ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

大町山岳博物館

2017年08月25日 | 山旅

足の不安もあるけれどが今回は、八方尾根を唐松まで上ってみようと思っていた。このルートなら何度か上り下りしているし北アルプスでも一番楽なルートのひとつなのでなんとかなるのではと思ったのだが結局天気は回復せず、しかたがないので大町の山岳博物館にでも行ってみようと思う。

松本を出たときは雨は降っていなかったが大糸線を北上するにつれて雨模様。信濃大町に着くと本降りになっている。傘では足元が濡れそうなので合羽を着て博物館へ向かう。

大町市のマンホールは雷鳥が主役。バックは針ノ木か

 

企画展は大町のガイドの先駆者百瀬慎太郎特集。常設では山の様々な資料展示。珍しく写真撮影OK

 

剥製だが妙にリアルなサルのノミ取り

 

昔の鋲付き登山靴ナーゲル。見たからに重そう

 

話には聞いたことがあるが見るのは初めて。下駄スケート

 

観終わっても雨は止んでいないのでまたカッパを着て駅まで戻り松本へ帰る。

今頃の松本は毎年サイトウキネンオーケストラ関連の催しが行われていてそれが目当ての観光客も多い。目玉の小澤征爾のコンサートはなかなか切符も取れないようだが、今日は松本城場内でコンサート会場の模様がリアルタイムのパブリックビューイングで観られるとのこと。これは行ってみなければ。

マエストロはガンを患ってから体力的にちょっと不安があるからか今日はベートーベンのレオノーレ序曲だけの出演。

 

 

始めは座っての指揮だったが後半は立ち上がっての熱演だった

 

思わぬところでフルオーケストラのコンサートが聴けて得した気分だった。

肝心の山行は天気を見誤って失敗になってしまった。この後秋雨前線が出てくるとまた振り回されそうだ。天気が安定する秋山に賭けたいところだが右足が万全でないのが気にかかる。やっかいなのは上りにはほとんど問題がないので登れてしまうところ。下りられなくなる事態はなんとか避けたいのだが・・・。

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北八ツでも歩いてみるか

2017年08月24日 | 山旅

夏山シーズン前の予定では今年は飯豊山の縦走、聖岳から塩見岳への縦走を考えていたのだが、どうも右足の状態に不安があるので、いったん山の深いところに入ってしまって下りられなくなっても困るなぁと弱気になって出かけそびれている。まあそうでなくても今年は東日本の天気が悪くてなかなか晴天が続かないことも言い訳にはなるのだが。

それでもやはり家でじっとしているのが苦痛になってきてどこか軽めのところにでも行ってみるかと出かけることにする。週間予報ではそれほど悪い天気ではなさそうだったのだが松本まで来てみると天気予報は芳しくない。特に日本海側に近づくにつれて雨の予報なので八が岳方面にでも行ってみるかと出かけてみたがこちらも決していいお天気ではなさそうだ。案の定、茅野でバスに乗ったときは日も差していたがロープウェイの山麓駅まで上ってくると周囲はガスガス、雨が降ってないだけましな程度の天気だ。意気は上がらないがせっかく来たのだからとロープウェイには乗らずに登山道を歩いて上っていく。

眺望がないので足元の花ぐらいしか見るものがない。

 

 

 

 

上ってきても眺望はないけれど、縞枯、茶臼山を経て麦草峠まで歩いてみるか。

どんより今日は人気もない縞枯山荘

 

北八独特のしっとりした森

 

森の中はキノコが豊作

 

これはでかい

 

なんとなく色っぽい

 

このルートは積雪期にしか歩いてないので、夏に歩いてみるとけっこう石がゴロゴロしている。下りはやはり時折右の足首に痛みが走るのでかばうような形になり歩きづらい。雪で石が隠されている方がむしろ歩きやすいくらいだ。

見晴らしのいいところに出てもやはり空はどんより

 

麦草峠まで下りて付近を散策。この辺りは一面花畑

 

 

 

麦草峠からバスで茅野へ戻ると駅前に懐かしいボンネット型のバスが止まっていた

 

 

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世界報道写真展

2017年08月15日 | その他

梅田に出たついでに、毎年この時期開かれる世界報道写真展を観る。

 

毎年場所は変わっても世界のどこかの紛争地域で写真に写っている子供たちのおびえた目、うつろな目の写真は、1枚に切り取られた写真だけに動画より強烈に印象に残る。人は生まれる場所と時代を選ぶことができない。

