雨が降る前の2、3日、お天気はよかったのだが黄砂がひどく、六甲山も白くかすんでいて登る気にもならなかった。今日はすっきり視界もよくなったので午後から布引の水源地から市が原の辺りを歩いてみる。
桜は終ったが、新緑が鮮やかになってきた水源地付近
水のきらめきも美しい
秋の色とはまったく違う色を見せる木々の生命力はすごいなぁ
スタートが遅く、あまり遠くまでは行けないので市が原から高雄山に上る
この上りは六甲山でも屈指の急坂なので、ここを休まず一気に息を乱さず何分で上がれるかでそのときの体調がわかるのでけっこう好きなコースである。尾根を歩いているというよりむしろ山の背骨を歩いているような気がするところでもある。
今日は30分で上りきる。まあまあといったところか
この後、新緑の中気持ちよく歩いていたのだが、道を横切るようにが横たわっていて動こうとしないヘビに遭遇して驚く。木の枝を近くに投げてやってもまったく動じない。下手に近くを通って鎌首を上げられ咬まれでもしたらいやなので、藪に迂回してやりすごす。ところが今日はその後も2回、またヘビに遭遇してしまう。この辺り、地名にも蛇の文字が付くのだが。
木々だけでなく、動物もまた活発にうごめく季節になったということか。まあ、むこうにしてみたらこちらが闖入者なので文句もいえないが。これまでにも山では何回か出遭っているが今回のように3時間くらいの間に3回も出遭ったのは初めてで、少々気持ちがヘビーな日であった。