ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

上高地から焼岳

2015年09月29日 | 山旅

3日目、今日の予定は焼岳往復

テント場からの焼岳

 

登山口からしばらくは緩やかな上り。キノコが豊作

 

 

クマの出てきそうな穴

 

この辺り、なかなかきれい

 

 

ハシゴをスイスイ上る女性は、あとから聞いてみるとスイス人だった

 

焼岳小屋からはあちこち蒸気の吹き出る活火山らしい道をたどる

 

この穴からも熱い蒸気が出ている

 

火山らしい荒々しい斜面を登っていく

 

 

焼岳南峰への分岐。南峰は規制がかかっていて上れないので北峰へ

 

北峰頂上

 

あちこちから蒸気を噴き出すまさに活動中の火山なので長居は無用、即下山

噴いていない側の斜面はなかなかきれい

 

岳沢も西穂独標も外国人の登山者が多かったが、焼岳も多い。聞いてみると、スイス、アメリカ、ドイツ、チェコなどあちこちから来ている。久しぶりに口にする英語はぎこちなく、あとになって「あの場面では過去形じゃなくて現在完了形を使うべきだった」などと反省するのだった

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上高地から西穂独標

2015年09月28日 | 山旅

上高地2日目、今日は上高地から西穂の小屋まで上がり、そこから稜線を西穂の独標まで行って帰ってくることにする。

上高地側から登る人は少なかったが、新穂高の方からはけっこう大勢上っていて小屋の前は大賑わい。

少し上って小屋を見下ろす。正面は焼岳、左奥が乗鞍岳

 

今回登る予定だった霞沢岳

 

飛騨の雄、笠ヶ岳

 

前穂高・明神岳

 

西穂独標

 

ここから西穂高岳、奥穂高岳へは岩場が連続する難ルート。若いころにはそんなに怖いとは思わず歩いたことがあるが、その後いろいろな岩場も経験した今の方が怖く感じる。もう2度と行かなくてもいいので今日はここまでで引き返す。

ピラミッドピークの奥に西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭

 

眺めを堪能して来た道を引き返す。前穂、明神方面を振り返る

 

西穂高岳山荘まで下り、小屋名物のラーメンを食べる

 

あとはまた上高地への下り。登山口近くの木。なんとなく「お帰り」といってハグしてくれそうな枝ぶり

 

お猿もお出迎え

 

河童橋のたもとでキャラメルとクルミがかかったソフトクリームを食べて今日の予定は終了

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上高地から岳沢

2015年09月27日 | 山旅

シルバーウィークも終わっていよいよ高い山から紅葉が始まるこの時期、今年も秋山集中登山に出かける。

まずは上高地に入り小梨平にテントを張る。当初の予定では徳本峠へ上がり、徳本峠小屋から霞沢岳に上ろうと思ったのだが、小屋はすでに予約でいっぱい。テントを担ぎ上げることも考えたが、上は寒いし、しんどいし、と簡単に予定変更。

テントを張ってもまだ11時。時間があるので今年も岳沢を往復する。昨年は岳沢でテント泊だったので荷物が重く時間がかかったが今年は楽勝。軽快に登っていく。

2時間かからず岳沢小屋着。のんびりとお茶を飲み、周囲を見渡す。どちらを観ても美しい

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間ほど堪能して上高地まで下りる。

色白キノコ

 

岳沢湿原から、梓川左岸の六百山

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勝った!

2015年09月20日 | その他

ラグビーワールドカップ大会で日本が南アフリカに勝った!終盤の攻防はほんとうに見応えがあった。ラグビーファンとしてはこの前のサッカー女子の勝利よりもさらにうれしい。

ラグビーは球技だが、スクラムやタックルには格闘技の要素もあってサッカーよりずっと迫力がある。しかもアメフトのようにこけおどしの防具も付けず生身の体でぶつかるのだから観ていてワクワクする。

