お彼岸も過ぎて桜の開花情報も続々と届き春本番。
桜が満開になる前に一足お先に咲いてます
散歩していても北から吹く風にも冷たさはなく春の陽気だと思っていたら、日が暮れて家路に着くころには冬の寒さに逆戻り。まことにこの時期は安心がならない。いったんしまったズボン下(死語?)をまた引っ張り出さねば。
お彼岸も過ぎて桜の開花情報も続々と届き春本番。
桜が満開になる前に一足お先に咲いてます
散歩していても北から吹く風にも冷たさはなく春の陽気だと思っていたら、日が暮れて家路に着くころには冬の寒さに逆戻り。まことにこの時期は安心がならない。いったんしまったズボン下(死語?)をまた引っ張り出さねば。
今日も天気は上々。美濃戸から硫黄岳か渋の湯から天狗岳ぐらいに行ってみたいところだが平日は登山口へのバスがない。唯一動いている北八が岳ロープウェイへのバスに乗りまたロープウェイを使うズボラ登山だ。
坪庭を横切り、樹林帯をジグザグに北横岳へ上っていく。この道もよく踏まれラッセル不要、順調に上っていく。
頂上手前は少し急だがここまでツボ足で来たのでそのまま強引に上がっていく
50分ほどで北横岳北峰到着
正面に蓼科山。遠くに乗鞍から穂高連峰まで見える
アップにして穂高からキレットを挟んで槍ヶ岳方面
反対側に目を移せば主峰赤岳、阿弥陀岳など
少し大きくすると
木曽駒のときの強烈な空の青さはないが今日も快晴、無風。ゆっくりお茶などを飲んでいられる暖かさだ。
来た道を下りいったん坪庭に下りる
眼下に広がる坪庭
縞枯山荘を経て縞枯山にも上っておく
縞枯山から赤岳方面。手前の木にわずかに残るエビのしっぽ
今日も好天に恵まれ雪山散歩を楽しみロープウェイで下山。らくちん登山に若干のうしろめたさを覚えるが、頂上から見える眺めに変わりはなし、これでご勘弁を、山の神様。
降雪があったあと、全国的に高気圧に被われ晴れが約束された日、こんな時に登らない手はない。ということで木曽駒ヶ岳に登る。といっても千畳敷カールまではロープウェイで上って、その上の一番いいところを登るのだからこんなおいしい話はない。
駒ヶ根の駅からしらび平へのバスに乗る。駅前からも山頂がくっきり、はっきり
菅の台からもはっきりくっきり
菅の台からはチェーン付のバスに乗り換える。バスは慎重にしらび平に上っていく。しらび平からロープウェイに乗り千畳敷の駅に着くと
ジャーン
平日だが、さすがの好天に誘われたのかけっこう多くの登山者がいる。ロープウェイの第1便で上がってきた人たちがアリの行列のように乗越を目指して上っているのが見える
1020時、第2便の私もさっそく上り始めるが、多くの先行者のトレースのおかげでスノーシューはいらない。朝一番に取り付いた人のラッセルがありがたい。乗越の直下はけっこうな斜度だがステップができているので結局アイゼンも付けずツボ足で登っていく
1時間ほどで乗越到着
振り返れば遠くに南アルプスの峰々
宝剣岳と天狗岩
中岳への上り
左に御嶽
中岳からはいったん下りになるのでここでアイゼンと念のためピッケルも装着
振り返って宝剣から南の主稜線
木曽駒への最後の上り。空の碧さが目に沁みる
1210時木曽駒ヶ岳(2956M)頂上到着
遠くに北アルプスの峰々
快晴、風もほとんどなく暖かいので登山者は皆のんびりと写真を撮っている
富士山の頭が見える
20分ほど眺めを堪能、後ろ髪を引かれながら下山するが途中、高級そうなカメラを持ったお兄さんがいてこの人ならうまく撮ってくれそうなので思わず1枚お願いする。
モデルはともかくバックが素晴らしい構図に収まっている。うーん、さすが
乗越からの下りの出だしは斜度があるので慎重に下る。眼下に千畳敷の駅
1320時千畳敷の駅に戻る。下りのロープウェイを待つ間コーヒーを飲んで余韻を楽しむ
ツララ越しの南アルプス
少しアップして真ん中に富士山、その右は塩見岳
標高3000M近い雪山にロープウェイを使わず真面目に下から登るのは至難の技だが、ロープウェイを使い今回のように天気のいいときなら比較的簡単に頂上に立つことができる。こんな絶景を見せてくれたお天気にただただ感謝あるのみ
