ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

昔の音

2013年07月29日 | その他

西日本では梅雨が明けたことになっているが、東北、北陸などは未だ梅雨明けの気配なく、お天気が悪い。夏の高気圧がバリバリに張り出してこそ夏山シーズン到来なので、足止め状態が続く。しかたないので今のうちに家の片づけでもするかと、手始めにとカセットテープの整理に手をつける。

まずは語学のテープ。今更語学習得でもないのでこれは躊躇なく捨てる。あとは音楽関係だが、これも思い切って捨てようと思っていたのだが、なんとなく懐かしくなってテープの再生機能付きのオーディオプレイヤーで聴いてみる。もともとこのテープは若いときに買ったLPが嵩張るということで移し変えたもの。ジャズの名盤が多く、今聴いてもいいものはやはりいい、ということで捨てがたくなる。せめて選別して特にいいものだけを、と思っても優柔不断で選別ができないといういつものパターンに陥る。パソコンに取り込んでデジタル化してCDにでも焼こうかと思うが、結局再生機器がある間はこのままにしておこうとまた仕舞い込む羽目に。

それにしても、様々なデータの記録媒体の変遷は目まぐるしい。カセットテープに入れた音楽を「ウォークマン」で聴くのがおしゃれだった時代はどこへ行ってしまったのか。思えばあの頃がソニーの黄金時代だったなぁ。テープだけでなくディスク系でもフロッピーディスクが出たときは手軽で便利だと感心したのに今や見かけることさえない。CDやDVDだっていつまでもつのかわかりゃしない。

この先はいったいどうなるのやら、アナログ人間は感慨にふけるばかりで今日も片付けができない。

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昔の味

2013年07月23日 | 食いしん坊

今風のトッピング満載のパンケーキもいいけど、やっぱり昔食べたホットケーキが懐かしい。ということで老舗の喫茶店で昔ながらのホットケーキを食べた。

「うーん、これこれ」と思いつつも、でも昔とは何かが違うと思ってしまう。今のようにおいしいものがいっぱいある時代じゃないときに食べたものへの郷愁には太刀打ちできないのかもしれない。

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25年目の弦楽四重奏

2013年07月22日 | 映画

長年カルテットを組んできたグループ「フーガ」だが、結成25年目にしてリーダー格のチェロのピーターが病気で引退を表明する。そのことが他のメンバーに微妙な影響を与え、結束に軋みが出てくる。第2バイオリンのロバートとビオラのジュリエットは夫婦。その娘が第1バイオリンのダニエルと恋仲になってしまったり、ロバートが長年の第2バイオリンとしての屈折した思いをぶちまけたりして、4人の不協和音は増幅していく。演奏するベートーベンの弦楽四重曲第14番が第7楽章まで休みなしで演奏されることによる微妙なチューニングの狂いがそのことを象徴しているかのようだ。今後このカルテットはどうなるのか、ラストは含みを持った結末で終っている。

最近、感性が鈍っているのか、映画を観ても感激がない。ならば音楽で揺さぶってみるかと思って観てみたが、あまり揺さぶられもしなかったのはベートーベンのせい?

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昔の神戸

2013年07月19日 | 散歩

長田区にある「神戸アーカイブ写真館」で開かれている「六甲歴史散歩」展を観に行った。

 

統合されて廃校になった双葉小学校の3階の講堂が会場になっている。六甲山に関するものが多く、今と比較して観てみるとおもしろい

 

今回の展示以外にもここには、膨大な数の昔の神戸の写真をデジタル化した労作を観ることができ、時間を忘れて見入ってしまう。時間が足らないので再訪してじっくり観てみたい。

会場の旧双葉小学校の昔の雰囲気も楽しい

 

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危険がいっぱい妙義山 その2

2013年07月13日 | 山旅

今日は裏妙義を登る。2時間ほど登ったところに、岩場からニョッキリ生えたキノコのような「丁須の頭」という岩があり、そこに登る予定である。

妙義湖の上にある国民宿舎から登り始める。途中何箇所か鎖場を過ぎると炭焼き釜が残っていた

 

2時間ほどで丁須の頭直下に到着。先行は若者3人組

 

丁須の頭の肩のところまで上ると眺めがいい。ノコギリの刃のような表妙義の山並が見える

 

先行の若者3人組は丁須の頭の上までは上らず下りてくる。その後をガイドのSさんが上っていく

まずは途中のテラス状のところまで

 

セルフビレイだけで難所に取り付く

 

回り込んだらあとはスルスルとあっという間に頂上に

 

この後男性3人組が先に上って懸垂下降で下りる。

 