フォワードとバックスの選手は重量級、軽量級、背の高さなどそれぞれのポジションによって求められる体形は様々。そんな見どころ満載にもかかわらずサッカーのような人気がなく、今回も勝ったから少し注目が集まっているが、ワールドカップが開かれていることさえ知らない人が多かったのではないだろうか。それほどメディアでの取り上げ方もサッカーとは比べものにならないほど地味なのが残念。もっと観る人が増えてほしい。次の対戦相手スコットランドもなかなか強敵だががんばってほしいな。

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夕焼け空がまっかっか

2015年09月19日 | 散歩

夕焼け空が燃えている

安保関連法案が成立した。最近になく反対運動が盛り上がったとはいえ、自民党が政権を持っていれば決まってしまうのだ。反対勢力は烏合の衆の弱小野党ばかりで、2大政党制のように他に政権を担える党がない国ってどうなんだろう。

憲法9条が謳っているのは世界平和の理想でもあるが、護憲派がいくら叫んでもすでにコケにされ今回もコケにされてしまった。一字一句変えるなといってばかりいないで、もうこれ以上勝手に解釈されないためにガッチリ枠をはめてさらに強固なものにするための改正というのは無理なのだろうか。頭のいい人、考えてくれないかな・・・。

学生運動が盛んでデモも身近だった時代を知っている世代からみたら今回の若者の政治参加はちょっとうれしい。少し前のホンコン、台湾などでの動きが影響しているのかもしれないけれど、長い間学生とか若者がノンポリだといわれてきたのでなんだか新鮮に思える。

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薬師岳から立山へ ③

2015年09月15日 | 山旅

今日は昨日ほどのハードコースではないので、小屋で朝食後0600時ごろ出発

朝食

 

五色ヶ原からいったんザラ峠に下る。早朝なので木道に霜がついて滑りやすい。

遠くに槍の穂先

 

チングルマの穂がふんわり、いい感じ

 

イワギキョウ3姉妹

 

食べたものがそのままの真っ赤なウンコ

 

五色ヶ原を振り返る。等高線のたるみがよくわかる地形

 

ザラ峠は2348Mなのでここから獅子岳へは400Mほどの上りとなる

 

0735時獅子岳(2741M)頂上着。そこで一句 獅子岳でしし座の女獅子奮迅 季語なし

 

ここまで来ると雄山も近い

 

少し下って今度は鬼岳を巻いて行く

鬼岳を振り返る。頂上が鬼のツノに見えないこともない

 

0915時龍王岳の登り口到着。思ったより近かった。視界がよければ龍王岳に上ってみてもよいのだが剱方面はガスっているのでそのまま通過。あとは室堂まで1時間ほどの下りなので楽勝。

五色ヶ原から室堂まではコースタイムで5時間35分だがこのままいけば4時間半ほどで着いてしまう。昨日は自分の歩きにがっくりしたが、今日はあっけないほど早く着いてしまいそうで気をよくする。といっても単にコースタイムが甘いだけなのだが。根が単純だから素直に喜ぶことにしよう。だいたい人間が単純でないと山登りなんてやっていられないのだ

一の越から室堂平。バックは大日岳

 

1020時みくりが池温泉着。ここで温泉に入ると普段の何倍も「あー、うー」とうなってしまう。やはり山から下りてからの温泉は格別。

室堂ターミナルで立山そば完食

 

バスに乗ってからやっと剱岳が姿を見せてくれた

 

ケーブルカー、電車と乗り継いで富山へ出てさらに金沢へ。さすがに新幹線人気で金沢は人が多い。今から東京方面に帰る人で新しい駅ビルの土産物売り場は大混雑。サンダーバードの中で食べようとお弁当を購入。金沢だけにお寿司にも金箔がのっていてなんとなく豪華

車中の人となり、黄金色に輝く一面の稲穂を眺めつつ、ゆっくり弁当を食べ、さらにはまんじゅうも食べ、至福の時間を過ごす。

以前に歩いてなかった未踏の区間はなかなかハードで「もうこんなしんどいことは2度とするものか」と思って歩いていたが、無事に下りてきてみるとその苦しさもいい思い出となって反芻してしまう。誰かから強いられた苦しさはつらいが、自ら選んだ苦しさは喜びにさえなるのだから、人間とは不思議な生き物だ

