ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

猛暑

2024年07月31日 | 散歩

梅雨が明けて猛暑が続く。以前なら梅雨明けを待って、時には待たずにそれっとばかりに山へ行っていたのだが、今年はどうもそういう気になれない。

足に不安を抱えていることもあるが、今年の夏山は遭難の報が多い、さらにはこれまでに何度か行ったことのあるよく知ったところでクマ出没のニュースがあったりしてテンションが上がらない。標高の高い稜線に上がれば涼しいのだが登山口まで行くのが暑いなど、何年か前なら考えられないほど後ろ向きになってしまっている。要するにやる気がなくなっているのだ。歳のせいかな・・・。

しかし悪いことばかりではない。おかげで7月はたまっていた家の雑用が片付いた。

とりあえずもう少し涼しくなったらどこかへ行くことにはしたいのだが。

夏の花は色彩が強烈、暑苦しいが美しい

 

 

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残念

2024年07月31日 | その他

27日にヒマラヤのK2で平出和也、中島健郎両氏の遭難が伝えられた。K2はエベレストより標高は低いがその難易度はエベレスト以上、しかもこれまでに成功していない西壁を登っていたときに滑落したとか。ヘリも下りられず、下からの救助も無理な場所ということで、今日救助が打ち切られたとのニュースが流れた。

2人とも世界的にも有名なクライマーでカメラマンでもある。NHKスペシャルの常連で自分たちが実際に登ったり、登る人のサポートなどの活躍を観ていただけにショックだ。

2人で挑戦したパキスタンの未踏峰の映像は張り詰めた映像だったが、中島氏が石井カメラマンと登ったグレートヒマラヤトレイルとか剱大滝、錦秋の裏剱の映像などは楽しそうな雰囲気の方が強くて、観ている方も楽しくさせてくれた。

NHK、民放でも活躍していた2人の遭難をテレビはほとんど伝えない。オリンピックの期間中ということもあるだろうが、危険を承知で行く山での遭難というのはその程度のことなのかもしれない。

当事者たちも難度の高い挑戦の折には死を意識した上の行動だとは思うが残念で悲しい。

せめてオリンピック、パラリンピックが終わったらNHKスペシャルの映像を再放送してほしいと強く思う。

 

 

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醒ヶ井梅花藻

2024年07月23日 | おでかけ

猛暑のなか、涼を求めて米原の地蔵川に漂う梅花藻を観てきた。

青春18きっぷを使った新快速での移動は涼しくて快適だ。

醒ヶ井の駅から10分ほどで旧中山道の宿場町へ。前回はコロナの真っただ中だったので人はほとんどいなかったが今日は団体客も含めかなりの人が訪れている。

マンホールにも梅花藻

 

川の流れは透明で美しいが、残念ながら咲いている梅花藻は少ない

 

わずかに密集して咲いているところは人がいっぱい

 

梅花藻はこんな小さなかわいい花だ

 

流れる水の水温は低くて手を浸すと気持ちがいい。スイカも気持ちよさげに泳いでいる

 

川のほとりをぶらぶら。写真を取るために石橋に腰を下ろしたらお尻がやけどしそうなくらい熱くて思わず腰を浮かせてしまった

 

当たりがよければ花も多く色もピンクや赤が楽しめそうだが、今回は少し早かったようだ。それにしても1年で一番暑い時期に咲く花なので鑑賞もなかなか大変だ。もう少し涼しければ醒ヶ井養鱒場に歩いて行くハイキングもいいのだが、この暑さでは諦め、涼しい店に逃げ込みかき氷などを食べるのだった。

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チャーリー

2024年07月10日 | 映画

ラブラドール・レトリーバーが主人公のインド映画「チャーリー」を観てきた。

 

悪徳ブリーダーの下から逃げてきたチャーリーが偏屈者で孤独な男ダルマと出会って一緒に暮らす物語。

一緒に暮らすうちにそれまで人と交わることのなかったダルマが変わっていくという、動物との出会いが人生を変えてしまうというよくあるストーリーだが、チャーリーの演技、というよりは調教師の訓練の見事さなのだろうが、よくできた芸に感心しつつ観てしまった。インド映画ということでダンスがあるかと思ったがさすがにこの映画には馴染まないのかそれはなし。最後は感情移入して泣けるかと思ったが、そこまでは行かなかった。