今日は日本では72年前に戦争が終わった記念の日だが、いつまでたってもこういう写真が撮られ続けなければいけないことに複雑な思いだ。

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怖い絵展

2017年08月12日 | その他

県立美術館で開催中の怖い絵展を観に行く。夏休み中の3連休ということもあってチケット売り場には多くの人が並んでいる。「怖い絵」という夏向きの企画のせいもあるのだろうか。

 

 

史実、神話や伝説に基づいたものなど、内外の美術館から集められた作品は説明文を読むのも大変な人だかりになっている。落ち着いて観るには平日がよさそうだ。

絵そのものが怖いものもあれば説明文を読んで怖くなるものなど様々。ポスターにもなっている女王の絵などは想像を掻き立てられて背筋が寒くなる。

展示作品はヨーロッパの18~19世紀のものがほとんどなので怖いとはいってもどこか距離感がある。そういう意味では先日NHKで放送された広島の原爆投下直後を描写した絵には現実感があってより恐ろしかった。いつの時代も架空の話より現実の方がずっと怖くて残酷なのかもしれない。

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山の日

2017年08月11日 | ちょっと裏山

今年の夏は西日本では比較的晴れの日が多いが、東、北日本はいまいち好天が続かないようだ。梅雨明け10日は高気圧に覆われて安定した天気が続きやすいといわれているが今年は少々当てが外れている。それに加えて、個人的にはちょっと足首に問題ありでこの夏はまだ一度も山に行けていない。そんな足の調子を見がてら六甲山に上がる。夏の低山は暑いのであまり行くことはないのだが山の日くらいは敬意を示さねば。

午後からは雷雨の可能性ありということなので午前中に登ってしまおうと7時に家を出る。私としては非常に早起き早立ち。まあ冬と違って夏は起きやすい(というより暑くて寝ていられない)からだけど。最短でとりあえず頂上を踏もうと住吉道を上がるが途中パラパラと雨が落ちてくる。

途中の池に大きな鯉

 

当たり前だが暑い!昨年の山の日も同じように上っているがわりとカラッとしていた気がするが今日はどんよりして蒸し暑い。汗が吹き出る。それでも足は快調。

小さな鳥の巣が落ちている

 

住吉台の歩き出しから2時間15分で頂上着。

少し青空ものぞいた頂上

 

もう少し涼しかったらガーデンテラスの方へ歩いてもいいのだが暑くてそれどころではないので最短距離で有馬へ下る。

夫婦キノコ

 

 これは親子か

 

これはなにかな

 

1140時のバスで芦屋に下るがバスの中で問題の足首に痛みが出る。バスを降りても治まらず階段の下りが痛い。帰宅すると痛みは引いていたが、これでは本格的な山行に暗雲が。

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真夏の夜の怪

2017年08月06日 | その他

朝目覚めるとベッドのシーツの足元に血痕が。見ると足の小指の端が切れていてそこから出血の跡がある。出血の原因はわかったものの、ベッドの上に金属状のものがあるわけでなし、寝ているときにいったい何があったのだだろう・・・。

わからぬまま傷にテープを張り、シーツをはがして洗いベランダに干す。そこではたと思い当たる。昨晩洗った雑巾を干し忘れていたので寝る直前にベランダに出た。そのとき窓のサッシの端で足の小指を強打。「いてっ」と思いつつも眠いのもあってそのままベッドに直行したのだった。よく見ると廊下にも血の跡がある。これで納得、スッキリ。それにしても災難はいつ、どこにあるかわからない。

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一日一棚

2017年08月03日 | その他

暑い!ひたすら暑い。こういう時部屋が雑然としているとさらに暑い。ということで汗をふきふき不用品の整理をする。とはいえ一気にやろうとすると大変なので1日に一か所ずつ片付けることにしていらないものをゴミの回収日に出す。捨てずに残すものもまとめて収納してスッキリさせたい。それに役立ちそうなグッズを探しに三宮に出る。

そのついでに市役所で展示されている神戸市営交通100周年記念の展示を観に行く。

 

初期の市電模型

 

路線図

 

神戸の路面電車は1970年には全線営業廃止になっているそうなのでそのころ神戸に住んでいなかった私は乗ったことがないが、高校時代くらいまでは故郷の街では乗っていた記憶がある。車に邪魔されながらのんびりガタゴトと走る市電の記憶は懐かしい。今は富山などでは新型のスマートな路面電車が走っているが昔ながらのガタゴト市電に乗ってみたくなった。

観終わってさんちかを歩いていると毎年恒例の古書市が開かれている。せっかく不用品の整理に手を付けたというのにまたここで何冊かを買ってしまう。結局目的の整理整頓グッズは買い忘れ、まったく何をしているのやら。この分だと家じゅうの棚や引き出しの整理が一巡するころには元の木阿弥になっている気がしてきた。

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