ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

太陽の塔

2022年11月22日 | おでかけ

52年ぶりに太陽の塔を見に行った。

 

1970年の大阪万博には行ったが、塔の中には入らなかった。というより会場のどこもかしこも人が多くて満足に観ることなど叶わなかった。比較的空いていたどこかのパビリオンでシシカバブを食べた記憶しかないのだ。

閉幕後も塔は残ったが、なかは長らく公開されていなかったのを何年か前に寄付を募って再生し、再公開になった。

ということで中へ入っていく。塔の中は思ったより広かった

 

 

生命の樹には原生生物から進化していく生物のオブジェがぶら下がっていて上へ行くほど現代の生物になっていく。

 

岡本太郎が頭に描いて描いたデッサンをもとに造られたのだろうけど、実際に造る方は大変だっただろうな。今だったらCGなどで間に合わせてしまうのではないだろうか。

観終わってからは万博公園内の紅葉を鑑賞

 

 

 

ついでにバラ園も

 

 

 

さらには民族博物館にも入ってみる。ここの展示物はなかなか楽しいのだった

がきデカみたいなお面

 

これは棺桶とか。故人はエビ好きだったのだろうか

 

日本の高度成長期に開かれた万博の人気は高く訪れた人も多かったようだが、2025年開催の万博はどんなものになるのだろうか。あまり興味がないのが正直なところだ。

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宮城オルレ奥松島コース

2022年11月20日 | 山旅

昨日歩いた鳴子温泉のコースは内陸だったが今日歩くのは海岸沿いのコース。スタートは東松島市の観光案内所「あおみな」

まずは大高森に向けて緩やかに上がって行く

 

里浜では縄文時代の多くの貝塚が発見されている

 

 

黒いものがゴロゴロしていて何かと思えば船のフェンダーのようだ

 

ルートは海岸線を歩いたり森の中に入ったりと変化に富んでいる

 

この辺りは陸の奥松島。かって海の中にあった島が陸地になっている不思議

 

かっての海も今は田んぼや畑になっている

 

少し上った稲ヶ先公園からの眺め

 

ここは桜の木が多いので春はなかなかの絶景ではないだろうか

 

いったん下って月浜海水浴場。小さいがきれいな砂浜だ

 

新浜岬の馬の背のような地形

 

観音寺の入り口近くの石碑の青い線は2011年の津波が来た高さを示している

 

道はお墓の中も突き進む

 

ここからしばらくはなだらかな森の道を上っていく

一面の朴葉

 

ゴール手前の大高森への最後の上り

見事なモミジが歓迎してくれる

 

大高森からの奥松島

 

 

 

ゴールは出発点と同じ「「あおみな」。4時間ほどの気持ちのいいトレッキングだった

東松島市マンホール

 

 

昨日の鳴子温泉のコースに比べると上り下りもあり、海岸線あり、森の中ありと変化に富んでいて楽しいコースだった。それにしてもあまり人気がないのかこちらもほとんど人に会うことがなく静かでよかったが少々さみしいオルレだった。

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初めて見た梯子乗り

2022年11月19日 | 山旅

オルレを歩くのに仙台で泊まったが、市内も少し歩こうと仙台城址に行くと今日はここで地元の保存会による梯子乗りが観られるとのこと。

保存会は七地区あるようでそれぞれの法被で集合

 

消防の出初式で観られる行事だがまだ観たことがなかったのでその妙技にびっくりするやらハラハラするやら

 

梯子は全部で7本立っていたのでどれを観たらいいか目移りしてしまった。

 

 

 

 

 

 

高さはそれほど高くはないがそれでももし落ちたらただではすまない高さのところで命綱もなく次々に披露される妙技に圧倒され目が離せなかった。地元でも出初式に披露されるならぜひ見てみたいものだ。

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宮城オルレ大崎・鳴子温泉コース

2022年11月19日 | 

以前九州で歩いたオルレが楽しかったので今回は宮城のオルレを歩いてみる。オルレでは設定されたコースを目印に従って歩き、車で行く観光名所というよりその地方の素朴な見どころを楽しむことができる。コースによっては上り下りがあるところもあってハイキングよりはトレッキングの趣がある。

