芦屋の城山付近にクマがいたというニュースが流れた。城山といえば高座の滝に行く途中、荒地山への分岐を登ったすぐのところである。
20日の目撃情報に続いて25日も近い場所で再度目撃されたらしい。
黒っぽいイノシシだったんじゃないのと思いたいところだが、これまでには宝塚や川西での目撃情報もあり簡単には否定もできない。さらには最近札幌の東区でもヒグマが出て人が襲われたニュースもあった。東区は森とつながっていない完全な住宅地らしい。
もし事実なら山と住宅地の間に緩衝地帯がない六甲山麓では、生ごみをあさるイノシシより深刻な事態だ。イノシシは牙だけだが、クマには鋭い爪と歯があるので襲われたらひとたまりもない。
六甲山には鈴鹿のようなヒルもいないし、ましてやクマなどいるわけがないと思っていたが、これからはクマ鈴が必要になるかと思うと少々気が重い。夏は暑いのであまり六甲山には上らないが、クマった、クマった。
目撃情報が見誤りであってほしいと願うばかりだ。