ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

小遠見山

2023年07月31日 | 山旅

白馬五竜高山植物園で花を見つつ、ついでに小遠見山ぐらいまで上ってみようとアルプス平から歩き出すが今日も雲の多い天気だ。

クマさん、出ないでね

 

見えるはずの白馬連峰も雲のなか

 

1時間半ほどで小遠見山到着

 

しばらく待ってみるが変化なし。見えるのは雪渓ばかり。

 

帰りは高山植物園のなかをのんびりと下っていく。

今はシモツケソウが満開

ウスユキソウ

 

ミソガワソウ・クガイソウ

 

コマクサ

 

ヤマブキショウマ

 

ウツボグサ・シモツケソウ

 

植物園というだけあって海外の珍しい高山植物も観られる

 

 

 

ヒマラヤの青いケシが1輪だけ残っていた

 

チングルマはすでに穂になっている

 

コロナ過の3年も自分なりに体は動かしてきたつもりだが、それでも確実に3歳は年齢を重ねている。あちこちの山で遭難、救助要請などの報を聞くと、以前のように3000Mの稜線をガシガシ縦走したくてもつい二の足を踏んでしまう今日この頃。高望みしてもしかたがないので身の丈にあった山行でお茶を濁すしかないのかと弱気になるのだった。

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野沢温泉でハシゴ

2023年07月30日 | 山旅

野沢温泉に半世紀ぶりで行ってみた。高校の学校行事でスキーに行って以来である。

スキーをしたこと以外温泉街のことは何も覚えていないが、街の様子が劇的に変わってはいない気がする。大きなホテルやコンビニも目につかない真夏の温泉街は日曜だというのにひっそりとしている。

 

冬のスキーシーズンには賑わいを見せるのだろうが、夏の温泉が目当ての客はそれほど多くないようだ。昔ながらの商店や旅館にとって大規模なホテルやコンビニはあまり歓迎されないのかもしれない。

温泉街には外湯が10か所以上あり、どれも観光客に開放されている。特に料金はなく、寄付の形で自由にお金を入れる箱があるのみ。地元の方の管理、運営に感謝。

まずは大湯に行ってみる

 

誰もいないので写真を1枚。脱衣所と浴槽が一緒になったスタイルだ。

 

お湯はぬる湯と熱湯に分かれているが、ぬる湯でもかなり熱い。水を加えてなんとか入ってすぐに上がる。こういうときは脱ぎ着が簡単な浴衣に限るのだが、外来者はそうもいかず服を着て次に向かう。汗が噴き出てくる。

大湯からすぐのお寺にお参り

 

雪国の消火栓は雪に埋もれぬよう背が高い

 

高温のお湯が出ている麻釜(おがま)は立ち入り禁止

 

マンホールには鳩車

 

1998冬季オリンピック記念マンホールも

 

洗濯や炊事専用の温泉もある

 

近くの熊の手洗湯

ここにも入ってみる

 

目印のクマさん

 

このあともう一湯入ったのだが、のぼせと暑さでボーっとしていてどこに入ったか思い出せない。

それにしても10ヶ所以上いつでも自由に入れるくらい豊富な湯量があるとはなんという贅沢。こういうところでのんびり湯治をするのも悪くなさそうだ。80歳を過ぎたらちょっと考えてみるか

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黒姫山

2023年07月29日 | 山旅

夏は長野駅からのバスが戸隠キャンプ場まで行くのでそれに乗る。キャンプ場を0830時出発。車道を20分ほど歩いて大橋登山口から黒姫山に登る。ルートは2つあるが行きに林道、帰りに古池経由の道を行く。

林道は歩きやすいが単調だ。新道分岐で古池経由の道と合流しやっと山道らしくなる。

 

 

ヤマハハコ

 

 

しなの木

 

しらたま平を過ぎると頂上へあと一息

 

 

1200時過ぎ、頂上到着

 

残念ながら雲が多く高妻山がぼんやり見える程度だ

 

少し待ってみたがあまり眺望に変化なし、下ることにする。下りは新道分岐から古池経由の道に入る。最近足の甲やかかとに若干の痛みがあり下りが少々つらい。慎重に歩いているつもりだったがなんでもないところで右足をぐねる。大事にはいたらなかったが危ない、危ない。

ツルアジサイとヤマアジサイ

 

古池まで下りてくる。思ったより大きな池だ

 

満水でここからあふれ出ている

 

古池の下には種池もあるがこちらは水の出入りなしということで水草に被われている

 

登山口へ出てまた車道を歩いて1540時キャンプ場に戻る。それにしても暑かった。十分水を用意していったがすっかり飲み干してしまった。

最近山での遭難事故のニュースが目に付く。疲れで動けないとか道迷いなど、体力の低下や感の鈍りが原因の事故はコロナの自粛で3年間のブランクがあるせいかもしれない。自分も肝に銘じて慎重に行動しなければと思いながらの山行だったが、無事に下山でき普段以上にほっとしたのだった。

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鷲ヶ峰から車山

2023年07月22日 | 山旅

臨時の夏山バスが出ている今の時期に霧ヶ峰の北にある鷲ヶ峰に登ってみる。車の入る八島ヶ原湿原近くの駐車場は次々上ってくる車で満杯、人も大勢だが鷲ヶ峰に行く人は少なく静かで快適だ。

雲が多いのが難点

 

今は花の最盛期

ナデシコ

 

ウツボグサ

 

ハクサンフウロ

 

コウリンカに止まる蝶はまるで保護色

 

ギボウシ

 

ヤナギラン

 

無人の頂上は静かなもの

 

ミネウスユキソウ

 

さっきより青空が見えてすっかり夏空

 

あとはのんびり八島ヶ原湿原に下りていく

 