 

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薬師岳から立山へ ②

2015年09月14日 | 山旅

昨夜の天気予報通り、高気圧が張り出しお天気に問題はなさそうだ。次の宿泊地五色ヶ原までが長いので宿の0530時の朝食を断って自分でスープとパンの朝食をとって0500時出発。この時の気温は2度。風が少しあるので体感温度はかなり低く感じる。陽はまだ昇ってないがかすかに明るく、ヘッドランプは不要だ。

50分ほどで薬師岳(2926M)着。ここで完全に陽が昇る。

 

北に見えるのは剱、立山

 

ゆっくり眺めを楽しみたいところだが先が長いのですぐに歩きだす。ここから北薬師岳まではコースタイムで30分とあるが、他の人の記録では1時間ほどかかるらしい

金作谷カールの底にわずかに残る雪

 

北薬師岳までは岩場が多くヤセ尾根の通過もあってやはり50分ほどかかる。さらにここからスゴ乗越小屋までは高度差700Mほど下っていく

振り返って薬師岳方面。見る角度によっては穏やかな山容に見えるがここからみるとなかなか険しい立派なお姿

 

真っ赤なミヤマダイコンソウ

 

これは何の葉っぱかな

 

間山には小さな池が

 

針ノ木岳などの裏銀座方面

 

0910時スゴ乗越小屋到着。ここでトイレ休憩と水補給。さらにスゴ乗越まで下ってそこから上りとなる。これから登るスゴノ頭と越中沢岳。なかなか手強そう

 

秋色の登山道

 

この辺り岩場の連続で緊張が続く。おっ、大砲岩

 

こんな平らなところに出るとやっと緊張がほぐれる

 

細かい上り下りを繰り返して1245時越中沢岳(2591M)到着

 

もともと上り下りのミックスするコースは苦手なのだが、なんとなく油断して越中沢岳をなめていた。 かなり足にきている。今回は結局小屋泊まりにしたが、テント泊まりもいいかななどと大それたことも考えた、つくづくしなくてよかったとあらためて実感した。

またここからいったん下がって今度は鳶山(とびやま)を越さなくてはならない。これがなかなかしんどい。岩に膝をぶつけ痛い。そのとき、新調したばかりのファイントラックのズボンが破れたのも痛い。

前方にガスがかかって、越えなくてはいけない鳶山が見えず、どこまで上ればいいのかと腹が立ってくる。この辺りで、かなり後ろに見えていた後続組に抜かれる。1500時、やっと鳶山(2616M)到着。あとは五色ヶ原まで下るだけだ。

五色ヶ原山荘も見えてくる。まだかなり厚い雪渓が残っている

コースタイムでは9時間40分のところ、出発から10時間半かかって1530時五色ヶ原山荘到着。一気飲みしたサイダー、うまい!夕食の時、私とほぼ同じ時刻に出発した若い単独行の女の子に話を聞いてみると彼女は「1330時に着いてビールを飲んでいました」とにこやかに答えてくれた。おそるべし、いまどきの女子。

 

 

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薬師岳から立山へ ①

2015年09月13日 | 山旅

秋雨前線のおかげで天気に恵まれず自宅待機していたが、やっと回復の兆しが見えたので出かけることに。今回は富山から折立に入り太郎平小屋を経て薬師岳、スゴノ頭、越中沢岳、五色ヶ原、獅子岳などを経て立山へ南から北へ抜ける縦走。

以前に折立から薬師岳までと立山から五色ヶ原までの間は歩いているが、真ん中の薬師岳から五色ヶ原間が抜けているのでここを歩きたい。

富山から折立のバスは9月に入ってからは休日しか運行していないので初日は雨に降られる覚悟で折立から入山。

0815時出発。時折雨がぱらつくものの合羽を着るほどではない。樹林帯ではシャツ1枚でも汗が噴き出るが樹林帯を抜けると風当たりも強くなり上着を着ないと寒い。

樹林帯を抜けると緩やかな太郎平への道となる

 

この道は何回か歩いているが夏にはニッコウキスゲが咲き乱れる気持ちのいいところだ。今は斜面も秋色に染まり、枯れた葉もきれいな秋色

 