今日は大崎・鳴子温泉コースを歩く。出発点は紅葉の名所鳴子峡だがすでに落葉してしまっていて土曜日だというのに駐車場に車も停まっていない。葉が散るのと一緒に人も散ってしまったようだ。

馬の形の赤いのは出発点と方向を示すシンボル。頭の方へ進む

 

いざ出発と思っていたら案内板に通常のコースの最初の大深沢で橋が通れなくなっているので迂回せよとの指示が出ている。やむなく迂回し次の小深沢へ向かう。この辺りは芭蕉の奥の細道のルートでもある。

クマも出るので、一応鳴らしておく

 

目印はテープ、矢印など

 

まだ紅葉が見頃のところもあって

 

 

こけし館を通り抜け尿前の関へ

 

「尿」の付く由来が知りたかったが書かれていない。芭蕉はここを通るのにかなり厳しく詮議されたようだ

 

紅葉の下には芭蕉さんが佇んでいる

 

道は時々車道に出たりするが基本はのんびりした田舎道を歩く。ヤギに出会うことも

 

JRの踏切を渡りゴールは鳴子温泉

 

鳴子温泉といえば

 

 

スタート地点で迂回があって本来のルートを省略したので予定よりかなり早く着いてしまった。あとはのんびり温泉に入って終了

 

それにしてもこのオルレ、土曜日だというのに他に誰にも出会わなかった。認知度が低いのか人気がないのか。歩くことを厭わなければ車では見落としてしまうところも観ることができてなかなか楽しいのだが、もう少しPRしてもよさそうだ

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土を喰らう十二ヶ月

2022年11月14日 | 映画

久しぶりに映画を観る。水上勉のエッセイを映画化した作品。

スマホもパソコンも無縁のアナログ生活のなか主人公は自ら作った野菜や山から採ってきた山菜などで季節ごとに精進料理を作り、時には人に振る舞ったりもしながら作家生活を送る。主に白馬山麓でのロケらしいが、描かれる季節ごとの風景が美しい。

作家を演じるのはかってのアイドル、ジュリーこと沢田研二。ジュリーがアイドルらしからぬ武骨な手で芋を洗い、ゴマを摺り、梅干し、白菜を漬けるのである。

作られる料理はあの一汁一菜を唱える土井善晴センセ監修なので間違いなく美味そうだ。手間暇かけた料理はどれも材料は質素だが贅沢な一品ばかりだ。

細かいところでは突っ込みどころ満載だが、大人の心豊かなおとぎ話として楽しんだのだった。飼い犬のサンショもいい味を出していた。

などと、書きつつ原作はどんなものかと読み始めたらけっこうリアルで映画以上に楽しめそうだ。奥付を見ると初版は昭和57年だが、その後も版を重ね今年の時点で37刷とある。時代は流れてもこういう生活に憧れる人が結構いるということか。

若いころ特にジュリーのファンだったわけではないがどうしてもあのジュリーがと思って観、人間は程度の差こそあれ誰でも老いていくのだと感慨にふけってしまった。ふと、20年後のキムタクはどうなっているのかと余計な想像をしてしまうのであった。

 

 

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比叡山延暦寺

2022年11月11日 | おでかけ

トクトク切符秋の関西1デイパスを使って紅葉見頃の比叡山に行く。JRの切符だが京阪、叡山電車、ケーブルなどの乗車券もセットになったお得なパスだ。

京阪電車に乗り継いだ叡山電鉄のユニークなお顔

 

ケーブルの駅を降りると紅葉真っ盛り

 

ロープウェイにも乗るが、延暦寺方面に行く道は下っている。

気持ちのいい紅葉の道

 

 

国宝根本中堂前の紅葉

 

残念なことに根本中堂は目下修復工事中ですっぽり建屋がかかりなかも梯子だらけになっていたが参拝は可能だった。

なかではこんなプロジェクションマッピングも

 

延暦寺正面の文殊楼

 

 

帰りは表参道を歩いてJR比叡山坂本に向かう。

登山道入り口の日吉大社の紅葉もなかなか美しかった

 

大津市マンホールは名所満載だが、犬は誰?

