年末寒波到来、大雪の予報もでているのでどこへ行くか迷う。長野県も北部は大雪の予報だが中、南部はそれほどでもなさそうだ。安全で楽しく行けるところとなるとどうしても限られてしまい今年も北八に上がる。
ロープウェイで坪庭に上がると、気温は低いが早朝までの降雪できれいな雪景色が広がっている
まずは小さなお社に参拝
縞枯山に上がってみることにして、新雪で歩きにくいかとスノーシューを履いてみるがすでに何人かが歩いているトレースをたどるならスノーシューは必要なさそうなので途中で脱ぐ。
縞枯山荘付近
縞枯山まで上がり、その先の展望台を目指すと赤岳への稜線ががよく見えてくる
さらに展望台付近からは眺めがよく、木々の樹氷もきれい
と、ここまではよかったのだがさらにきれいな写真をと思ってスマホを構えるが、「バッテリーが切れたので充電せよ」という。1日だけならモバイルバッテリーはいらないだろうと宿に置いてきてしまった。それにしてもいくら気温が低いとはいえそんなに早くバッテリー切れなんて。周囲の明るさでスマホのメッセージもよく見えないのだが次には「シャットダウンします」といっているようだ。天気は上々、風も微風程度、申し分ない天気なのに・・・。
一気にテンションが下がりとぼとぼと上ってきた道を坪庭まで戻る。写真は諦めないとしょうがないがこのきれいな雪景色を見ない手はないと気を取り直して予定通り北横岳に上る。
上るにつれて坪庭もきれいに見えなかなかの絶景だが写真なし。頂上まで上がりなんとかスマホが復活しないかとカイロで温めてたりして機嫌をとると奇跡的な復活。
その1枚
やったーと喜ぶのも束の間、その後復活することはなかった。写真よりなにより自分の目に焼き付けた景色が一番なのだと自分を慰め下山したのだった。
下山してバスに乗って改めてスマホを見るとバッテリー残量70%台で復活しているではないか。なんのことはない寒さがいやでサボっていたとしか思えない。まったくいい加減な奴だ。
積雪期に北八に何度か上っているが今回の雪景色がこれまでで一番きれいだったのに・・・。