ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

登り初めは蛇谷北山

2025年01月02日 | ちょっと裏山

干支の巳年に因んだ山に行ってみようと考え、六甲にはないなと思ったのだが、意外に近くにあったことに気づいた。それは芦屋市の最高峰蛇谷北山。

今日はお天気も穏やか。12月には少しだけ六甲山も白くなったが、今は全く雪もなし。10時過ぎ住吉谷を上り始める。普段なら七曲経由で六甲山に上がるが、今日は土桶割峠経由で蛇谷北山に登り、石宝殿に参拝後最高峰に行こうと思う。

土桶割峠からの道は以前、雪のある時に登ったことがあるがずいぶん久しぶりだ。歩いてみると雪のある時はアイゼンで上ったのだろうが急登もあって、あのころは元気だったんだろうなと思う。

干支の山なので少しぐらい登山者がいるかと思ったが会ったのは2人のみ

1230時到着

 

少しだけ展望あり

 

ここまでくればあとは少し、空が抜けてきた

 

石宝殿白山の宮の境内にはドラム缶氷がゴロリ

 

贅沢はいわない。無病息災のみお願い

 

参拝後六甲山最高峰に

ここはさすがに人が多かった

 

休憩所で昼食後、有馬へ下る。お正月なので有馬温泉は大混雑。金の湯には待ちの行列までできていた。

下りでは右足首の痛みがでて、少々辛かった。上りでも痛むならもう山登りは止めとあきらめもつくが、上りにはほとんど痛みがないのでつい調子に乗って上ってしまう。こんな状態ではもう大きなヤマは踏めないなと思う年初だが、今回もなんとか無事に下山できたのだからよしとしなければ。

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晩秋の摩耶山

2024年12月02日 | ちょっと裏山

六甲山を見上げればずいぶん色づきが増した気がする。じっと眺めていると摩耶ケーブル・ロープウェイの中間虹の駅の辺りがひときわ紅い。観に行ってみようと灘の駅から歩き始める。

街の紅葉も今がピーク

 

ケーブルの駅での「これに乗れば楽よ」という悪魔のささやきを振り切り、1130時上野道を上り始める

森の中を歩き始めればやはり気持ちがいい

 

 

 

虹の駅付近では工事中のロープが張られお目当ての紅葉の真下に入れない

少し横の展望台から眺める

 

少し先にあるミニ神社。御神酒もあるし鈴もぶら下がっていて本格的

 

摩耶山歴史の道を辿り旧摩耶山天上寺の急な階段を上り、摩耶山頂を踏む

 

久しぶりだが根っこの龍も健在

 

山頂は展望がないので掬星台に移動

モミジとドウダンツツジが燃えている

 

 

暖かな日差しを浴びてのんびり昼食

出だしが遅かったので下りは最短距離の山寺尾根を行くことにする

直下は特に傾斜が急なので慎重に歩いていく。それにしてもしばらく来ないうちに傾斜が急になったような、はずもなく私の脚力が傾斜してだけなのだが

10月の仙丈ヶ岳の下りで転んだのがトラウマになっていて、ひたすら転ばぬようノロノロと下っていく

見上げれば午後の日差しを浴びた木々が輝いている

 

 

 

なんとか転ばずに下りきって、あとは六甲道の駅に向かう

途中のカフェで一休み

 

12月初め、晩秋というより初冬の方が似合いそうだが紅葉はまだまだ見頃。確実に季節がずれてきている気がする紅葉狩りなのだった

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再度公園

2024年09月26日 | ちょっと裏山

久しぶりに再度山荘に行ってみようかとビーナスブリッジへの道を上り始める。少し涼しくなったとはいえ、一生懸命歩けば汗も出る。残念ながら着いた頃にはランチタイム終了。

山荘の前の斜面が補強工事中でややこしいことになっている

 

せっかくここまで来たのだからとこのまま太師道を上っていく。この道は最近廃屋が目に付きあまり雰囲気がよくないのでしばらくご無沙汰だったが、かろうじて建っていた建物も崩壊したりしてますますひどくなっている。

 

 

 

あまり見たくはない光景だ。そんな太師道だが、猩々池の少し上にきれいな休憩所が新しくできていた

 

中へ入ると自動で電気もつく最新式。せっかくきれいな建物を建てるなら、あの廃屋群も何とかしてほしいものだ。

再度公園でコーヒーを飲んでしばし休憩。池の淵もまだまだ青い

そういえば8月にこの辺りにいたかもしれず、行方不明になってしまった女性はどこへ行ってしまったのだろう

 

いつもながら遅いスタートなので、森林公園方面には行かず、秋の日暮れにせかされるように新神戸方面に下山。

布引の貯水池の上を渡る夢風船2基

 

沈む夕日

 

今日は湿度が低かったので汗はかいたがべたつかず、気持ちよく歩けた。これからますます爽やかになりそうだが日が短いのが難点だ

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耐暑登山で六甲山

2024年08月15日 | ちょっと裏山

8月の山の日に敬意を表して六甲山に何度か登っているが、今年はあまりに暑くて二の足を踏んでいた。もう少し気温が低くなったらと思っていても一向に低くはならない。もうこうなったら暑さ覚悟で登るしかない。

