雷鳥沢の居心地がよすぎて去りがたいがこのまま居ついてまた室堂へ戻るのでは、実質1時間くらいしか荷物を担いだことにならないので予定通り五色が原に向かう。
今日の朝食はお茶漬け。これだけではカロリーが足らないのでお餅を入れてみる。重い荷物を担ぐにはいささかあっさりしすぎかもしれないが、おいしく食べられるのが一番
テントを撤収する。雨でびしょぬれだと重くてかなわないが少し湿った程度なので助かる。一の越までは昨日と同じ道を辿るが、一度歩いているせいか昨日ほど距離や高さを感じず2時間ほどで一の越に到着。到着するとすぐ小屋の人が、ヘリが荷揚げに来るので小屋の中に入れという。小屋の窓越しに見ていると至近距離にヘリが飛んできてあっという間に荷物を下ろしていく。
一の越の売店の自販機にはこんなことが書いてある。文句が多いんだろうな・・・。
一の越からは龍王岳方面へ登っていく。登るに連れて雄山の全貌が見えてくる
しばらく登ると富山大学の観測所に出る。ここで室堂からの道と合流している
龍王岳は頂上を踏まず腹を巻いていく
しばらく行くと頭の上にこんな岩が。今地震が起こったら確実に落っこちてきそう
鬼岳の雪渓にさしかかるがすでに多くの人が渡って道がついているのでツボ足で大丈夫
振り返れば鬼岳が。そういえば頭にツノがあるように見えるのだが
何度が上り下りがあるが基本的にそれほど危険なところはない。お花畑もあって目を楽しませてくれる
獅子岳のピークから、佐々成政の故事で有名なザラ峠まで下りる。ここから最後の登り返しで五色が原に到着。正面が五色が原山荘
五色が原は地図で見ると、ここだけ等高線がゆるりと伸びていかにも高原の様相を呈している。高原は一面伸びやかなお花畑で、なんだか別世界に来たみたいな気すらしてくる。緊張して登ってきたが一気に気が楽になりゆったりとした気分にさせてくれるところだ
テント場もお花畑のなか
今日の夕食はミネストローネスープ、チーズ、オリーブ、クラッカーなど