六甲アイランドで開かれている「神戸骨董祭」を冷やかしに行く。
懐に余裕がないと手を出せない骨董なら当然のことだが、以前に比べると出店数も減っている。また以前に比べると和物より洋物を扱う店が増えているように思う。
結局何も買わなかったが、気になるものもあった。ひとつは旧国鉄の紺色の作業服。「国労」の鉢巻も付いていて、もう少しで買うところだった。もうひとつは洋物で、アメリカの牛乳瓶の紙キャップ。いろいろな種類があって楽しそうだったが1枚100円はちょっと高いとやめておいた。あとでネットで見てみるとこの収集家もかなりいるようだ。
これは以前の骨董祭りで買ったもの。印判の皿。色がきれい。値段も1000円もしなかったので気軽に使っている。
こちらは昔のクスリの袋に使われていた効能書きの版木。
大きさは2.5cm×4cmぐらいだが、その中に細かい漢字だけでなく、振り仮名まで彫ってある。買ったからどうなるものでもないが、こういう職人の技が出ているものにはひたすら感心して、つい買ってしまった。