泊まりに行った友人宅にネコがいた。オスなのになぜかマリアという名前。アレルギーでネコは苦手なのだが、肥満気味でかわいかったので尻尾やらお腹を触ってからかっていたらそのたびに「ミャー」と抗議されてしまった。翌朝ご飯を残していたのでストレス気味だったのか、申し訳なかった
泊まりに行った友人宅にネコがいた。オスなのになぜかマリアという名前。アレルギーでネコは苦手なのだが、肥満気味でかわいかったので尻尾やらお腹を触ってからかっていたらそのたびに「ミャー」と抗議されてしまった。翌朝ご飯を残していたのでストレス気味だったのか、申し訳なかった
朝、洗濯物を干して見上げれば雲ひとつない晴天。バリバリに高気圧が張り出している。こうなったら山へ行くしかない、というわけで安上がりですぐ行ける六甲山へ。
八幡谷を登り七兵衛山で昼ごはん
見渡しても山はまだ青々している。表六甲の秋は遅い。
ゆっくり昼ごはんを食べると13時近い。秋の日はつるべ落としなのでこれから最高峰へはちょっと気ぜわしい。手前の東おたふく山くらいまで行ってみるか。
雨ヶ峠から東おたふく山への稜線は見晴らしがいい気持ちのいい道だ。ただ昔はススキっ原だったようだが今は笹に覆われてみる影もない。そこでこんなプロジェクト実施中。
申し訳程度のススキ。目指せ曽爾高原
頂上も禿山状態
保久良山まで下りてくるとこんなところにヨシズ張りの囲いがある。こんなところに露天風呂!?
てなことはありえず、タンクが2つ
八百屋で栗が安く出ていたので買ってみる。剥くのが少々手間だが、剥いてしまえばあとは簡単
まずは茶巾絞り。馬の毛の裏ごし器がないのでザルでつぶす。キメが荒いのが難。ガーゼで包んで絞るところまではいいが、最後に上のとんがりを作るのがちょっと難しかった
きんとん、甘煮の瓶詰め
最後は栗ご飯。これが一番栗の味がわかって美味
久しぶりに県立美術館に行ってみるといつの間にかこんなものが建物の上にいた。
入り口にはなんだか変なメッセージも置いてある
目的はこれ
半刈りの作者。昔この格好でハンガリーに行くという企てをしたらしい。
鉄をはじめいろいろな金属の廃材を利用した作品を作っている神戸在住の榎忠というアーティストの作品展。ただひたすら鋳型に流し込んだマシンガンの羅列など量的にもよくぞこんなにというくらい、いろいろユニークな作品が並べられている。芸術家とはある意味偏執狂じゃないかと思えるようなそのエネルギー、情熱、創造力にはあきれるやら感心するやら。金属の冷たい感触も悪くないが、個人的には草間彌生のカラフルでど派手な作品の方が好きだなぁ。
観終えて出てきて見上げれば秋の空。さっきのカエルが見送ってくれた。派手だが、草間彌生というわけじゃなくて外国のアーティストのものだそうだ。ただいま名前募集中。
某アウトドア用品メーカーのイベント、毎回見るだけと思いつつ、買物もしてしまう。買ってから反省しきりなのだが。
ヘルメット、何に使うねん。岩稜帯通過のとき、自転車に乗るとき、災害時に備えてなどなど、言い訳しつつ・・・。
岐阜県の天生(あもう)峠付近の紅葉がすばらしいと以前から聞いていたが、車でないと行けないと諦めていた。ところが最近、高山から季節バスが出ることを知り、先日の御嶽では秋を見損じたので、急遽前日に予約を取って行くことにした。峠の一帯は天生県立自然公園になっていて、籾糠(もみぬか)山(1,744M)がある。これは登らねば。
高山からのバスで峠に向う。この峠道は道幅も狭く大型バスは入れない。しかも雪の季節にはゲートが閉まり通行不可になってしまうので今が今年最後のチャンスである。
高度を上げるにつれて山の斜面は鮮やかな秋の色に
峠に10時着。帰りのバスは1430時。パンフレットによれば籾糠山まで登りだけで3時間ということになっている。それまでに戻れるか心配だが、だめなら途中で引き返すことにする。峠の駐車場は平日でも車がいっぱい
秋色に染まった道
天生湿原の入り口付近
カツラの巨木が並ぶ「カツラ門」。 しまった!4本しか写ってないが後でパンフレットを見たら5本あった
こんな看板の先には
環境に配慮
秋!
時間が気になるので登りはぶっ飛ばして1時間半で頂上到着。設定時間はずいぶん甘めだった。
ずいぶん時間を稼いだのでゆっくり景色を味わって昼食。頂上は狭いのでここでご飯を食べるなとのことだったが、今日は平日ですいている
北アルプス方面 残念ながら雲が多い
下りはゆっくり時間をかけて下る
これぞバウムクーヘン
熊鈴ならぬ熊缶。熊が怖くて山に登れるか!って、怖いけど
ブナの大木 ゆうに人が入れる
湿原は水がなくなってすっかり枯れた雰囲気だが、これもなかなかいい
青い空に映える!
