ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

渡辺貞夫 HOPE

2024年12月17日 | おでかけ

年末はジャズ、ということでビルボード大阪でのナベサダのライブに行ってきた。

9月にも同じところでのライブに行ったが、ホールより小さいクラブで食事をしながら聴くスタイルも悪くないとまた来てしまった。

 

今回も時間は短かったが、もうそんなことは関係なく91歳の円熟の音色を楽しんだのだった。

こんな元気なジャズプレイヤーがいるのはうれしい限りだが、最近ネットで同じ渡辺姓のギタリスト渡辺香津美の近況が伝えられていたのが気にかかる。今年自宅で倒れたということは知っていたが、今は自宅でリハビリ療養中とのこと。病状は重く再起も難しそうと聞いて思わずため息が出てしまった。

昔社会人になって東京にいたころ、新進気鋭のジャズギタリストとして活躍し、渡辺貞夫のバンドにもいたことがある。その後長くライブには行っていなかったが何年か前に久しぶりに聴きに行ったときは髭の似合う渋いおじさんになっていたのだが・・・。

CDを聴きながら少しでも回復してほしいと願うのみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Brazilian Jazz Night

2024年12月12日 | おでかけ

県立芸術文化センター年末の恒例ジャズコンサートのひとつ、小曽根真のブラジリアン・ジャズ・ナイトを聴きに行った。

 

そのタイトルの通り、ブラジルのミュージシャンを迎えてのコンサートだった。ピアノデュオでパーカッションも加わっているので明るいノリのいいコンサートを楽しめた。ブラジルのピアニストアンドレ・メマーリは全く知らなかった。今回は小曽根真を前面に出して少々控えめな感じがしたが、あとで調べてみると作曲編曲はもちろん様々な楽器を弾きこなす才気あふれるミュージシャンのようだ。

アンコールでジョン・レノンのHappy Christmasが演奏されたが、War is over, if you want itという歌詞は今の時代に聴くと複雑な思いを持ってしまうのだった。

 

ついでに阪急ガーデンズの今年のクリスマスツリー

 

 

 

 

 

 

 

 

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デ・キリコ展

2024年11月12日 | おでかけ

神戸市立博物館で開催中のデ・キリコ展を観に行った

 

自画像

コスプレ好き?

 

撮影OKの作品いろいろ

 

 

会場を移動するときに博物館の階段を上から覗くと、これも作品の一部のような気がしてきた

 

しばしば描かれる卵型の顔はマネキンを表しているらしい

 

 

 

ちょっと毛色の変わった作品

 

この他にルノアールばりの裸婦の作品もあったが撮影不可

作品解説に「形而上絵画」(metaphysical)という言葉が頻繁に出てくるが、これがよくわからない。意味としては形のないものということらしいが、「形、あるじゃん」と思ってしまう。シュールレアリスムとどう違うのかもよくわからない。本人はシュールレアリスムではないといっていたらしいが・・・。

ポスターにもよく取り上げられている卵型の頭、てっきり鉄仮面だと思っていたがマネキンだったとは。いろいろわからないことだらけのデ・キリコだった。

 

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漆芸礼賛

2024年10月30日 | おでかけ

阪急電車のつり広告でなんとなくよさそうだったので、池田市の逸翁美術館で開催中の漆工・三砂良哉展を観に行ってきた。

美術館は小さいが落ち着いた建物だ

 

 

作家の三砂良哉は優れた技術を持っていたがこの世界では無名だったらしい。それでも小林一三など愛好家がいて、多くの作品が残っている。どれも趣向が凝らされた漆の塗り、螺鈿など精緻で美しかった。

あまり日常使いするようなものではないので、こういうものを愛でる世界があることが新鮮だった。

写真撮影OKの2点

 

 

入館時に中では静粛にといわれたが、一緒に行った友人と感想ぐらい言いながら観たいと時折ヒソヒソ声で話したのだが、それさえもあまり歓迎されない雰囲気だったのが残念。

美術館のなかの茶室。お点前が行われることもあるそうだ。 

部屋の隅に置かれた茶釜は電気コードが付いた電気釜なのを発見

 

漆は英語でJAPANといわれるほど独特のものであることを再認識したのだった。

観終わってからは池田の街歩き

漆塗りではないけれどきれいなマンホール

 

四角のマンホールも

 

天気がいいのでついでに五月山にも上ってみた

 

 

街にはウォンバット推しの池田市らしいものも

 

 

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ジャズ&ラテンフェスティバル

2024年10月19日 | おでかけ

8月の台風の影響で交通機関がストップしたため延期になったコンサートにやっと行くことができた

 