いよいよ我々の番。まずはTさんが上る

 

この後私が続く。テラスまではいいのだが、その後の取り付きのところが最大の難関。もちろん上でSさんが確保して引っ張ってくれるが、私も何もせずにぶら下がっているわけではないので渾身の力で岩に取り付く。上から鎖が一本下がっているのだが、それに掴まると体が振られる恐れがあるのでSさんからは「岩をつかめ」との声がかかる。しかしなかなか適当なところにつかめる岩がない。足で踏ん張って上へ伸び上がればいいのだがこれがなかなかしんどい。

人生でこんなに力を入れたことがないくらい腕にも足にも力を入れてなんとか伸び上がり、手がかりの岩をつかむ。「ファイト!一発」の世界である。なんとか頂上到着。上は畳2畳ほどの広さ。しっかりした確保用の金具が埋め込まれているのでSさんがそれに繋いでくれて、やっと立ち上がって周りを見回す。ものすごい高度感だが写真では全く伝わらないのが残念。長くいたらお尻がムズムズしてきそうだ。

赤岩方面。興奮して指が入っている

 

下りにかかるがやはり下りの方が大変だ。ロープで下ろしてもらうが岩から体が離れてしまい、左右に振られ岩に体がぶつかる。結局肩に少し擦過傷ができるがなんとか安全地帯までおりてくる。

あとはSさんがスルスルと懸垂下降で下りてロープを回収

 

 丁須の頭の直下まで下ろしてもらって最後にSさんが下りてくる。あのT状の台の上に上ったなんて!あらためて見上げる

 

あとは出発点に戻るだけ、最後の難所を慎重に下るTさん

 

15時前に国民宿舎に到着。お風呂に入って汗を流す。肩の傷がひりひりするが、なんともいえない達成感、爽快感、高揚感である。

今回も無事に下山できて感謝。岩登りずぶの素人の私をあんなところにまで登らせてくれたSさんに大感謝!

 

 

 

 

 

 

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危険がいっぱい妙義山 その1

2013年07月12日 | 山旅

梅雨も明けて夏山シーズン到来。まずは群馬県の妙義山に行ってきた。妙義山はいくつかのピークをもつ山の総称で、高いところでも1100Mほどの標高の山だが、その尖った山並は他の山とは全く違う山容を見せている。

昭文社の登山地図でも「危」マークやら「死亡事故あり」の標記がいっぱい。YouTubeの映像もなにやら怖ろしげなところなので、私とは無縁と思っていたのだが、今回縁あって山岳ガイドのSさんのお誘いがあって、思い切って出かけることにした。

今日はまず表妙義に登る。妙高神社で無事を祈願して上り始める。鎖場をまずはガイドのSさんが行く。ここは確保なしであとの3人も続く

 

これはかなり切り立った壁。ここは確保してもらって下る。上に小さく見えるのはメンバーのTさん。

 

見晴付近から金洞山方面を望む

 

予定では金洞山まで行くはずだったが、暑さで予定どおりには進まず、ホッキリから下って駐車場まで戻って本日は終了。

YouTubeで見る映像は難所ばかりを集めて編集してあるが、実際登ってみると普通の縦走路歩きもあり、思ったほどの怖さではなかった。もちろんSさんにしっかり確保してもらっている安心感があってのことだが。

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行者尾根から摩耶山

2013年07月08日 | ちょっと裏山

週末の山行きの足慣らしで摩耶山に上ろうと家を出たものの、登山口にたどり着く前のアスファルト道歩きですでに汗がしたたる。やっと行者尾根を上り始めるとさらに大量の汗が噴出し、足取りも重い。水をがぶ飲みしてなんとか天狗道に出て摩耶山に到着。

自然観察園のアジサイ池付近はアジサイが満開

 

こんなもののぶら下がっている

 

真っ白なアジサイもなかなかきれいなものだ

 

こんな大きな花も

 

六甲山系はキノコの種類が豊富だとか

 

 

 

象の鼻か頭の取れたワニか

 

コンクリートが乾いてなくても散歩するわん

 

住宅地まで下りてくると夏らしい花が満開だった

 

今日は結局2Lくらい水を飲んだ。真夏の低山歩きはなかなか大変だ

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ブームに乗ってみました

2013年07月03日 | 食いしん坊

巷では今、パンケーキがブームとか。というわけで年甲斐もなく乗ってみた。私好みのキャラメルソースがけ。さすがに途中から胸焼けがして完食はできず少し残してしまった。

もちろんこれはこれでおいしかったのだが、子供の頃に食べたバターとシロップだけの単純なホットケーキの方がおいしかったように思えてならないのはなぜだろう。

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