどうしようということではなく、ただ懐かしく人に話すことができる。「優しすぎる人だったよ」と。
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