ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

秋田駒ヶ岳

2019年08月25日 | 山旅

東北の山でまだ登っていない秋田駒ヶ岳に登る。天気予報はいまひとつ。翌日の方がよさそうだがバスの便の都合でとりあえず今日行ってみることにする。

バスは8合目まで上ってくれる。足に問題ありの今の私にはありがたい。

登山口に着いてみると案の定、ガスガスで眺望はなし、それでも雨だけは降っていないだけましか。出だしから「熊の出没多し」という看板が目立つ。確かに今年は秋田だけでなくあちこちで目撃情報が多いようだ。

眺望がない分、足元の花に目が行く。すでに夏の花は終わり秋の花が目立つ

 ウメバチソウが多い

 

ミヤマアキノキリンソウ

 

トリカブト

 

思い出せない

 

オヤマリンドウ

 

タカネヤハズハハコ

 

私の好きなトウヤクリンドウがないのが残念。ナナカマドは着々と秋に

 

荒々しい火山の一面もある秋田駒

 

阿弥陀池を経て1時間ほどで男岳へ


 ここで昼食を食べている間はよかったのだが、本来の頂上である男女岳に向かう間に雨が降りだす。雨で視界の悪い男女岳(1637M)を踏んで急ぎ下山にかかる

 

雨は土砂降りになり登山道は見る間に沢のなかを歩いているようになる。植生を無視して道を外れるわけにもいかずやけくそでジャバジャバと水のなかを進むしかない

登山口まで戻るころやっと小雨になる。最近は天気のいい日を選んで登ってきたのでこんなにひどい降りのなかを歩いたのは久しぶりだ。

帰りの電車から見る空はウソのような夏空だった。あの雨はなんだったんだろう

 

 

 

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寒風山

2019年08月24日 | 山旅

秋田からJR男鹿線に乗ってみる。途中、脇本という駅近くに寒風山という高さ350Mほどに山があるとのことなのでこれは登ってみないと。

男鹿市マンホール

 

脇本駅からの寒風山

 

駅から寒風山入り口を通るバスがあるということなので乗ってみたが、正確には寒風山ドライブウェイ入り口だった。山道を直登するルートがあると思うのだがわからないので愚直に延々と車道を歩いていく。

1時間ほどで小展望台に到着。そこから寒風山頂上を望む。山というより芝に被われたなだらかな丘

 

さらにそこから10分ほどで頂上到着

 

頂上付近は風がきつい。今の季節は気持ちのいい涼風山だが、あとひと月もしたらその名のとおり寒風山になりそうだ

眼下には半島の付け根を占める八郎潟の干拓地である大潟村が広がる。説明版によると八郎潟は干拓前には琵琶湖に次ぐ面積があったそうだ。そこの水を全部抜いてしまったのだからすごい話だ。

 

こちらはかっての噴火口の跡。今はスカイダイビングの着陸地になっているようだ

 

眺めを堪能して同じ道を下って帰る。帰りはバスの時間が合わないので駅まで歩くことに。

途中の寺院の山門。なんとなく中華風

 

田んぼに大きな鳥が舞っていると思ったらワイヤに繋がれた偽物。これは案山子より効果があるかも

 

電車で終点まで行けば海岸線の観光もできそうだったが時間切れで断念。海岸線の一角には有名なゴジラ岩などもあるので残念

 

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秋田といえば

2019年08月23日 | 山旅

山と鉄道の旅を楽しもうと秋田までやって来た。

今の秋田県の一押しはこれのようだ。何せユネスコ公認の文化遺産なのだから

 

こんなのも

 

 

こんなところにも

 

そしてなまはげの故郷男鹿半島から来ていた宣伝隊の一員の本物

 

最近はいろいろややこしくてソフト路線になっていると聞くが、やっぱり子供が阿鼻叫喚するくらいの迫力で迫ってほしい。

打って変わってこちらはかわいい秋田犬。大きなぬいぐるみのように見えるが中身は空気。夕方になるとプシューと空気が抜かれていた

 

これも忘れてはいけない秋田名物、竿灯

 

 

 夕食はきりたんぽ鍋を食して名物三昧終了

 

 

 

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世界報道写真展・フィンランド陶芸展

2019年08月08日 | その他

毎年この時期大阪で開かれる世界報道写真展を見に行く。昨年はヨーロッパに押し寄せる難民関連の写真が多かったが、今年は中米からアメリカを目指す難民のそれが多い。

 

 

報道カメラマンが危険地帯で捕まったりするのは自己責任、という論もあるけれど、危険を冒しても報道してくれる人がいなければ知ることのできない世界の現実がある。

問題の多くは貧困故ということだが、金持ち国でも国内外の問題山済みの現状あり。「金持ち喧嘩せず」って昔から言うんだけど金持ち喧嘩ばかり。

とはいえあまり重い内容ばかりでは心も重くなってしまうのでついでに中之島の東洋陶磁美術館でこちらも鑑賞

 

 

入り口を入るとおなじみのマリメッコの垂れ幕

 

展示作品はどれも撮影OKなのでいろいろ撮ってみる

鼻じゃないよね

 

ラクダさん

  

透かしがきれい

 

こんなのでお茶など一服

 

不安定

 

重厚・肉厚

 

 

ビーズがびっしり


これぞマリメッコ

 

マリメッコ風茶室

 

おしゃれな生活雑器

 

ついでに常設展も

カモを抱く韓国の少年

 

中国のふっくらさん

 

韓国白磁。粉々になったのを修復とある


 

日本のコレクターから寄贈された鼻煙壺コレクション

 

鼻煙壺(嗅ぎたばこ)はもともと西洋の王侯貴族のたしなみのひとつだったらしい。煙も出ず匂いもあなただけのもの。愛煙家の方々、こんなので優雅に吸ってみたらいかが。

 

フィンランドの工芸品はおしゃれで国も社会福祉が行き届いた住みやすいという漠然としたイメージがあるが自殺率はけっこう高いと聞いた。それぞれの国にそれぞれの悩みありか。

いろいろな国の工芸品をみているとどこの国にも職人技の素晴らしさがあり、互いに影響を受けあっていることを思えば、多様性の宝庫かも。

猛暑のこの時期、冷房の効いた美術館でしかも陶器というひんやりした作品を観るのはいかにも夏向きでよかったが、これから外へ出るのが恐ろしいと思いつつ美術館をあとにしたのだった

 

 

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真夏

2019年08月05日 | 散歩

今年の夏も暑い。梅雨明け10日の言葉通りの安定した晴れが続く。

散歩中、夏空を見上げる

 

それにしても空は大きい。どこまで行っても続いている。浮かんでいる雲にしばし見とれる。陸地と海以外はすべて空ということか、暑さでぼうっとした頭でそんなことを考えるのだった。

足元には涼しげなカモ君たち

 

夏の花

 

 

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