ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

大杉谷から日出ヶ岳

2016年10月31日 | ちょっと遠出の山

0630時出発。今日は昨日の続きで大杉谷をさらに遡行、途中から谷を離れ山道に入り、大台ケ原の主峰日出ヶ岳を目指す。

本日最初の見どころ、七ツ釜滝

 

安全のためのクサリだが、余ったから付けました的なところも

 

エメラルドグリーンとはこのこと

 

光滝

 

堂倉滝

 

ここで谷を離れ、山道の上りとなる。途中粟谷小屋に立ち寄りトイレを借りて水を補給する。

おっ、クマかと思いきやただの木の根っこだった

 

木の根を利用したおしゃれな道標

 

こちらの根っこには様々な木が生えていい雰囲気を出している

 

高度が上がるにつれて秋色が濃くなる

 

 

 

杉の巨木

 

 

倒木更新で杉の赤ちゃんがびっしり生えている。このうちどれが大木になれるのかな

 

ここまで来ると頂上は近い

 

1220時日出ヶ岳(1695M)着。頂上から西方面の眺め

 

4年前の10月20日に大台ケ原に来ているがその時はこの辺りの紅葉が見ごろだった。今回はすでに終わってしまっている

 

頂上付近は風があって寒いのでバス停のあるビジターセンターまで下る。食堂でうどんを食べて一息つき、1530時発のバスまで周囲を散策して時間をつぶす。

今日は標高差で1200Mほど上って大台ケ原がゴールでそこからはバスを利用するコースだったので実質的にほとんど下りはなしの変則的な山登りだった。下りがないせいか足の疲れはまったくなくすこぶる楽。やはり下りでの足への負担は思ったより大きいのだ。お金さえあれば上るだけ上ってあとはヘリで回収されたい!

下りの車道から見る紅葉は上はすでに終わり、中ごろから下にかけては今が見頃。バスは2時間ほどで近鉄上市の駅に着き、そこからさらに3時間ほどをかけて無事帰宅。

大杉谷は数々の滝、澄んだ水など評判通りの美しさだった。黒部の峡谷はまだ歩いてないがさらに規模が大きいのだと思うと次はぜひ黒部を歩いてみたくなる。

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大杉谷を行く

2016年10月30日 | ちょっと遠出の山

松阪からJR紀勢本線の三瀬谷まで移動。1030時発の登山口行きのバスは駅近くの道の駅から出る。1時間半ほどで大杉谷登山口の宮川第3発電所到着。登山口の駐車場には車が10台ほど、ツアーのマイクロバスが1台、そして私の乗ってきたバスと、登山者はけっこう多そうだ。

12時過ぎに歩き出す。岩を穿って作られた渓谷沿いの道は谷側が切れていて滑落事故も多いということなので念のためヘルメットを被る。随所にクサリが付けられているのでそれほど危険個所はないが、ただ見どころ満載の景色に見とれて足元が不安定にならないよう気をつけて進む。

 

1時間20分ほどで最初の見どころ、千尋の滝に到着。標高が低いので紅葉にはまだ早いが、高さのある滝はなかなか見事

 

次の見どころシシ淵

 

 

 

クサリと秋

 

まだダイモンジソウが咲いていた

 

ニコニコ滝

 

そして平等嵓。突然現れる切り立つ岸壁に思わず「おぅ」と声が出てしまう

 

正面からだと

 

ヒメシャラのお鼻

 

1540時、今日の宿桃の木山の家に到着。この辺り、巨岩がゴロゴロ転がっていて圧倒される

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久しぶりの松阪

2016年10月29日 | ちょっと遠出の山

登山口への道が不通になっていたりして行きそびれていた大杉谷に行くことにした。登山口へのバスの便の都合で松阪に前泊する。

この街は時間が経ってもあまり変わっていない。主な観光資源は城跡と牛肉か。まずは城址へ。建物はないがここの石垣はなかなか立派である。

 

大きなイチョウの木の下は銀杏がびっしり。匂いがすごい

 

城の直下、槙の生垣に囲まれたご城番長屋は昔と変わらない佇まい

 

