ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

今日もガリゴリ

2021年07月31日 | その他

コーヒーの粉を挽いたものを買ったつもりだったが、家に帰って見てみると挽く前の豆と間違えたことに気づいた。店で交換してもらおうかとも思ったが、いっそ自分で挽いてみるかと豆挽き機を探しに行った。いろいろ種類があるが一番簡単で安いのを購入。2200円也。

 

1回分が挽ければいいのでこれで十分。コーヒーの味がわかるほど舌が肥えているわけではないが、挽いた後の香りは間違いなくいいようだ。ハンドルを回しているうちにだんだん豆が挽けていく感触もいい。電器では味わえないガリゴリ感を楽しんでいる。

さらに今の季節はこちらでもガリゴリと氷を削っての抹茶あずきなどもいいものだ。

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吉田博展

2021年07月29日 | その他

没後70年を記念して静岡で開かれている「吉田博展」を観に行った。

多色刷りの木版画作品は海外での評価も高いそうだ。故ダイアナ妃の来日時に作品をお買い上げということでも有名である。山が好きで山を描いた作品も多いということなので、今回はそれが観たかった。

 

穂高、剱はじめ山を描いた以外の作品も多く、精緻な木版画はその色彩が豊富で、日光の陽明門を描いたものなどは96回もの摺りが施されているとのことで驚きだ。多色摺りを活かして同じ木版で春夏秋冬、朝昼晩などで色彩を変えて摺り分けたりもしていて、いろいろな表情が楽しめ興味深かった。

版画は棟方志功のように自ら原画を描き、彫り、摺る人は少ないようだ。吉田博も一部は自分で彫ったり摺ったりもしているが多くは彫師と摺師との共同作業だったようだ。しかし彫師や摺師の名前などは特に明記されているようでもなさそうなのが不思議な気がする。それをいえば葛飾北斎などの有名な版画も同じことがいえるのだろうが。描いた人は芸術家、彫った人、摺った人は職人ということなのだろうか。

剱岳を描いた代表作

 

静岡まで来たのだからとついでに登呂遺跡近くの芹沢銈介美術館も観に行く。

登呂遺跡

 

美術館正門

 

商業デザインとして多くの作品で描かれた日本的な色彩が好きで何年か前にも一度来ているが、今回は常設展の他、本のデザインの特集が観られた。

 

それにしても空いている。私の他には一組のみ。こういう個人の作品を展示する美術館の存続はなかなか難しそうだ。愛知県でも杉本健吉美術館が近く閉鎖になると聞いたのでここも心配だ。

静岡は模型の街でもあるということで駅前にはこんなモニュメントがあった

 

静岡ではおでんも有名だったことを忘れていて食べそこなったのが心残りだ。

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伊能忠敬展

2021年07月14日 | その他

井上ひさしの「四千万歩の男」を読んで以来伊能忠敬のファンになった。神戸市立博物館で伊能忠敬展が開催されるということなのでこれは観に行かねば。

 

歩くことが趣味の人間にとって伊能忠敬は特別な存在だ。家業を息子に譲った50歳から天文学、測量学を学び、日本中を実際に歩いて測量し今とほとんど変わらぬ正確な地図を作製したのだから感嘆に値する。ただ実際に忠敬が作り幕府に献上されたいわばオリジナルの地図は明治になってから火災で焼失してしまっているそうだ。今回は各地の大名の求めに応じて作られた絵図の展示だった。

それでもこの時代コピー機があるわけでなし、すべて人力で作成されたわけなので驚くべき手間暇がかかっている。複雑な海岸線が描かれ地名も細かく描かれているのだが、展示物の保護のため照明が暗く、しかもガラス越しの遠い距離で観ると細かい地名などは判別が難しいのが残念だった。

弟子たちや地方の役人との人間関係に悩むこともあったようだ。さらには年齢、持病とも闘い、歩き続けた忠敬さんにただただ感服。決して大きな人ではなかったようだが測量のため69センチの歩幅を維持して歩いていたそうなのでせめてその歩幅を意識して散歩してみることにしよう。

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アジサイもそろそろ終わり

2021年07月10日 | ちょっと裏山

アジサイには雨がよく似合う、ということで今年もアジサイを観に神戸森林植物園に行く。昨年のぬかた園地は量の豊富さで圧倒されたが、森林植物園は種類の豊富さが楽しい。

ちょうどボランティアガイドツアーの時間だったので参加させてもらいいろいろな話を聴くことができたのだが、どれだけ頭に残ったかはかなり怪しい。ただ植物や虫たちの生きる知恵については感心しきりだった。

生存競争する必要もなく、生きる知恵を発揮する機会もなくなんとなく日々ボーっと生きている自分に喝!

カシワバアジサイ

 

アナベルの群生

 

その他いろいろ

 

 

 

長谷池のスイレン

 

ハンゲショウ

 

フェイジョア

 

雨を覚悟で行ったが結局降られることもなく、今年最後のアジサイを鑑賞できたのだった

 

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夏の花

2021年07月03日 | 散歩

本格的な梅雨に入って、週間予報に7日間傘のマークが並ぶとタメ息が出てしまう。今のところ西日本は大雨が降っていないが今回は熱海の土石流被害が甚大だ。梅雨末期は大雨になることが多いがこれ以上被害を出さずに終わってほしい。

神戸では天気予報の割には日中は雨が降らないことも多いので散歩に出る。

山手幹線沿いの西村コーヒの軒先にツバメの巣発見

もう巣立ち間近くらい大きくなっていて狭い巣は押し合いへし合い。かなりの密状態

 

 

道端の夏の花は雨に洗われ鮮やかな色をしている

 

 

 

 

見上げれば山が空に浮かんでいるような雲

 

 

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