おわかれはいわないわ

いつの間にかお正月も5日。お天気もよく過ごしやすかった。年末からよく眠っている。ひとつ荷物を下ろしたからだろうか。今日は初取材だ。初めて取材にはいった思い出深いチームだ。8年前だろうか。年月を感じる。懐かしい顔がたくさんあった。

2月末にいま住んでいる地を離れる。特に愛着がある土地ではないが、年金暮らしには住みやすい。この地での一番の出来事は、教会で洗礼を受けたことだ。教会へ恩返しをしなくてはと思いながら、ないもできずにいるのが心苦しい。関西への転居なので、東京や神奈川の知人には今までのように、気楽には会えないだろう。もちろん取材でこちらへは出てくるが。「実家があるから出てくるわよ。主治医もいるしね。」「そうか、いっちゃうのか」と言う人には答えている。

何も変えない。その頻度は変わるけどね。私はそう思う。あれは3年前くらいのことだろうか。聖書の分かち合いをしているときだった。シスターが、関係性を切らない話をしてくださったのは。切れそうになったら、結び直すのです　とそこにあったベルトで結び目が大きくなるのを実演してくれたのは。ぶろぐにも書いた気がする。たぶんパートナーとの話だったような記憶がある。

だから、私はその日から自分からは「さよなら」は言わないようにしている。その人の存在は、会うとか会わないとかではないと思っている。もちろん、会って顔を見て話したほうがいいのだろうが、それが出来なくても人には『想像力』がある。（時には勘違いもあるが）出逢ったということを大事にしなくてはならにように思うし、それがいい結果になることがばかりだった。私は今回もなにもつらくないのです。

またね、あなたには「さよなら」は言いません。