今の季節、散歩の楽しみはお花見。桜以外のものも皆満開
あるマンションの入口付近の鉢植えが見事
色のグラデーションがきれい
これで花粉さえ飛ばなければいい季節なんだが・・・。ヒノキ花粉も全開
今の季節、散歩の楽しみはお花見。桜以外のものも皆満開
あるマンションの入口付近の鉢植えが見事
色のグラデーションがきれい
これで花粉さえ飛ばなければいい季節なんだが・・・。ヒノキ花粉も全開
今年の冬は寒かったが、桜情報はかなり前倒しになっている。桜の開花のしくみは気温に左右されるばかりではなくもっと複雑なんだろうか。
そんななか深江のナッツ工場で毎年行われるアーモンドのお花見に行ってきた。工場の狭い敷地は大勢の花見客で大賑わい。アーモンドの花はソメイヨシノより色も濃く、大きさもあってなかなか華やか。
お花見のお土産に種をくれるのでもらった人が植えているのだろう。これまで気がつかなかったが東灘区のあちこちで見かける気がする。こんなお土産、なかなか気が利いている。
こちらは山桜か、これも早くも満開
あらゆるものがいっせいに咲き出し春爛漫
去年の今頃、赤岳の文三郎尾根を登ろうとしたが強風であえなく撤退。1人ではもし吹き飛ばされても誰も見ていないのでそのままおさらばになるかと思えばやはり早々の撤退となってしまう。今回は登山ツアーに参加、強風にめげず頂上を目指したい。
美濃戸口からの林道を行くが早朝はところどころ凍結していて滑りやすいがなんとかツボ足で赤岳鉱泉着。
アイスクライミングの人工壁アイスキャンデーはかなり融けてだして支柱が見え出している。こうなるともう登るのは無理のようだ。大同心もくっきり
今回はゆったりしたツアーなので赤岳鉱泉で1泊。1200時頃に着いてしまったあとはガイドさんとメンバーの山談義に花が咲く。1500時ごろからは雨になるが今晩中には止みそうだ。
翌朝は快晴。装備を整えて硫黄岳を目指す。樹林帯を抜け赤岩の頭に出る。左赤岳、右阿弥陀岳の素晴らしい眺め
うれしくてつい1枚
赤岳稜線西側のゴツゴツ斜面
ここから硫黄岳頂上までのむき出しの尾根は、やはりかなりの強風となるが狭くはないのでなんとか行けそうだ。それに今日は飛ばされてもとりあえず気づいてもらえる安心感はある。
赤岩の頭から硫黄岳
硫黄岳には大きな爆裂口があって覗き込みたいところだが、強風でとても近づけず火口壁の一部を撮るのがせいいいっぱい
赤岳への稜線。この風ではロープでの確保がなければとても歩けそうにない
手前が東西天狗岳、後ろは蓼科山
いつまでも眺めていたい眺望だが、強風でそれどころではない。下りはいっそう慎重に行かねば。赤岩の頭まで下りてくると風は弱まり思わずホッとする。
下りはあっという間で名残惜しい。小屋近くから大同心、小同心
小屋まで下りるとあれだけの風がウソのように穏やかな天気。昼食後下山となる。
普段1人で登ることが多いが、特に雪のある山では行動が制限され、行けるところもかなり限られてしまう。自分では行けないところにガイド付きツアーで登らせてもらうのもたまにはいいものだと思った。それに自己流で勝手にやっていて、雪山歩行に根本的な間違いをしていたことがガイドさんの指導でよくわかったのは大きな収穫だった。
お天気は最高、素晴らしい眺めのなか頂上に登れ、無事下山できたことに今日も感謝。
日に日に暖かくなってきたがまだ雪のある山に登りたい。ということで信州へ。まずは飯縄山(1917M)を登る
長野市らしいリンゴ模様のマンホール
長野から戸隠方面へのバスに乗り、0940時飯縄山登山口から登っていく。登山口から雪はあるが、南斜面なので雪はすでに腐っている。途中の駒つなぎ場からしばらくはかなりの急登となる。やっとピークが見えたと思えばニセピークだった。
ニセピークから飯縄頂上を見る
1200時、飯縄山到着 後は北アルプスの峰々
右高妻山。遠くには白馬から南への稜線が連なっている。
高妻山アップ。ここもぜひ登ってみたい山のひとつ
北アルプスの上にホヮ~ンとした雲が飛んでいた
下山は西登山道を中社方面に。1340時戸隠神社着。
戸隠マンホール。何の鳥かな
何年か前の無雪期に大山を夏山ルートで登ったが、ほとんどの行程が階段と木道で、いささかうんざりした。そこで階段が雪で埋まる季節に再度と思っていた。このところ日本海側の天気予報でも晴天の日が増えてきたので雪がなくなる前にと出かけた。
前日は米子で一泊。マンホールは何の花?
