買っておいたジャガイモから芽が出ていたので、食べずにプランターに植えておいたら、すくすくと育ち花が咲いた。あとは収穫を待つのみだが、いつ頃が収穫期?
去年参加しそびれた関西電力の株主総会に出かける。今年は出席者が増えるということで会場は茶屋町の梅田芸術劇場。着いたときにはすでにメインホールは満席で第二会場のシアター・ドラマシティに案内される。議事は中継され、前方のスクリーンでの映像を観ることになる。
今回は会社側提案2項の他、大阪市、神戸市、京都市などからの株主提案が28項出され、各市長も出席していた。大阪市と神戸市が第1位と4位の大株主とはいえ、合わせても13%弱の持分では、会社側の多数派の金融機関などと張り合えるはずもなく、会社側提案は可決、残りはすべて否決となることはわかっていて、粛々と議事が進められる。橋下市長の使用済み核燃料の再処理についての鋭い質問にも、関電の木で鼻をくくったような答弁しか聞けなかった。
「うちが作った電気、なかったら困るのはあなたたちでしょ」といわれているような気がしてならない。
西梅田から関西電力を経て市役所を目指す大飯原発再稼動反対デモに参加。参加者は100名もいないぐらいのささやかなデモ。それでもデモコースには多くの警官が張り付き、交通整理なども行われる。途中でデモ反対派の挑発などがあって、デモ参加者にも挑発に乗る勢いの人がいて双方で「かかってこんかい!」などと怒鳴って緊張が走る場面もあった。
デモのシュプレヒコールも反原発から増税反対、橋下市長批判、瓦礫の受け入れ反対など幅広く、個人的には全部に賛成というわけではないので、居心地の悪い思いもある。反原発のシングル・イッシューだけにして、右も左も、ごく普通の市民も皆参加できる仕組みは無理なのだろうか。
関東でもこの日、デモがあり、参加者は万単位だったようだ。やはり関東とはかなり温度差があることは確かだ。
フランスからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに到る巡礼路を舞台にしたロードムービー「星の旅人たち」を観た。
アメリカ人医師トムは一人息子のダニエルの生き方に批判的で最近は疎遠になっている。そのダニエルが仕事を辞め、ヨーロッパへ旅立ってまもなく、突然亡くなったという連絡が父親に入る。巡礼路に入ったすぐのところで事故によって亡くなってしまい、遺体の引き取りに行ったトムは息子のしていたことが理解できず呆然としてしまう。少しでも理解したいと思う気持ちから、息子が残した旅支度をそのまま受け継ぎ、巡礼の途につく。
その道中で3人の同行者ができ一緒に歩くことになるが、彼らは皆、宗教的な理由や高尚な気持ちから歩いているわけではない。お互い反発することもあるが次第にそれぞれを認め合って最終地サンティアゴ・デ・コンポステーラにたどりつく。ロードムービーの典型のようなストーリーになることは最初から予想ができるが、それでもやはり目的地に着いて、トムが心の平安が得られたときには、観る方も心が休まる思いだった。
最終地の教会に着いたあと、4人はある目的のためもう少し歩くことになるが、それを決めるのにセリフなしに目で語り合うところが印象的だった。
観終わって、三宮を歩いていたら足元に何か動くものがある。見るとスズメが横になってもがいている。どうしたものかとしばらく見ていると、立ち上がり、さらに少しすると飛び立っていった。透明な窓ガラスに衝突して一時的に脳震盪を起こしていたのかもしれない。ちょっといい映画を観た後だっただけに、これにもホッとする思いだった。
梅雨の晴れ間、ちょっと上ってお弁当でも食べてこようと出かけたのは手軽な八幡谷。
いつものところにいつもの2頭と今日はカモが2羽
もう少し上流にも別の2頭。この辺では見慣れた光景だが、よく考えてみるとこのイノ君たちはどこからこの河川敷に出入りしているんだろうか。川の両側は高い石壁だし、上流の山に繋がるところにも高い堰提があって、とてもイノ君のあの不器用そうな脚では上れそうにない。ひょっとして何かの拍子に川原に落ちてそのまま山に帰れなくなったんではないだろうか。しかしそうすると餌はどこで摂っているのか、ちょっとした謎だ。イノシシは夜行性なので夜、どんな行動をしているのかちょっと知りたくなる。
そんなことを考えながらいつものように七兵衛山で弁当を食べ、3時間ほど山中を歩いた。
横池は睡蓮が満開
下りてきてみると依然昼寝中だが、よく観るとオスとメスの位置が入れ替わっていた。たまには動いているんだ!それにしても謎の多いイノ君たちだ
梅雨に入らないうちにということで、今日も午後から半日山に入る。元町から大師道を歩いて再度公園へ。大師道の由来となった弘法大師の旧跡を通って鍋蓋山へ上がってみる
鍋蓋山の頂上はけっこう人が多かった
再度公園に戻ってくると車道を亀が横断中
再度公園で活動中の「森の学校」のふくろうさん
クロアゲハかな
今日は前回のようにヘビに遭遇せず、ほっとして布引へと下る。