6月に山陰に行き日本海沿いを走る特急に乗ったが、今回は太平洋側を走る特急に乗ってみる。
名古屋に行くついでに普通は新幹線利用だが、今回は新大阪から特急くろしおで紀伊勝浦に行きそこからワイドビュー南紀に乗り換える大回りのルートを選択。つまり紀伊半島をぐるりと回ることになる。0733時新大阪発、1610時名古屋着なのでトータル8時間40分ほどの列車旅だ。
長丁場なので例によって、読み物、食べ物、飲み物、羽織り物を用意し、勇躍列車に乗り込む。
時節柄空いてはいるが、ビジネスらしき客がちらほら目に付く。出発して天王寺までは特急とは思えないノロノロ運転だ。
日本海側よりはなんとなく景色が大味のような気がするがそれでも広々と開けた太平洋の眺めはまた違った趣がある
津波の発生を考えると、長い海岸線上には住宅があるところも多いのでどこの自治体も頭が痛いのではと思わされる眺めでもある
紀伊勝浦駅での乗り継ぎ時間を使って街をぶらぶら
港にはビン玉を使ったツリーが
足湯で和む
450キロの作り物のマグロ。やっぱり大きい!
ワイドビュー南紀に乗り継ぎ一路名古屋を目指す。
古座川の河口が広い
自由席は先頭車なので子供のように運転席からの眺めも楽しめる
海岸線を離れ内陸に入ると、稲もすでに色づき秋の気配
ただただ列車に乗るだけの旅だが、冷房の効いた車内で眺めを楽しみ、本を読んだり、弁当を食べたり、揺れに体を任せて居眠りをしたりとゆったり時間が過ぎていく。
定刻通り名古屋に着いて終了。さすがに帰りは新幹線を利用したのだった。