今日も住吉川沿いを歩いていると桜、ひょっとしてアーモンド?の開花を発見
チューリップも開き
元町まで出かけてみるとこの辺りに多いコブシも咲きだしていた
花は美しい。花を愛でたあとはこれ、これも美しい、しかもおいしい
暖かい日が続き、近郊の山の雪もいったん少なくなったがまた少し寒くなり、昨日のヤマレコを見ると綿向山に積雪があったようなので行ってみることに。運がよければ霧氷も見られるかも。
JR近江八幡駅から0820時発の北畑口行のバスに乗って1時間。下りてから登山口まで車道を40分ほど歩く。
登山口からは杉林に付けられたジグザクの道を上っていく。
これが花粉症の素。まだ花粉が飛び出ていない状態か。憎き花粉症の敵、踏んづけてやろうかと思ったが踏めば花粉が出てきそうなので止めておいた。
4合目あたりから雪が出てきて5合目の避難小屋の辺り
6合目から冬道に入り8合目あたり。この辺り前回は霧氷がきれいについていたが今回は無氷。時間的にもう少し早ければ見られたはずなので残念
登山口から2時間10分で頂上着。今日は風もなく穏やかなのでここで昼食。
向いに見えるのは雨乞岳とちょっと尖った鎌が岳
頂上直下の急斜面の下りはチェーンアイゼンを付けるが、あとのジグザグ道は歩きやすいので登山口まで1時間15分ほどで到着。あっという間に雪が融け、帰り道は泥でぬかるんでこのありさま
この時点で1350時、あとは車道をバス停に歩くだけなのでギリギリ1423分発のバスに間に合いそうだ。そう思ったら脱兎のごとくバス停を目指して何とか間に合った。
バスは1時間に一本なのでゆったり次のバスにすればいいようなものだがせっかち人間にはそれができない。これでずいぶん人生を損しているところがあると思うのだが。まあ体力的に無理になればいやでものんびりしなくてはならないのだから、今のうちだけかもねと自嘲するのだった。
誘われて神戸ファッション美術館の「切り絵アート展」を観に行く。実のところあまり興味がなかったのだが実際観てみるとなかなか素晴らしい。なぜ興味がなかったかといえば切り絵にするには当然その下絵を描くわけで、絵としてそれで十分ではないか、何もわざわざそれを切り取らなくてもいいのではなどと思っていたからだ。しかし観てみるとその技法は作家によって様々で絵とはまた別物だとわかった。実際の制作過程の映像も見られたが、カッターや鋏だけで切り取るその手間暇は気が遠くなるばかり。その精緻さは先日観た「驚異の超絶技巧展」の作品といい勝負だ。まったく世の中には器用で神の手を持つ人がいるものだ。
凡人からすると想像を絶するような緻密で精巧な作業の積み重ねだが、こういう作家たちの生活の他の面はどうなっているのだろうか。案外家のなかはゴミ屋敷、そんなわけはないだろうけれどどこか手を抜いたテキトーなところがないと精神的に耐えられないと思うのだが。
几帳面さといい加減さの両方でバランスをとって人は生きている気がする。すべてにいい加減、すべてに細かいというわけではなさそうだ。人間、こだわりのあることに細かくなってそれが究極までいくとアートになるのでは。
というわけで一見大雑把で細かいことに拘らないように見える私もけっこう細かくて神経質なところがあったりするのだ。
2月が比較的暖かかったので近郊の山の雪が少なく、行く機会を逸してしまっているうちに早や3月。今年は梅の開花も早かったので保久良山の梅もそろそろかと観に行く。
満開とは言えないが例年よりはずいぶん早い気がする。
土曜日ということもあって人も多い
花を観ながらここで遅い昼ご飯を食べた時点で1430時だったのでそのまま下りようかと思ったが、陽も長くなってきたしもう少し歩こうと上っていく。
この辺り、今は色がないがあと1か月もすれば桜で華やかになるところだ
花粉症のくせに杉林に突入
倒れたばかりの木は青々としていて痛々しい
横池雌池。テーブルのような岩に鼻が生えていた
今日は七兵衛山には寄らず八幡谷を下りる。ここは久しぶりに通るが倒木がひどい。
いつものそっぽを向いた石像のところを通って岡本へ下りる。
陽が長くなったのでこれからしばらくは朝起きが苦手な人間でも、午後の半日でちょっとした山歩きが楽しめそうだ。