伊吹山のすそ野まで雪が積もっている。昨夜は冷えたのだろう。今日は暖かい。やはり春は近い。昨日、アマゾンから「湘南の身近な草との語らい」という本が届いた。はて、頼んではいないが、どなたからだろうか??画集の著者の略歴の出身高校からすると、どうもお友達のYさんらしいが・・・。私の住んでいた平塚から馬入川の辺りまで歩いてスケッチしたいわゆる雑草の楚々とした姿がある本だ。その自然の色遣いが何とも言えない。明日になれば、送り主から連絡が来るだろう と思った。思いもよらない贈り物に心が温まった。
その本の中に「植物は、自ら花を咲かせ、実を作ることにぶれない。この目的を果たすために、どのように芽を出すのかを土の中であらゆることを虎視眈々と狙っているともいえる」とあった。確かに、なにでその季節を察知するのかわからないが、植物はぶれずに芽を出してくる。
ぶれずに生きるには、誘惑やらが人間の世界には多いのだろうか。ヒト以外の動物もそうだ。子孫を残すためにぶれることはない。
270の楚々とした雑草の絵がある。華やかな色はない。でも、ゆっくり見ていると穴の開いた葉っぱにも「いのち」のちからを感じる。バラにはなれないけれど、残りの人生もそんな雑草のように生きられればいいなぁ。
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