学校には二宮金次郎の代わりに本居宣長の像があるところがさすが松阪

 

マンホールも宣長の鈴の家に因んだ図柄

 

もちろん牛模様もあったり

 

幾何学模様も

 

 

 

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油コブシを上って石切道を下りる

2016年10月23日 | ちょっと裏山

秋の1日、六甲山に上がってみる。頂上付近では現在アート作品の展示中。

天覧台に展示中のこれはでこぼこの大きなテーブル。カップは置きにくそう

 

六甲ケーブル駅の門。いろいろなペナントが張り付けてある。ペナント、懐かしいなぁ。修学旅行のお土産の定番。今時の子供も買うのかな

 

オルゴール博物館近くの池のアート。池の上に製作者がいて長い柄杓で水を撒いてくれる

 

こんな説明が。よくわからん。

 

その後、以前来た時黄色の葉の色づきがきれいだったヴォリーズ設計の家に行ってみる

 

紅葉にはまだ早かったが、この辺りの色づきはなかなかきれい

 

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飛燕

2016年10月20日 | 散歩

三宮に出たついでにポートターミナルホールで開かれている、川崎重工創立120周年記念イベントを観に行った。

今回の目玉は太平洋戦争時川崎重工が製作した戦闘機「飛燕」の展示である。国内で一機だけ残っていたものの破損やら部品の欠落があったものを川重が修理、復元したものだそうだ。

平日にもかかわらず見学者がけっこう多く、なかには川重のOBらしき人もいてなかなかの賑わいだった。

機能性を追求した戦闘機はフォルムが美しい。機能性とは矛盾するが、実際に使われることがないのがなにより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~

2016年10月18日 | 映画

若いころ名画座(今や絶滅危惧種!)でよく観たイングリッド・バーグマン、その生涯を本人が撮った16ミリフィルム、残した手紙、日記をもとに彼女の4人の子供たちが母を語るドキュメンタリー映画。今でいう不倫事件でずいぶん非難された時期もあったが、3度結婚し、できた4人の子供たちが皆母親を慕い懐かしく語っている。

彼女自身が映像を撮ることが好きでたくさんのホームムービーを残していたので、最近よくテレビで観られる陳腐な再現ドラマとは別物の貴重なプライベートフィルムで彼女の人生を辿ることができて興味深かかった。

同時代のハリウッド映画の女優のなかでは、肉感的な雰囲気はなく理知的な美しさとたくましくかわいらしさも備えた、私の好きな女優の一人だった。それらはプライベートな生き方にも通じるものだった気がする。

亡くなったのが67歳だったそうでいかにも早い。物持ちのいい人だったらしく、たびたびの引っ越しにも関わらずフィルム、日記、手紙など多くのものも捨てずに残していたとのこと。そのことが今回の記録映画に繋がったのだから捨てないことにも大いに価値がある。

しかし残して価値のあるものならいいが、膨大なガラクタが捨てられない私は真剣にその処分を考えなくてはと頭が痛くなるのだった。

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越後湯沢

2016年10月16日 | 山旅

今回の山旅では東京経由で上越新幹線を利用して越後湯沢で下車した。40年以上前にスキーで来て以来だが、噂通りリゾートマンションが林立する街になっている。テレビで観た情報ではそれらのマンションが今は格安で売りに出されているとのこと。買ったものの永住する人は少なく、大半は短い期間しか利用しないので管理費が負担になって手放す人が多いらしい。バブルの名残といったところか。

駅の土産物店をひやかしたが、入り口でドキッとした。背広を着た人が倒れているのだ。

 

酒店の店頭で酔いつぶれてひっくり返るサラリーマンと、反省のポーズの張りぼて人形。飲酒に寛容な日本では珍しくもない光景かもしれないが、アルコールに厳しい外国人が見たらカルチャーショックかも。

マンホールはゴルフ、テニス、スキー模様

 

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千ノ倉山

2016年10月15日 | 山旅

今日は昨日登った苗場山とは二居川を挟んで反対側、谷川岳に続く西の尾根の途中にある平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山に上る。