折立から太郎平の小屋までの地図上のコースタイムは5時間になっているがこれはかなり甘めで実際は4時間ほどで着く。少し雨が降りだすので小屋の軒先を借りて合羽を着て、ついでに腹ごしらえ。ここからいったん薬師峠のキャンプ場まで下り、薬師岳山荘を目指す

合羽を着ればだいたい雨は止むことになっていて途中で脱ぐ羽目に。そして脱げば今度は降るというのも定番。また着なおす。

薬師平付近も完全にガスっている

 

イワオトギリがまだ咲いている

 

薬師平山荘の少し手前から雨が強くなり完全に雨降りとなってしまう。1415時到着。しばらく前に建て替わってきれいになり、ストーブも入っているので暖かい。談話室のテレビも客が自由に見られる。7月に行った八が岳のケチな小屋とは大違い

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電車でぐるっと一周

2015年09月05日 | その他

9月に入ってからも雨が多くやっと晴れても続かない。今日は1日なんとか晴れそうなので電車に乗ることに。電車に乗っているのなら雨でもよさそうだがやっぱり車窓の眺めは晴れていないとつまらない。

今日は京都から山陰線に乗って綾部、そこから舞鶴線、小浜線を乗り継いで敦賀から湖西線で戻ってくる周回コース。

京都から山陰線に乗るが満員で座れない。それも海外からの観光客が多い。不思議に思っていたらトロッコ電車に乗るのが目的らしく嵯峨嵐山駅で一気に空いてしまう。その後の車内検札では青春18切符を見せる人が多かった。

舞鶴線の東舞鶴でいったん下車、海岸に向かって歩いていく。舞鶴港は海上自衛隊の船が停泊する軍港でもある。

 

近くのレンガ倉庫群

 

 

現在引揚記念館が工事中でその展示の一部がレンガ倉庫のひとつで見られるとのことなので好都合だった。

 

シベリア抑留の引揚船入港は昭和33年まで続いたとのこと。せっかく戦争で生き残っても抑留中に亡くなった人も多くなんとも痛ましい。歌にもなった「岸壁の母」でも有名だが、その後日談を思い出すと複雑な思いだった。

 

舞鶴市マンホール

 

 

駅まで戻ってまた電車に乗る。小浜線をのんびり走り敦賀着。乗り換え時間に街を歩いてみる。宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999関連のモニュメントがあちこちにあるので鉄道オタクとアニメオタクにはたまらないかも

 

 

駅のホームのベンチにはちょっと変わった方が座ってらっしゃった

 

敦賀からは湖西線の新快速に。10日前の岡山行きの時は青々していた稲穂があっという間に色づいて、そろそろ稲刈りも近そうだ

 

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テッド2

2015年09月03日 | 映画

特に興味があったわけではないがたまたまテレビで「テッド」の前作を観て、その動きに魅せられてしまった。テッドの発する言葉は下品でとても子供向きのテディベアではないけれど、実写とアニメの合成が見事で、テッドの表情も豊かで動きも滑らか。なかに人が入っているような気さえする。普段特殊効果を使った映画とかアニメをほとんど観たことがないので、ここまで技術が進んでいるのかと少々時代遅れの感心をしてしまった。そこで今回続編を映画館で観ることにした。

前作で少年時代のジョンの願いによって言葉を話し動くようになったぬいぐるみのテッドが長じて結婚し子供を持とうとする大騒動の話。一応人権問題なども取り入れ、社会性をアッピールしているがとにかく会話が下品、セックスとドラッグに関する汚い言葉連発。映像自体は別に暴力的でもなく過激なセックス描写があるわけでもないのにひたすら言葉だけでR15指定。モフモフのぬいぐるみが主人公なのに子供連れで観られない不思議な映画。先日見た同じR15指定の「私が会うまでの1600キロ」とは対照的。

その愛らしさと言葉のギャップに惹かれてけっこう最後まで楽しく観てしまった。特に冒頭のダンスのシーンなど何度でも観てみたい。

 

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