この2つのバンドの競演スタイルのコンサートを聴くのは3回目。懐かしのジャズとラテンのスタンダードナンバーは心が躍って何度聴いても飽きない。ジャズだけのコンサートもけっこう観客の年齢は高いが、これにラテンが加わるとさらに年齢が高くなる気がする。足元が危なそうな方もいらした。世代によって好まれる懐メロは人それぞれだが、このジャズとラテンもけっこうな固定ファンがいてなんとなく心強いのだった。

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通りがかりに

2024年10月02日 | おでかけ

夕暮れ時、元町付近を歩いていたら大丸の東側の通りにイルミネーションの点灯に行き合わせた

 

近くではジャズの路上ライブもあって

 

 

思わぬ演奏を鑑賞できたのだった

 

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フィンランドのライフスタイル展

2024年10月01日 | おでかけ

ファッション美術館で開催中のフィンランドデザイン関連の展覧会を観に行く

 

フィンランドの日用品のデザインはおしゃれで色が明るい。

今回もそんな工業製品が多く展示されていた

家具も

 

食器も

 

テキスタイルも

 

調度品も

 

こんな楽しい椅子たちも。このコーナーは実際に座ってもOK

 

 

ミュージアムショップでは商品が販売されていた。なかにはヴィンテージ商品も並んでいて購買意欲をそそられる

 

おしゃれな家具や食器に囲まれて暮らしたいと一瞬うっとりするのだが、家にある様々なガラクタを思い出すとまずはそれらの一掃をと、現実に引き戻されるのだった。

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ついでの石山寺

2024年09月07日 | おでかけ

笹間ヶ岳に上るため石山に来たついでに今何かと話題の石山寺へ行ってみる。

京阪石山寺駅は紫一色

 

 

石山駅から10分ほど歩いて山門へ

 

紫式部ゆかりの寺とあって、参拝者でにぎわい、境内は「光る君へ」一色。ただ京都のお寺ではないので外国人観光客の姿はほとんどなし

 

平安時代は一大観光地の石山寺。重文、国宝もいっぱい

 

 

 

 

境内は広く、ドラマ関連の展示もしていたが歩き回っている間に時間切れで見られず残念。

ドラマ上の話なのに、まひろと道長がこの辺で逢引きしたのかなどと想像をたくましくしてしまって反省したのだった。

 

 

 

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渡辺貞夫グループ2024 「ランデブー」

2024年09月04日 | おでかけ

この何年か、年末に兵庫県立芸術文化劇場で渡辺貞夫の演奏を聴いていたが、広いホールではなく昔聴いた新宿のピットインのような小さなライブハウスでの演奏を聴いてみたかった。ホームページをチェックしていたら大阪ビルボードでのライブがあることがわかったのでさっそく予約して行ってみた。

 

ビルボード大阪はピットインよりは広いが、どの席からでも間近に観られるくらいのこじんまりとしたライブハウスだった。飲んだり食事もできるのでナイトクラブのような雰囲気でもある。

今回はピアノ、ギター、ベース、ドラム,パーカッション、そしてナベサダのアルトサックスという6人編成。舞台と観客席が近い分、一体感があって楽しい雰囲気で、演奏時間1時間15分があっという間だった。短い分少々物足りなさはあったが、御年91歳の御大はこれを2ステージ務めるというのだ。

歳にばかりこだわるのはなんだが、91歳で観客を楽しませる演奏ができるパワーに脱帽。爪の垢を少しだけもらいたいものだ。

12月にはまたここでライブがあるようなのでこれも聴かなくては。

ビルボード大阪付近で発見した大阪の新しいマンホール

 

 

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六甲山の災害展

2024年08月21日 | おでかけ

六甲山を歩いていると実に多くの堰堤に出くわして高巻きを強いられる。同時に雨で崩れた登山道の迂回路にもよく出くわす。さらには、せっかく大きく成長した木でも伐採して植樹し直しているところも多い。そこで人と防災未来センターで開催中の六甲山の災害展をのぞいてきた。

堰堤がないとどうなるかの模型での実演

 

各種パネル展示

 

 

 

 

神戸では昭和13年の大規模な水害で、山からの大量の土石流の被害があったことを受けて、堰堤の建設が進んだことは知っていたが、その後昭和42年にも大きな水害の被害があったことは知らなかった。山を歩くのには堰堤はあまりありがたいものではないが、昨今の災害の多さを考えると山に人の手を入れていく必要性をあらためて考えさせられた。

ついでに阪神淡路大震災関連の展示も見学。最初に4階で震災時の様子を再現した映像を観たのだがそのおどろおどろしさに少々違和感があった。ビルや高速道路が崩壊したあの時の様子はすさまじいものではあったと思うのだが、再現された映像に大音量と光の点滅などの演出を加えたものはゴジラでも出てきそうでかえって現実離れを感じさせるものになっている気がした。

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