駅前広場になぜかカバ
バスで大山寺へ行き8時半出発。登山口からたっぷり雪があるので階段の心配なし
葉を落とした樹林帯はけっこう風当たりが強く、上では風がうなっているので少々心配だったが登るに連れて風音が弱くなりお天気も上々
見えてきたのは三鈷峰か
高度が上るに連れ稜線もくっきり
避難小屋のある六合目辺りから傾斜がきつくなるのでアイゼンを履き、ピッケルも持つ。気温が低いので雪はよく締まりアイゼンは効くのだが、ピッケルはほとんど刺さらないので滑落防止にはなるんだかならないんだか
八合目を過ぎるとあとは緩斜面で11時過ぎに弥山頂上避難小屋到着
手前が弥山(1709M)、奥が剣が峰(1729M)。大山の最高峰は剣が峰だが、現在は弥山から剣が峰への道は崩落がひどく立ち入れないことになっている。積雪期には行く人もいるようだが稜線は狭くロープでの確保が要りそうだ
振り返れば日本海も
小屋で昼食を食べ下山にかかる。陽が高くなり雪の斜面がテラテラと光って見える
稜線を振り返る
下山は六合目を少し下りた分岐から行者コースを下る。途中トレースを見失い、強引に急斜面を下りてルートを外れてしまい、少々あせるが方向は間違っていないのでそのまま進んで堰提に出る。堰提から見る北壁
またまた強引に突き進みなんとか大神山神社の参道に出た。あとは参道を下るのみ。
今日は3月11日、東日本大震災から2年が経つ。時間的にもその時間なので、ささやかながら大山寺で手を合わせる。無事下山できたことも感謝
大山寺橋から再度見上げる
この橋の袂には前回来たときにはなかったモンベルができていた。ドアの取っ手がいいな、ほしいな
近場の雪山ということで滋賀の武奈ヶ岳に遠征。最近のヤマレコへの投稿でも今年の武奈ヶ岳は雪が多いという。これは行って見なければ。
湖西線の比良から八雲が原を経て行ければいいのだが日帰りではちょっと時間的に余裕がないので坊村から南西稜を往復することにする。
出だしから杉林の急勾配をツボ足で上っていくが、上りでも滑りやすくなったので40分ほど行ったところでアイゼンを着ける。この時期の武奈ヶ岳は今回が3回目だが確かに今年は雪が多い。御殿山の手前の樹林帯はこの時間帯でも十分雪がついていてまるで迷路の中を歩いていくようだ。
蔵王のモンスターとまではいかないが木々に付いた雪の造形は見事
2時間ほどで御殿山に到着。ここから眺める武奈ヶ岳への稜線はなかなか魅力的
いったん下って稜線へ出る。晴天ではないがそれほど風もないので快適な稜線歩きとなる。ここは東側にいくつも立派な雪庇ができるところなので東に寄り過ぎないようにだけ気をつける。
40分ほどで頂上に着くが残念ながら遠くはかすんでいる。
頂上付近の木々の雪化粧
帰りのバスの時間があるのであまりゆっくりもできず、来た道を引き返す。雪庇を避けるように歩く先行者
日曜なのでこの時間でもまだけっこう登ってくる人が多い
頂上を振り返る。雪の着いた稜線のこのカーブ、たまらなく美しい
今回は念のためスノーシューも持ってきたが、登山者も多くトレースもあるので出番がない。しかしせっかく持ってきたのだからと御殿山からの下りで着けてみる。トレースを外れて新雪をバホバホと踏んで行くが調子に乗ってルートから外れてしまうと戻るのが大変だ。斜面をトラバース気味に戻ろうとするが、そのままずれ落ちて戻るのがさらに大変になってしまう。バスに間に合わないと困るのでほどほどのところでスノーシューははずすことになる。せっかく持ってきたのになぁ。
下りてくると登山口手前の杉林の登山道はすでに雪が融けて泥道になっている。今日は気温が比較的低かったが明日からは気温もグッと上がるようだ。そうなると雪解けも一気に進む。雪はまことにはかなく美しいもの。そう感慨にふけりながら帰宅すると、北海道では暴風雪で死者が何人も出たとの痛ましいニュース。雪とは怖ろしいものでもあると頭を冷やされる思いだった。