 

秋晴れの一日、延暦寺に遊んだが、全コース歩いて大比叡にも登ろうとすると時間が足らない。季節を変えて再訪する必要がありそうだ。

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アイスロードを上る

2022年11月09日 | ちょっと裏山

家でじっとしているのがもったいないくらいの晴天が続く。表六甲の山肌もだんだん色づいてきたので上がって観ることにする。

今日は三国池に行ってみようと久しぶりにアイスロードを上る。

上がるにつれて色づく木々

 

 

アイスロードを登り切り前ヶ辻に出て車道を丁字ヶ辻まで歩き、六甲山縦走路に入りダイアモンドポイントに寄って三国池に向かう

池の手前の三段腹、じゃなくて三国岩

 

風もなく穏やかなので池に周囲がくっきり映りこんでいる

 

ここで池を見ながら昼食

 

食べ終わって市立自然の家の方に下っていく

ドウダンツツジの赤が鮮やか

 

輝く黄色も美しい

 

自然の家正面のカラマツも

 

穂高湖まで下りてついでにシェール槍にも一上りしておく

穂高湖

 

 

シェール槍のプチ岩場を慎重に下って杣谷峠まで出て久しぶりに長峰山経由で降りようかと思ったのだが長峰山から先は私有地なので通行禁止との看板が出ている。以前は問題なく通れたのだが。やむなく杣谷を下っていく。

お久しぶり、パックン岩、歯が増えたかな

 

しばらく下っていくとちょっとした岩壁のところで石が落ちてくる音が聞こえる。木立にさえぎられてどこを落ちてくるのかはよくわからない。自然落石かと思ったら上から「ラク、ラク!」の声がかかる。続いて「大丈夫ですか?」の声も。石はどこかで止まったようだ。「大丈夫です」と返すがちょっと緊張した一瞬だった。上には登山道はないはずなので沢を詰めて登っている人だったかもしれない。それにしても六甲山で「ラク」の声を聞くことになるとは驚いた。山には危険が潜んでいると今さらながら気づかされた日だった。

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俱留尊山

2022年11月02日 | ちょっと遠出の山

11月になって早起きがしづらくなってきたが、今日はえいやっと布団を出て、三重県まで遠征。名張から季節運行の曽爾高原行のバスに乗る。

曽爾高原はススキ原の名所だが、今日の目的は俱留尊山。高原の中を進み、亀山峠からまずは二本ホゾへ向かう。

峠からススキ原と龜池を見下ろす

 

森にはうっすらガスがかかっているが天気は好転の予報。

 

1時間ほどで二本ボソへ

ぬめっとした感じは天然ナメコではないだろうか

 

俱留尊山は私有地で有料ということで料金徴収の番小屋があるが、今日は閉まっているのでポストに500円を投入。有料の山というのはあまり聞いたことがない

昔二本のホソの木があったらしい。

 

ここから望む俱留尊山は秋濃厚

 

いったん下って登り返す

落ち葉が敷き詰められた秋の山は気持ちがいい

 

二本ボソから30分ほどで俱留尊山到着

 

気持ちのいい頂上で昼ご飯

紅葉には青い空がよく似合う

 

通ってきた二本ボソも秋模様

 

昼食後亀山峠まで戻ってくる。ススキ原も朝よりくっきり見える

 

亀山頂上

 

古光山方面

 

長尾峠まで下りてバス停へ戻るが帰りのバスの時間まで1時間半ほどあるので、下の太良路まで歩いて下りることにしてぶらぶらと歩いていく。

ついでに葛のバス停近くのかずら橋を渡る。後ろの山は鎧岳

 

下を流れる青蓮寺川

 

ひたすら紅い

 

あとは太良路のバス停でバスを待って駅へ向かう。

新緑の山も雪山もそれぞれ美しいが、秋の山の華やかさはまた格別だ。がんばって布団を撥ね退け、起きた甲斐があったというものだ。

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