全国的に好天との予報で、スカッとした気持ちのいい朝だ。ホテルの人に登山口まで送ってもらうと登山口はすでに車でいっぱい。

0740時出発。この登山道はあまり高い木がなく灌木のなかを歩いていく。1時間ほどで松手山に着くとそこからは気持ちのいい尾根歩きとなる。

 

登り始めて2時間ほどで平標山到着。いったん下ってその先の仙ノ倉山を目指す。時折雲が陽を遮ると標高2000Mの稜線は一気に寒くなる。

 

この辺りは笹に被われ、稜線はなだらかで優美な曲線を描いている。左から2番目の頂が仙ノ倉山のようだ

 

右手には対照的に険しい山容も見える

 

1215時仙ノ倉山頂上(2026M)到着。ここが谷川連峰の中の最高地点だが険しさはない。ここからさらに東に行けば谷川岳本峰に達する

 

振り返って平標山方面

 

平標山まで引き返し、下りは山小屋経由の道を歩いて周回コースの道をたどって出発点に戻る。

 

平標山ノ家の周りの紅葉が美しい

 

20分ほどで小屋に着く。トイレを借り、少し休んでさらに下っていく。こちらの登山道は上ってきた道とは違い大きな木があって森の雰囲気がある。

 

 

クマが住んでそうな木の穴

 

道は林道に出て出発点の駐車場に戻る。今日は時間に追われることもなく快適な秋の森と伸びやかな稜線歩きを堪能できた。

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苗場山

2016年10月14日 | 山旅

この何年かは9月の終わりから10月にかけて秋山に出かけることが多かった。しかし今年は秋雨前線の停滞が続き、お天気が安定しなかったので家でおとなしくしていた。やっとお天気も安定し始めたが、高い山での紅葉はほとんど終わってしまったので少し低いところへいってみることにする。

関西からは少々不便で、行く機会のなかった上越の苗場山は、頂上付近が広い高層湿原で草紅葉も見られるということで以前から気になっていた。登山口はいくつもあるが交通の便などを考え、苗場スキー場のゴンドラを使っての往復コースでいくことにする。

ゴンドラの動き出しは0900時。日本一の長さを誇るゴンドラは所要時間25分、いったん上って途中谷まで下ったりしながら高度を上げて行く。

パンフレットではこの辺りの紅葉がきれいとのことだがまだ少し早いようだ

 

0930時、ゲレンデを少し歩き登山道に入る。ゴンドラの最終の下りは1600時なので時間を気にしながらの上りである。高度が上がるにつれて木々の色づきが美しくなっていく。

 

 

2時間ほどして祓川からの登山道と合流する神楽ヶ峰に着くと登山者が増えてくる。ここから苗場山へは往復で2時間余り。下りのゴンドラの最終時間を考えるとあまり余裕はないので先を急ぐ。

神楽が峰付近からの苗場山

 

神楽ヶ峰からはいったん鞍部まで下って登り返す。ピッチを上げて頂上直下の急登を上りきると平らな頂上(2145M)に出る。

 

池塘が点在する広々とゆったりした眺め

 

ゆっくり眺めを楽しみたいところだが帰りのゴンドラの時間が気になっておちつかず、後ろ髪を引かれる思いで引き返す。

午後になって陽が高くなると木々はいっそう輝きを増す

 

 

 

 

苗場山を振り返る

 

下りは速く、思ったより余裕をもって戻ってこれてホッとする。これならもう少し頂上にいたかったと心残りである。

今回はゴンドラの最終時間を前もって調べておかず1700時頃までは大丈夫じゃないかと勝手に思い込んでいたのが痛恨のミス。結果的に間に合ってよかったもののあわただしい山行になってしまい反省しきり。もう少し時間に余裕をもってゆったりと登らなくては。「計画は綿密に」なのだ!

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秋の空

2016年10月10日 | 散歩

雨で空気中のチリがなくなりほんとうに澄んだ空、そしてきれいに並んだ雲。

しばらく見とれてしまった

 

 

それでもしばらくして見上げるともう雲の形は変わってしまっていた。まさに「変わりやすいのは女心と秋の空」

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