いつもならぐずぐずしているのだがさすがに今日は少しでも涼しいうちにと8時前に歩き出す。私としては異例の早さだ。

住吉谷を歩くので基本的には森の中なので陽当たりは強烈でないのが救いだ。

いつも通る小さな池だが、この日照り続きでは水量が少ない

 

栗のイガにわずかな秋を感じる

 

道の真ん中の石の下にちょうどこもれびが当たってちょっと不思議な感じ

 

汗だくにはなるが、水と塩分はたっぷり持ってきたので順調に上がっていく

西おたふく山との分岐付近。水音は涼し気。

 

本庄橋跡、七曲と進んで頂上直下の休憩所へ。あとはここから頂上へのビクトリーロード

 

1030時頂上到着。この暑さではさすがに人は少ない

 

西おたふく山方面。花はヒルガオか

 

休憩所へ下って昼食。登山者は普段より少ないが、サイクリストがけっこういる。歩くのもしんどいが自転車の上りの方がさらにしんどい気がするのだが

頂上付近はこの花が多く咲いている

サラシナショウマに似ているがググるとフサフジウツギらしい

 

あとは有馬に下って終了。有馬温泉はこの暑さでも観光客でいっぱいだった。

太閤さんがお出迎え

 

耐暑登山は耐寒登山より体に堪えるが、とにもかくにも無事に登って下りられたことに感謝。

今月11日に一人で新神戸から穂高湖に行くといって出かけた70歳代の女性が未だ行方不明なのが気にかかる。12日夜中には再度公園にいるという電話があったとの情報もあるようだが、見つかってはいない。たかが六甲山、されど六甲山、油断は禁物、決して他人ごとではない。

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六甲山高山植物園

2024年07月03日 | ちょっと裏山

高山植物園でニッコウキスゲが咲いているということなので久しぶりに上がってみる。いつも通りケーブル下から歩いて上るつもりがあまりの暑さに「ケーブルに乗れば涼しいしすぐ着くよ」という誘惑の声に負けて乗ってしまった。標高差約500M、最高斜度26度を直登するのだから速い早い。10分でケーブル駅天覧台到着。

ついでにケーブル駅のすぐのところにできたカフェで昼食。以前来た時はできたばかりで混雑していたが今日は空いている。

 

食べ終わってカフェから天国に上る階段があったので上ってみる

 

天覧台を見下ろす眺め

 

蒸し暑い中を歩いて植物園に向かうが、途中ゴルフ場のなかを通る道を見逃して結局車道ばかりを歩く羽目に。着いた頃には汗だくだ。

前回は秋に来たと思うが高山植物を見ようと思えばこの季節しかないのがつらい。それでも高い山でよく見かける花々が満開だ。

トラノオ

 

ホタルブクロ

 

シモツケソウ


 

 

ガクアジサイ

 

 

 

 

女王コマクサも一株

 

エーデルワイスまで

 

そしてお目当てニッコウキスゲ

今頃なら蓼科高原辺りで大群落が見られそうだが、ここでもささやかな群生

 

帰りはブナの道から記念碑台経由でケーブル駅に。さすがに下りは人力で油コブシを下りる。

マムシもいやだがこの人形も不気味

 

大きなキノコをツンツン

 

ケーブル下まで戻って終了。それにしても暑かった。夏の低山歩きは堪える。高い山に行きたいところだが足に不安を抱えているので以前のように気楽に出かけにくいが、梅雨が明けたらどこかへ行きたいなぁ

 

 

 

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名残のサクラ

2024年04月13日 | ちょっと裏山

天気がいい。せっかくなので保久良山の名残のサクラを観にいく。

今日は芦屋のロックガーデンを上って岡本に下りるルートで。

芦屋川のサクラは終盤、他の花が目立つ。

 

藤棚にもツボミが。垂れ下がったところしか見たことがなかったが咲き始めはこうなっていたのだ

 

ロックガーデンもすでにツツジが咲き始めていた

 

 

久しぶりのロックガーデンの上りをよっこらしょと乗り越えて風吹き岩へ

いつの間にか正面の樹が伐採されて見通しがよくなっていてびっくり

ちょっとやりすぎのような気がする

 

 

保久良神社への山道のサクラはまだまだ見頃

 

 

 

 

梅林のサクラも見事

 

神社のサクラは葉桜

 

最後はサクラドーナツ

 

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打越山

2024年03月11日 | ちょっと裏山

お彼岸も近づき、日足が伸びてきたので午後からでもちょっと上るのにいい季節になってきた。ということで岡本から午後になってきてから歩き出す。

久しぶりに八幡谷を上る。花粉の最盛期だが、杉林さえ歩いていれば気持ちがいい。

 

1時間ほどで打越峠着。葉っぱが落ちて空が見え、なんだか違う雰囲気だ

 

今日は住吉に下りることにして打越山に向かって歩いていく。やはり冬で見通しがよくなって七兵衛山がよく見える

 