ラブラドール・レトリーバーが好きな人にとってはたまらない映画だったが、泣けるかという点では最近知った絵本「もうじき食べられるぼく」の方が上である。

 

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TRAILS OF THE BEATLES

2024年07月08日 | 映画

ビートルズ結成時の内幕を当時のマネージャーなどが語るドキュメンタリー映画。リヴァプールでの結成からドイツハンブルグでの成功を経てメジャーデビューするビートルズはその後大成功しあっという間に世界中を席巻していく。

しかし4人での華々しい活動は、実質10年ほどしかなかったのが意外だ。その現役の10年間、私は特に興味もなかったのだが、のちにCDなどで改めて聴いてその音楽の素晴らしさに気づいた。特にハモリの美しさが素晴らしいと思うようになった。

最近のアイドルグループも踊ってないでもう少しきちんとハモってほしいと思うのだが。

ところでこの映画を観たシネ・リーブル神戸の椅子が快適なものになっていた。まだ全部ではないそうだがスクリーン1の椅子はひとつずつが大きくゆったり、しかもリクライニング付きで快適。次回もぜひこのスクリーンで観てみたい。

 

 

 

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六甲山高山植物園

2024年07月03日 | ちょっと裏山

高山植物園でニッコウキスゲが咲いているということなので久しぶりに上がってみる。いつも通りケーブル下から歩いて上るつもりがあまりの暑さに「ケーブルに乗れば涼しいしすぐ着くよ」という誘惑の声に負けて乗ってしまった。標高差約500M、最高斜度26度を直登するのだから速い早い。10分でケーブル駅天覧台到着。

ついでにケーブル駅のすぐのところにできたカフェで昼食。以前来た時はできたばかりで混雑していたが今日は空いている。

 

食べ終わってカフェから天国に上る階段があったので上ってみる

 

天覧台を見下ろす眺め

 

蒸し暑い中を歩いて植物園に向かうが、途中ゴルフ場のなかを通る道を見逃して結局車道ばかりを歩く羽目に。着いた頃には汗だくだ。

前回は秋に来たと思うが高山植物を見ようと思えばこの季節しかないのがつらい。それでも高い山でよく見かける花々が満開だ。

トラノオ

 

ホタルブクロ

 

シモツケソウ


 

 

ガクアジサイ

 

 

 

 

女王コマクサも一株

 

エーデルワイスまで

 

そしてお目当てニッコウキスゲ

今頃なら蓼科高原辺りで大群落が見られそうだが、ここでもささやかな群生

 

帰りはブナの道から記念碑台経由でケーブル駅に。さすがに下りは人力で油コブシを下りる。

マムシもいやだがこの人形も不気味

 

大きなキノコをツンツン

 

ケーブル下まで戻って終了。それにしても暑かった。夏の低山歩きは堪える。高い山に行きたいところだが足に不安を抱えているので以前のように気楽に出かけにくいが、梅雨が明けたらどこかへ行きたいなぁ

 

 

 

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はしもとみお展

2024年07月02日 | おでかけ

神戸ゆかりの美術館で開催中のはしもとみお展を観てきた。以前テレビで取り上げられているのを観て、ぜひ作品を観たいと思っていた。

 

作品となっているのはネコといぬが多い

 

 

私のお気に入りはドンちゃん

 

ネコ、イヌ以外も多数

 

 

わさお

 

このヒツジの毛並み、とても硬い木とは思えぬ柔らかさある

 

 

 

 

 

 

 

どれも硬い木を彫ったとは思えない柔らかさ、優しさを感じさせる作品ばかり。半分ほどは触ることもOKだったのがよかった。大きいものからモビールのように吊り下げるものまでその数は膨大。いったいどれほどの時間を費やしているのだろうかと思いながら観ていたのだが、作者にインタビューした映像で語られていた内容に少々驚いた。実際の制作時間は9時から5時くらいだそうだ。その理由は昼間の自然光の下で作りたいからそうだ。夜は料理をし、本を読み、バイオリンを弾いたりして過ごすと語られていた。

他にも彫刻家になったきっかけなど興味深い話が聞けて、作品の魅力とともに人間としての魅力にも強く引き付けられた。願わくば作品をひとつ手に入れたいくらいだが写真集を一冊買って我慢することに。

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