足に少々痛みがあってさぼっていたが、お天気に誘われて久しぶりの山歩き。二上山のササユリが見頃とのことなので上りに出かける。
11時過ぎに近鉄当麻寺駅からの歩き出し。駅前に何もない田舎の小さな駅だが、あんころ餅を売る店があったので昼食代わりに2個購入。静かな住宅街を當麻寺に向かって歩いていく。
マンホールモノクロ版
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カラー版
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相撲館という建物がある。説明を読むと、ここ葛城市は相撲発祥の地とか。日本書紀によると、垂仁7年、天下一の豪傑、當麻蹶速(たいまのけはや)と野見宿禰(のみのすくね)が垂仁天皇の前で力比べをしたのが相撲の始まりなんだとか。
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敬意を込めてこれを一突き、ドスコイ!
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當麻寺仁王門。国宝、重文も多い名刹だ
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二上山へは北門を出て道標に沿って車道を上っていく
途中の池にアヒル二羽
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鳥谷口古墳を右にとって緩やかに登っていく。すでに下ってくる人も多い。時間が時間だけあって日差しが強く汗だくになる。午前中に上るのが大正解。
ホタルブクロが涼やかに咲いている
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車道からやっと山道に入ると水場あり。この暑さでは先が思いやられるのでここで補給していく
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岩屋峠を経て2時間ほどで雌岳(474M)到着。けっこうな急登で大汗をかく。新しい大きな石造りの日時計があって展望もよし、ここで昼食。
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駅前で買った中将餅。赤福に似ているが餅は草餅だった
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食べ終わってここからいったん降りて雄岳へ向かうと、登山道の脇にササユリが咲いている
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高山でよく見るニッコウキスゲのように群生しているわけではなく数も少ないので見つけにくい。ユリにしては色も淡く清楚で涼やかだが、街に近い里山なので盗掘も多いらしく、昔より数も減っているようだ。
雄岳(517M)の方が標高が高いが展望なし。そのまま二上神社口駅まで下りていくがこちらもなかなかの傾斜だ。
久々に見るドクダミの花。これを見ると子供の頃に煎じて飲まされたあの独特の臭いと味が甦ってくる。これとカイジンソウは子供にとっては強烈な味覚の思い出として半世紀以上経っても忘れられない。
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などと考えているうちに駅に到着。そろそろ低山歩きは汗だくで厳しくなってきたのを実感して終了