打越山到着

 

そういえば前に来た時、ニョキニョキとした緑のパイプの群れに驚いたところだ。パイプのなかはサクラの苗木のようだがこれほど密に植えなければならないものなのか

 

よく見る送電線も真下でみるとけっこうでかい

 

あとはのんびり住吉まで下りて午後からハイキング終了。街散歩もいいが、短時間でも森の中を歩くのは気持ちがいいものだ

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寒風の六甲山頂

2024年02月27日 | ちょっと裏山

2,3日前に六甲山頂には少し積雪があったようだが、機を逸して登らずじまいだったので、遅まきながら出かけることにした。

以前は住吉の駅から真面目に登ったが、最近は住吉台までバスに乗る手抜きが多い。バスを下りて11時前に歩き出す。

梅の季節だというのに早くもツツジが咲き始めている。

 

この辺り、六甲山系グリーベルト整備の一環で以前の樹が伐採されて植林が始まっていた。これまでの樹が切られ新しい樹が植えられるのが本当にいいことなのか私にはよくわからない

切られた樹の年輪。バウムクーヘンなら何人前だろう

 

 

冬枯れの山の斜面

 

上に行くにつれて時折吹く風が冷たい。山頂付近には少しだけ雪が残り場所によっては凍っている

 

2時間半ほどで頂上到着。吹き曝しなので猛烈に寒い。即撤退

 

トイレ兼休憩所まで下りて食事。いつも思うがこのトイレ兼休憩所は本当にありがたい。トイレは便座が暖かいだけでなくヒーターまで入っているので今日のような日はそのまま出たくなくなる。

 

有馬へ下山したがこの冬の寒い平日でも観光客が多いのにはびっくり。メインストリートはずいぶん店も入れ替わりすっかり観光客仕様になっていて昔を知る者にはさみしい限りだ。

気温の低いこの時期の山歩きは身が引き締まって気分がシャキッとしてこれはこれでなかなかいいものだ。

と書いてみたが翌日は暖かく、空はこんな具合だった。やっぱりこんな日がいいかな・・・。

 

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市ヶ原から高尾山

2024年02月10日 | ちょっと裏山

少し遠出をするつもりが目覚まし時計を止めてまた布団の誘惑に負けてしまった。しかたないので近場の半日コースとなる。

今日の布引の滝の水量はしょぼい

 

冬は水が澄んできれいだ

 

市ヶ原にはキャンパーがいるかと思ったがさすがにこの時間なのでほとんどは撤収済みだった。

もう少し時間が早ければ森林植物園にでも行こうかと思ったがそんな時間でもないので、高尾山越えの再度公園を目指すことにしてまた高尾山に取りついてタイムトライアル

急斜面の上りは嫌いではないので粛々と登っていく。

このルートのいかにも山の背骨といった雰囲気が好きだ

 

 

 

人の少ないルートだが今日は珍しく3人に出会った。

岩の間も抜け

 

今日は35分で頂上到着。前回は40分ぐらいかかったので上出来だ。

 

再度公園へ下りてボートハウスのカフェでコーヒーを飲んでいると雨がぱらついてくる。急ぎカッパを着たがすぐに止んでしまった。

最近の大師道は途中の廃屋がひどいことになっていてあまり感じがよくないので今日は善助茶屋跡から二本松経由で新神戸へ下る。

 

ドライブウェイ沿いの道を歩いていく。木の根っこの張り出しの絡み合いが見事

 

 

北の脊山散策路から新神戸へ出て4時間ほど気持ちよく歩いて終了。布団のなかも気持ちいいが、いったん起きてしまえば山のなかも気持ちがいいものだ、なんてね

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保久良神社から風吹岩

2024年01月02日 | ちょっと裏山

新年が明けた。まずはめでたいと思っていたら元旦早々、能登の地震という大きな災害が、さらに2日には羽田空港の事故というニュースがあってこれまでにあまりない波乱の年開けになってしまった。

とはいえ、何ができるわけでもなく普通に淡々と生活するしかない。

とにもかくにも平穏を神頼みということで保久良山に上がって神社を参拝

 

干支の辰君、よろしくね

 

ついでに兎さん、お疲れ様でした

 

そのまま風吹岩まで歩く

冬枯れに青い空

 

分岐には真新しい標識ができていた

 

風吹岩の標識も新調

最近神戸市も六甲山観光の一環でトレッキング道の整備にも力を入れ始めたのでそのひとつなのかな

 

雲ひとつない、かと思ったらひとつある青空

 

今日もスタートの遅い午後からの半日コースなので山頂には行かず、久しぶりに高座の滝へ下りることにする

途中万物相にも寄ってみる

 

 

万物相の入り口には「この先危険」の標識が出ていたが、メインルートのロックガーデンの方がよっぽど危険だ。久しぶりに下りるので少々緊張し、慎重に下りる

高座の滝に到着

 

生どこに災難が待ち受けているかわからないことを実感した新年早々、穏やかな天気のなか楽しく無事に初登りができてやれやれ。

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