休んでいるとなぜか手に蝶がとまって動かない

 

ヒヨドリバナ

 

湿原沿いの木道を歩いて行くと、懐かしい歌の歌碑が。久しぶりに歌ってみるか

🎶山小屋の灯はほのかに灯りて🎶

 

緩やかに物見石まで上がってくる

 

車山の山頂ドームが見えるがまた雲空に

 

あとは車山高原のバス停まで下りて終了。夏休みの土曜日なので人が多かったが、久しぶりの高原歩きを満喫した1日だった。

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五色ヶ原 久手御越滝コース

2023年07月21日 | 山旅

昨年夏参加した五色ヶ原のツアーが楽しかったので今年も参加することにした。いくつかあるコースのなか1日コースのひとつに参加したかったが参加人数が足らないということで実施されずやむなく半日コースの久手御越滝(くでみこしだき)コースに参加することにした。

0850時出発、森のなかへ

緑の濃い森は陽があまり差さず、冷気を感じる

 

鼻の欠けた象

 

黄檗の水場。甘露甘露

 

ウバユリ

 

流れも爽やか

 

目的地の久手御越滝

 

 

半日の軽いコースだったのであっという間に終了。下界の暑さが嘘のような涼しさで、歩いていても汗もかかず快適な森歩きだった。半日といわず1日中いてもよかったのだった。

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水生植物公園みずの森

2023年07月18日 | おでかけ

暑い。束の間の涼しさを求めて草津市のみずの森を訪ねた。

休みだった。ガーン

 

月曜日が休園日なのだが昨日は祝日で開園、その振替休日だったのだ、知らんがなそんなの

せめてもと思い柵越しに一枚。きれいに咲いているのが恨めしい

 

気を取り直して隣の琵琶湖博物館へ。リニューアルしたようでなかなかきれいで立派な施設だ。なにより涼しいのがうれしい

古代の大きな象の大腿骨とか

 

とりわけ琵琶湖の生態についての詳しい展示に、滋賀県民の強い琵琶湖愛を感じる。

その他にも昭和レトロのものとか

 

民家の様子とかを見学

 

外へ出てみるとかわいいベンチ

 

もちろん愛する琵琶湖も

 

ハスやスイレンは見られなかったが、これはこれで楽しかったのだ

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民藝・Immersive Museum

2023年07月13日 | おでかけ

中の島美術館で開催中の「民藝」を観る。

 

先日観た超絶技巧とは違って、暮らしに密着した職人の手で作られたものが主なので温かみがあるものばかり。日本以外の外国の作品もあって気軽に楽しめる。

 

 

 

小鹿田焼きなど今も日本の各地で作られている民藝の作品制作を紹介する映像も観たら、実際に現地で見て買いたくなってしまった。

 

「民藝」を観終わってから、近くの堂島リバーフォーラムで上映中のImmersive Museumものぞいてみる。

 

こちらは先日観たゴッホアライブと同じように絵画を映像化して前後左右、さらには床にも投影しそれを座ったり寝転んだりして観る。

 

印象派の画家たちの作品がグッと大きくなって迫ってくる。

 

 

座ったり寝転んだりするのにヨギボーが用意されているのだが、数が限られているので当たらないとちょっとしんどい。音楽もあまりよくないし、目まぐるしい映像に目も疲れる。

デジタル時代の絵画の楽しみ方として今後も同じような作品が作られるのだろうか。私はやっぱりアナログの見せ方の方が心休まる気がするのだった。

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気になる木のスルメ

2023年07月10日 | おでかけ

最近駅のポスターなどで見かけるスルメが気になり、あべのハルカス美術館に観に行く

 

江戸末期から明治時代に作られた作品と現代の作品が同時に展示されているので、見比べることができるようにもなっている。現代のものは伝統を引き継いだものもあれば全く新しい手法のものもあって興味深い

これがポスターのスルメで現代作家のもの

嚙んだら歯が欠けそうな木製

 

撮影がOKのもの、いろいろ

 

 

水滴まで木でできている

 

 

すべて切り絵で作られた作品

 

 

粘土で作った細かい輪っかを繋げてまるでレースのようでもある

今年できたばかりのほやほや。2年かかったとか

 

手法は違えどどれも気の遠くなるような作業で作られたものばかりで、緻密さとは無縁の大雑把な人間が観るとただただ感心するばかり。

昨今幅を利かすAIだのchatGPTだのの世界とは無縁の、人間の「手」による超アナログの世界を堪能したのだった。

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ラッキー・ガーデン

2023年07月03日 | おでかけ

奈良へ行く途中、生駒で途中下車。ちょっと気になるスリランカカレーの店、ラッキー・ガーデンに行ってみることにする。

マンホール。下の方に見えるのは茶筅か。生駒って茶筅で有名なんだろうか

 

こちらは都会的なイメージ

 

駅から歩いても1時間くらいとのことだが、暑いので途中の宝山寺までケーブルカーに乗っていく。初めて乗ってみるが、運転席の後ろから見るとけっこうな傾斜である。これはケーブルカーの本領発揮だ。

宝山寺から歩いてラッキーガーデンに向かう。なんとも縁起のいい道だ。

途中なぜか二宮尊徳さんが

 

30分ほどでラッキーガーデン到着

 

 

緑の中のお店は気持ちがいい

 

スリランカ人のシェフが作ったドライカレーを眺めのいい席でいただく

 

駅からは遠く決してアクセスがいいとはいえないが、駐車場はあるので車で乗り付ける人も多いようで平日の昼時でも賑わっているのが意外だった。

車とは無縁なので、帰りは車道を歩いて駅に向かうが食べ過ぎたお腹のこなれにはちょうど良かった。

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