時間に制約があったので始めはバタバタしてしまったが、下りはじっくり時間をかけて「秋」を満喫、先日の御嶽での借りを返すことができた
最近、物語の結末が二転三転する演劇と映画を続けて観た。演劇の方は「キネマの天地」、映画は「ミケランジェロの暗号」。
「キネマの天地」は井上ひさしの作品。撮影所にベテラン、中堅、新人の女優4人が集められ、映画への出演依頼かと思うと、監督の妻の殺人事件の犯人探しが始まる。舞台は一場面だけなのでその中で出演者全員の丁々発止のやりとりが繰り広げられ、結末も二転三転していく。井上ひさしの芝居はミュージカル仕立てのものも多いが、こういうセリフのやりとりで魅せる芝居の方が好きだ。
最近前妻の西舘好子による「裏表井上ひさし協奏曲」という本が出たが、それによると家庭的にはDVなどもあって、問題が多かったらしい。天才には毀誉褒貶がつきものということだろうか。しかし亡くなってしまったのはつくづく残念。
「ミケランジェロの暗号」の方はナチスドイツの時代の話。画廊を経営するユダヤ人が持つミケランジェロの素描をナチスが没収しようとするが、画廊主はそれに対して偽物を掴ませて抵抗する。本物を見つけようとやっきになるナチスと渡り合う画廊主の息子と、その幼なじみのナチス党員との間で人物が入れ替わったり、こちらも二転三転する結末。
普段の生活の中で何かにだまされるのはごめんだが、映画や芝居の中でだまされるのは大歓迎。二転三転と変わるのも悪くはないが、好みとしては一度限りの大どんでん返しの方がおもしろい。例えばビリーワイルダーの昔の映画「情婦」のように見事にだまされる映画や芝居を観てみたい。
高山では今紅葉がピークを迎えている。すでに降雪も記録され、この3連休が過ぎれば3,000M級の山々は本格的に冬を迎え、ほとんどの小屋も閉められてしまう。そこで今年最後にもう一度3,000Mの山頂に行ってみようと、関西から最も近い3,000M級の山、御嶽山に登る。
最寄り駅木曽福島からのバスの本数は少なく少々不便だが、田の原登山口の少し下にある名古屋市民おんたけ休暇村に前泊すれば、一人でも木曽福島からの送迎もしてもらえるということなのでここを利用する。さらにいいのは翌朝田の原の登山口までも送ってもらえるということで願ったり適ったりである。
木曽福島へ行く前に中津川で列車待ち 途中下車してみる
中津川といえばやっぱり恵那山
駅前の物産館で今旬の栗の和菓子の販売会が開かれていて、各店の茶巾しぼりが充実
木曽福島駅のホームのベンチ さすが木材の本場を思わせる
木曽福島駅へ送迎車が来てくれたがお客は私一人貸切だった。休暇村は名古屋市が運営しているが、市民でなくても泊まれる。築40年ということで古いが掃除は行き届いていてサービスもよかった。
夕食 量は多くないが今の私には適量
翌日の朝食はおにぎりにしてもらった
登山口への送迎も私一人。なんだか申し訳ないような気分だった
田の原登山口から御嶽山の王滝側頂上がよく見え、登るにも目的がはっきり見え、ぐんぐんと高度が上がるのがわかるので張り合いがある
早朝で気温が低いので霜柱もまだきれい
2時間ほどで王滝側の頂上着。ここからさらに最高点剣が峰(3,067M)を目指す。この辺りから風が刺すように冷たくなる
20分ほどで剣が峰到着 青く見えるのは二の池。乗鞍岳が見える
頂上小屋の屋根にはびっしり石が
トイレの前にあったバケツの水が凍っている
王滝頂上を望む。天気はいいのだが周囲は雲が厚く遠望はきかない
下山はロープウェイ方面へ。途中女人堂付近は紅葉がきれいなはずだが、台風のせいか、前日の強風のせいかまったくだめだった。登山道のわずかな秋
ロープウェイの飯森高原駅手前の七合目行場山荘で名物の力餅を食べる
飯森高原駅から御嶽山
上の紅葉はだめだったがロープウェイで降りる途中の斜面は見頃を迎えていた
帰りは名古屋で途中下車 おいしいぎん鱈の粕漬けを食べた
御嶽の紅葉は期待はずれだったが、今年は紅葉のメッカ涸沢もはずれのようである。涸沢小屋のブログを見ると、紅葉より大挙押し寄せた登山者の色とりどりのテントの方がきれいに見える。その数、約1,000とか。いやはやすごい数である。
大阪市内には今でも「渡し」が残っていることはあまり知られていない。橋が遠かったり、橋があっても高さが高すぎたりするところの歩行者や自転車の利便性のために大阪市や委託された業者が運営している。もちろん「渡し」といっても船頭さんが漕ぐわけではなくエンジン付きの立派な船なのだが。大阪市のHPによれば大正区を中心に8ヶ所あり、どれも無料とのことなので乗ってみることにした。場所はわかったのだが8ヶ所を効率よく回るにはどうしたものかと思っていたら、新聞にたまたまこの「渡し」のツアーの案内が載っていて回る順序まで出ていた。ということでツアーには参加せず、この回り方を拝借することにした。
まずはJRの桜島線の桜島下車、天保の渡しからスタート
渡った先は海遊館の近く。ここには天保山がそびえていたのでついでに登ってみる。標高4.53Mの山頂に立つ
観覧車には熊のプーさんが一人寂しく乗っていた
ここから次の甚兵衛の渡しまでは距離があるので地下鉄に乗る。その後は千歳、船町、木津川、千本松、落合下、落合上の順に回る。
途中見つけたマンホール。市内でよく見る大阪城と桜を描いたものとは違うものを発見
最近見かけなくなった二宮金次郎。酒買いのタヌキに挟まれ孤軍奮闘
新聞ツアー案内のおかげで、効率よく9時にスタート、3時には乗船完了したのであった。